「ゲヴュルツトラミネール種について」 ワインはじめて講座
- 2019.12.28
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- イタリア, カリフォルニア, ゲヴュルツトラミネール, ソムリエ, テイスティング, トラミン, ピノ・グリージョ, フランス, 価格, 写真, 香り
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、白ブドウ6品種目は『ゲヴュルツトラミネール』。
白ブドウ品種の中でも「個性的」という点でずば抜けた品種をご紹介していきます。
何がずば抜けて個性的かというと・・・そのあたりは、次回以降で明らかになっていきますよ!
まずは品種名の由来や主要産地からご紹介していきましょう。
“ゲヴュルツ”はドイツ語を語源とし「芳しい」「香辛料のスパイシーな香りがする」等の意味。
“トラミネール”は、その名のまま「トラミナー」というブドウ品種が存在します。
つまりこれら2つの言葉が繋がった「より香りが芳しいトラミナー」という名前の品種です。
写真を見て戴ければわかるかと思いますが、この品種も『ピノ・グリージョ』と同様に中間色、ピンク色の果皮のブドウです。
この品種の主な産地として最も知られているのは、フランス北部のアルザス地方及びドイツ、オーストリア。
ですが実はこの「ゲヴュルツトラミネール」という品種の故郷は、北イタリア「トレンティーノ・アルト・アディジェ州」にある『トラミン』村です。
この村の名前『トラミン』に、『トラミネール』という名前が由来しているんですね。
近年この品種は人気が高まっており、世界各国で栽培されるようになってきました。
カリフォルニアやオーストラリア、チリなどでも栽培され、最近は非常にお手頃な価格帯の『ゲヴュルツ』も出回っていますよ。
まずは1本、フィラディスからお薦めをご紹介しておきますね。
さて、次回も引き続き『ゲヴュルツトラミネール』種について。
いよいよその「個性」のポイントに迫っていきたいと思います。
何といってもこの品種は多くのワインプロフェッショナルが「ワイン好きが最初に“この品種だけは結構嗅ぎ分けられる!”と思う品種」。
テイスティングに自信を付けるのにももってこいの、分かりやすさがあるんです。
次回、詳しく紹介しますね。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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