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ワイン職人に聞く、10の質問【第27回】バレンシソ(スペイン・リオハ地方)

ワイン職人に聞く、10の質問【第27回】バレンシソ(スペイン・リオハ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第27回 バレンシソ(スペイン・リオハ地方) /オーナー ルイス・ヴァレンティンさん

1998年創立、まだ21年目と歴史は浅いながら、専門誌「リオハのお買い得10傑」に選出されるなどその類稀なクオリティに注目が集まっています。

バレンシソにしか造れない、独創性あふれるリオハ。そのスタイルを貫く哲学は一体どんなものなのか・・・それでは今週もメルマガ誌上一問一答インタヴュー、始めましょう!

Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒随分若い頃から、ワイン造りに対してのパッションを持っていたんだ。
その土地ならではの個性をそのまま表現し、ボトルの中に閉じ込めて世界中に発信できることはとてもエキサイティングだと思った。しかもそれで沢山の人を喜ばせることが出来るなんて、最高の仕事だよ。

Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒僕は一番幸せに感じるのは、世界中の人が自分のワインを飲んでくれて、自分たちのやってきた仕事がダイレクトなメッセージとして伝わるとき。全ての努力・工夫・苦心が、喜びの言葉となって還ってくる・・・素晴らしいことだよ。

Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒たぶん全ての造り手が同じことを言うと思うんだけど、自分たちにはどうにもできないほどの悪天候や天災に見舞われた時。ワイン造りは本当に天候に大きく左右されるのに・・・どうにもできない。

Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒ひたすら、畑で熱心に働くこと、だね。畑での仕事に手を抜くと、どんなに素晴らしい畑を持っていてもクオリティの高いワインは決して造れない。ワインの出来は、畑の中で既に決まっているんだ。

Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒果実味が表情豊かで、タンニンが綺麗、そして酸のバランスが完璧なワイン。

Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒僕の30歳の誕生日に妻が用意してくれた『シャトー・ムートン・ロートシルト  1981年』。まだ若かったその頃・・・妻が特別なワインを用意してくれたことに感激して、本当に忘れられない思い出になっているよ。

Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒僕のリオハ・レセルバに合うのはね、世界中全てのお母さんが造る、我が家オリジナルのおいしいシチュー料理だよ 笑

Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒カナリア諸島(*北西アフリカ沖に位置するスペインの群島)だね!テイデ火山で有名なこの島、100%火山灰の特殊な土壌で、ブドウを育ててみたいんだ。

Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒「香りで輝く、アロマに厚みのあるワイン」。
テンプラニーリョと言う品種を、フレッシュでエレガント、そしてデリケートに表現したいと思っているよ。

Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒世界中の色々なワインを、出来るだけ多く試してみて欲しい。飲み、考え、そして発見する・・・それが、ワインの魅力だ!

以上、今週の『ワイン職人に聞く、10の質問』如何でしたか?
カナリア諸島でワイン造りをしてみたい・・・「風も動かない」と大瀧詠一さんが歌ったこの島、一体、どんなワインが産まれるのでしょうね。

他に比類なき、新時代を切り開く最新スタイルのリオハ。スペインの伝統産地としてパブリックイメージが確立している感のあるこの地域で、自らの目指す理想のスタイル「香りで輝くワイン」を追求するバレンシソ、是非とも皆さんに知って戴きたいワイン生産者です!!

それではこの生産者から僕のお薦めの1本を。11年熟成のリオハ・レセルバ・・・・今こそ体験してみてください!

『バレンシソ リオハ・レセルバ 』
・スペイン リオハ産 赤ワイン
・ブドウ品種:テンプラニーリョ100%
・熟成:フレンチオークのバリック19ヶ月 &コンクリートタンク13ヶ月

バレンシソ リオハレセルバ ご自宅でもっとおいしく楽しむには・・・?店長の実飲レポート】

≪テイスティングコメント≫
ひとことで書けば「“フアン・ヒル シルバー・ラベル”などの延長線上にある濃密系スペイン赤」開けたての段階から、ブラックチェリー、プラムなど甘さのある黒系果実の完熟した印象が。12年の熟成を経ていることが信じられないほどの若々しさが、ワインの「強さ」を証明しています。そしてリオハの熟成もので良く出会う「行き過ぎたバニラ香」はなく、程よいスパイス&ハーブの抜け感がワインを重たく感じさせません。

どっしり重心を感じさせながらも口当たりは実にシルキー、タンニンは細やかにこなれており、丁度良い酸が重たさを拭い去ってくれています。時間が経つごとに柔らかに、甘く。目を閉じて12年の時に思いを馳せながら、どっぷりとワインに浸ってください。

≪抜栓時間≫
抜栓し、グラスに注いでまず驚くのがその果実感のフレッシュさ。開けたてから十分に果実味が開いていますが、2時間ほどたつと甘やかな印象が一気に花開きます。事前抜栓しておかなくても良いですが、出来れば90分-2時間前にコルクを抜いておいてください。

≪温度設定≫
全体の輪郭を整えるように、ほんの少しだけ温度を下げるイメージです。きれいな酸を楽しむのに、冷蔵庫で30分、またはアイスバケツで5分くらい冷やしてください。非常にエレガントに、爽やかな酸が立ち上がってきますよ。

≪ワイングラスのチョイス≫
かなり密度が濃く凝縮したスタイルのワインですので、その濃密さを堪能するにはボルドータイプ(口細のもの)が良いと思います。ブラックフルーツが色々、ギュギュギュギュ!!っと詰まったような味わいを存分にお楽しみください。ブルゴーニュ型のグラスなどだと、やや酸が前に出過ぎるかな・・・という印象でした。

≪3,000円台前半のお手頃価格でワインを樽熟成させることの意味がしっかりと腹に落ちる1本・・・おすすめです。≫

『バレンシソ リオハ・レセルバ 』
・スペイン リオハ産 赤ワイン
・ブドウ品種:テンプラニーリョ100%
熟成:フレンチオークのバリック19ヶ月 &コンクリートタンク13ヶ月
 
≪赤の存在感に隠れがちですが・・・じつはあるんです、リオハの白。ここでもバレンシソならではの個性が全開。≫
・スペイン リオハ産 白ワイン
・ブドウ品種:ヴィウラ70%、ガルナッチャ・ブラン30%
・熟成:バリック8ヶ月 新樽比率1/3

 

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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