お店でワインをどう選ぶべきか その3

お店でワインをどう選ぶべきか その3

「お店でワインをどう選び、オーダーするか」の話。 前回からはまず第一歩として、こんなお店を仮設定してワイン選びを体験して戴いています。

お店の名前は『Wine Bistro 30』
ワインの品揃えが特別豊富なわけではないですが、グラススパークリングワインが1種類、赤白3数種類ずつがグラスで楽しめるスタイル。 近所に住む人が気楽に、カジュアルな食事を楽しむようなお店です。

そして前回は、まずはスパークリングワインのグラスか、または赤白の一番低価格のものからオーダーしてみる。 その上でおいしいと思えるワインが出てきたら、1杯目を基準として自分の好みを伝えてみましょう」というところまでいきました。 「もうちょっと渋いやつを・・・」とか、「もっと辛口のものを」などの伝え方で十分です。

ここであなたの好みをしっかりと汲み取ってより適切なグラスワインを提案してくれたなら、そのお店は本当に素晴らしいお店。 地元で飲むときに愛用すべき、本当に貴重なお店ですよね。

さて、それでは次に訪問した時のケースです。 今度は友達も含めて4人で訪問しましたので、ワインリストからボトルワインを選ぶことになりました。 このお店のボトルワインは赤白合わせて20種類強、価格帯は下が4,000円弱から上は15,000円位までと、10,000円程の幅があります。 ワインを丁寧に選んでいるお店らしく1本1本に丁寧な説明が付いている分、却ってどれも飲んでみたくなって迷ってしまう・・・なんていうこと、ありますよね。

さて、ワインリストから選ぶ時の手順は、
・まず、飲みたい本数を決める
・ワインのタイプを決める
ここで「4人で白赤1本ずつ飲みたい」「赤1本で通したい」などを決めることからスタートです。

その後、ワインに支払える予算とその日に食べる料理から消去法的に選んでいく、というのが一番スムースに選べます。
ここで迷って選べないときは、お店の方に予算をきちんと伝えて、その日オーダーした料理に合わせてお任せすればそれでOKです。

特に予算感を堂々と伝えるのはとても大事。 どんな高級レストランでも、予算通りに選んでもらえます。 さすがにリストの最低価格帯以下の予算は伝えても難しいかと思いますが・・・) 大切な人を招待した時にワインのお値段を知られたくないときは、ワインリストでじぶんの予算に近い価格帯のものを指さして「このくらいの価格で選んでください」と伝えましょう。

とにかくワインをお店で飲むときには、気張らず、無理せず、恥ずかしがらず、格好付けすぎず・・・ 何でも気軽にソムリエに相談してみるくらい肩の力を抜くと良いと思います。 ソムリエは、高いワインを売りつけようとするあなたの敵ではありませんからね 笑

それでは今日はこのあたりで。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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