ワインペアリング奮闘記 第54回 「ミュスカデ・クロ・デュ・フェール」
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旨い!和食にぴったり本格ミュスカデのペアリング
このコーナーは
コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。
■失敗してもやり直しできませんので、
■家庭の料理なので、
■子供に乳製品アレルギーがあるため、チーズやクリーム、
今回のお題は『ドメーヌ・ダヴィッド・エ・デュヴァレ ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー クロ・デュ・フェール』です。
・・・名前が長い!ということで、以降『クロ・デュ・フェール』
ドメーヌ・ダヴィッド・エ・デュヴァレのミュスカデ『
合わせるお料理も変わってくるのでしょうか?
テイスティング:
グラスに注ぐとグリーンがかった淡いイエロー。
香りはとてもフレッシュな青りんごや洋ナシに、ライム、メロン。
口に含むと、フレッシュなグレープフルーツや、青リンゴ。
特徴的なのは、酵母感、そしてごく微かな発泡感。
中盤からはしっかりとしたアミノ酸の旨味、そして塩味(えんみ)
この中盤の強さは『バルボワール』
後半までしっかりと旨味が続いた後、オレンジピールのような、
素晴らしいですね!テロワールを想像しながら楽しめて、
「ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー」
さて、合わせる料理ですね。
基本的に合わせるべき料理の傾向は、『バルボワール』
メインはさっぱりとした白身の食材、
両者の違いを比較すると、今回の『クロ・デュ・フェール』
まっさきに思い浮んだのはシンプルな「焼き魚」。
と言うわけで今回は『真鯛の塩焼き』に決定しました!
料理レシピ:
用意したのは天然真鯛の切り身。しっかり目に塩を振ってから、
スダチとキュウリのスライスを盛り付けて完成です。
ペアリングレポート:
ふっくらと焼きあがった真鯛は、
ここに『クロ・デュ・フェール』を流し込むと、
前半は爽やかな柑橘系アロマが、
そして中盤からのワインの塩味(えんみ)、ミネラルの要素が、
焼き魚とミュスカデ、
もちろん付け合わせのキュウリを一緒に頬張ってもまた美味しい。
『クロ・デュ・フェール』
如何でしたか?
シンプルな焼き魚に、難なく寄り添ってくれたミュスカデ『クロ・
癖も無く、合わせられる料理の幅は広いと思いますので、いつでも
それでは、次回もお楽しみに!(西岡)
今回のペアリングワイン:
『ドメーヌ・ダヴィッド・エ・デュヴァレ
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー クロ・デュ・フェール 2018年』
(フランス /ロワール地方ミュスカデ産白ワイン
ブドウ品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ種100% 熟成:ステンレスタンクで澱とともに10か月)
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