ワインボキャブラ天国【第9回】「本物の、確かな、真正の」英:authentic 仏:authentique

ワインボキャブラ天国【第9回】「本物の、確かな、真正の」英:authentic 仏:authentique

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。
このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです!

取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英語、フランス語で紹介し、簡単に読み方もカタカナで付けておきますね。
英仏語まで必要ないよー、という方も、いつかワイン産地・生産者を訪れた時に役に立つかもしれませんから参考までに!!

 
ということで今回ご紹介する言葉は・・・
 

「本物の、確かな、真正の」
英:authentic
仏:authentique (形容詞:発音は「オウセンティーク」)

 

例えば「オーセンティック・バー」と言いますと、蝶ネクタイをしたバーテンダーさんがカクテルシェイカーを振っていて、後ろにはシングル・モルトの希少品がずらり・・・というような、所謂クラシック・伝統的なスタイルのバーですよね。

ワインの表現でこの言葉を使うときは「クラシックな」というニュアンスよりもそのブドウ品種や地域の特性が正しく出た」というニュアンスで使うこと多いかと思います。このワインは○○地域で○○種100%を使って造ったワインの典型的なスタイルが正しく出ているな、という時にこの表現をすると良いかな、と思います。

Firadis WINE CLUBではワインを選定する際にこの「オーセンティックな=真正のスタイルかどうか」を結構大事にしています。お客さま皆さんに、その土地のテロワールとブドウ品種を使ってワインを造ると、本来こういう香り・味わいになるのだ、というところを正しく知って戴きたいからです。
勿論、ただその場所の特徴が出ているだけではダメで、そもそも「おいしい」が一番大切な選定条件ですけどね。

Firadisセレクトのワインで、各国・各産地、各ブドウ品種の「真正の」個性を楽しんでいただければと思います!

それでは今週はこのへんで。
今日、あなたの表現するワインの世界が少し広がりました!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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