スペアリブとイタリア赤の“じんわり系マリアージュ”
今回レシピを考えて戴いたワインは、イタリアのワイン名産地トスカーナ州より、
世界一有名な赤ワイン用ブドウ品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」を100%使用した1本。
このワイン、カベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤ワインと聞くと非常にパワフルで渋~い味わいを想像するかもしれませんが、
実はちょっとスタイルの違うタイプ。
「渋味よりも旨味」という、じんわり、ゆっくりと美味しさが広がってくるタイプです。
こういった赤ワインには、肉料理でもあまりソースの強すぎないものが合いそうだな・・・と思っていたら、
行正さんの提案してくださったレシピは“あっさりしていながら、素材の旨味を十分に引き出した肉料理”でした。
スペアリブをすし酢やナンプラーといった調味料でさっぱりと調理し、
肉のジューシィさをしっかり楽しめる味付けに。
ここに赤ワインの果実味・旨味が重なることで旨味は更に深く。広く。
まさに「じんわり系マリアージュ」の誕生です!
ワインが“ひと味、ふた味を加える”という調味料的な組み合わせ。
是非是非、お試しください!!
このコーナーにレシピをご提供いただいている行正り香さんが、
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≪行正り香さんがお薦めする、スペアリブのあっさり煮≫
<調理時間目安:圧力鍋60分/普通の鍋で3時間強>
<材料(4人分)>
スペアリブ 1キロ
塩 小さじ1
ナンプラー 大さじ3
すし酢 大さじ1
砂糖 大さじ2
にんにく 1かけ
酒または白ワイン 1/2カップ
水 4カップ
黒こしょう たっぷり
オリーブオイル 小さじ1
大根 15cmほど
お好みでごはん 適宜
ルッコラ、シャンツァイ、ネギなどを適宜
<作り方>
1.スペアリブはボウルに入れ、塩、ナンプラー、砂糖と合わせて10分ほどおく。
普通の鍋または圧力鍋に大根以外の残りの材料と一緒に入れる。
大根は皮をむいて2cm幅の半月切りにしておく。
大根は柔らかくなるまで別の鍋でたっぷりのお湯で煮ておく。
2.①普通の鍋の場合・・・水をさらに2カップ足して、コトコト3時間ほど煮る。
肉がほろほろするまで柔らかくなったら火を止め、
大根を加えてそのまま冷ます(こうしている間に肉にうまみが戻る)。
②圧力鍋の場合・・・
大根以外の材料を強火にかけ、圧がかかったら弱火にして25分ほど茹でて、
そのまま圧がぬけるまで待つ。圧力が抜けたら大根を加え、そのまま冷ます。
3.食べる前に、オリーブオイルとたっぷりの黒こしょうをかける。あればルッコラなどのグリーンを彩りに添えて。
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