お店でワインをどう選ぶべきか

前回までは4回に渡ってレストランでワインを頼んだ時に付きまとう儀式「ホストテイスティング」についてその処し方・こなし方をご紹介したわけですが・・・ 今回からはそれ以前の話・・・「お店でワインをどう選ぶべきか」というところに戻ってみましょうか。 もしかすると、一番皆さんが身に着けたいテクニックはそこかもしれませんよね。

さて、最近はフレンチやイタリアン、スペインバルなど 所謂「やっぱりここではワイン」という業態以外の日本食・中華・エスニック料理のお店でも ワインの品ぞろえに工夫を凝らして力を入れているお店が増えてきました。 「ハウスワイン」と称されるその店がイチ押しで選んだワインを赤白各1種類だけ、というお店では悩む必要がありませんが、今やたいていは複数種のワインを置いているものです。

例えば人気のワインバルのようにグラスワインだけでも赤白各3-5種類あるようなお店で、どうやって飲むべきグラスワイン、自分好みのグラスワインを選ぶのか。 また、非常にたくさんのワインを分厚い本のようなリストにまとめているようなお店で、膨大なチョイスの中からどうやって1本を選び取るべきなのか。 ワインを飲み始めたばかりの頃、僕もこのリストを見て呆然とするような経験を何度もしてきました。

お店の人に対して 「こんなことを聞いて良いものなのか、相談して良いものなのか」とちょっと心配になるところ、 一つ一つ解決していきたいと思います。 まあ基本的には「ソムリエに聞いていけないことなど何もないし、何でも相談して良い」んですけどね。

それでは今回は取り敢えずここまで。

今日は足踏みでしたが・・・明日は1歩、ソムリエに近付きましょう！