ワインペアリング奮闘記 第111回 シャトー・ベルヴュー・ラ・ランデ ボルドー × 生姜焼き

ワインペアリング奮闘記 第111回 シャトー・ベルヴュー・ラ・ランデ ボルドー × 生姜焼き

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第111回

ちょっとした工夫でワインとの相性倍増レシピ
 
このコーナーはフィラディスの「お料理好き」スタッフ西岡が、毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。コラムの性質上下記について、ご容赦いただいております。
 
■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。
■子供に乳製品アレルギーがあるため、チーズやクリーム、ミルクなど乳製品不使用です。

今回の課題はシャトー・ベルヴュー・ラ・ランデ ボルドー』です。 フィラディスが長く取り扱っている優良プチシャトー。品種はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが45%ずつ、残りの10%がカベルネ・フランのボルドー・ブレンドです。

シャトー・ベルヴュー・ラ・ランデ ボルドー(仏ボルドー産赤750ml)
 
テイスティング
 
グラスに注ぐと、色調は落ち着きのある、黒みがかったレッド。
香りは熟したカシス、赤や黒のベリー、針葉樹、シナモン、タバコ。
口当たりは滑らかで、熟した甘やかな果実が広がった後、穏やかな酸味が現れます。
タンニンはやや厚みがありますが、細かく溶け込んだ印象。
飲み込んだ後にはアルコールのボリューム感をしっかりと感じました。
鼻に抜ける清涼感と、アフターに続いていくシガーのようなフレーヴァが心地よいです。

全体としてスタイリッシュさと親しみやすさのバランス取れていて、飲みやすく食事に合わせやすい印象のボルドー赤ワインですね。
合わせる料理
 
『生姜焼き』
バリュー・ボルドーの部類に入ってくる赤ワインなので、普段の食事に寄り添ったペアリングを提案したいと思います。
程よいボリューム感、角の取れたタンニン、すっと背筋の伸びるスタイリッシュさで、優しさと繊細さのある和食には合わせやすいでしょう。
生姜のフレーヴァーは、清涼感のあるボルドー赤ワインとも相性が良いはず。
今回は絡めるタレに一工夫をして、ワンランク上のペアリングに挑戦します。
 
豚肉は肩ロース薄切りを使用。軽く薄力粉を振ります。
タレは、生姜の絞り汁、砂糖、醤油、みりん、酒・・・そして、
ワインとの相性を高める一工夫、ケチャップと赤ワインをスプーン一杯ずつ加えます。
豚肉と玉ねぎの薄切りをフライパンで色づく程度に炒めたら、タレを流し入れます。
ある程度煮詰まってタレがよく絡まったら、完成です!

生姜焼きとボルドー赤ワイン

このタレを使うと、少し赤っぽい生姜焼きに仕上がります。キャベツの千切りもワインに合わせて紫キャベツをセレクト。こんなふうに色調を合わせてあげると、普段の生姜焼きも、赤ワインに似つかわしい立派なご馳走に見えますよね。

ペアリングレポート

 

【総合評価】 星5つ:★★★★★ 相乗効果アリ!

【評価ポイント】
○強すぎないボルドーと、優しさのある和食のボリュームバランスが丁度良い
○角の取れたタンニンと、豚肉の柔らかい食感が調和
○果実味のあるコクの強いソースが、赤ワインのジューシーさを増幅

最近星5つが多くて、ちょっと採点が甘いのかなとも思ったのですが、ここは素直に感じたままに。
このくらいのクラスのボルドー赤ワインのボリューム感、そして親しみやすさは、生姜焼きにぴったりですね。
簡単にできて、満足感の高いペアリングです。是非お試しください。
それでは次回もお楽しみに!(西岡)

 

今回のペアリングワイン
 
このコラムのライター

J.S.A.認定ワインエキスパート 西岡 卓哉 本業はフィラディスワインクラブのウェブデザイナー

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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