【イベントレポート】150名が熱狂!「10人のアルチザン・シャンパーニュを紐解く」プレミアムテイスティングイベント開催レポート
定員いっぱいとなる150名弱のお客様にご来場いただき、会場は熱気に包まれました。
2026年8月24日(月)、アニヴェルセル表参道にて、弊社代表 石田大八郎による新刊書籍『変貌するシャンパンの世界 教養として知るシャンパン革命』の出版を記念した特別なテイスティングイベントを開催いたしました。
当日は、平日の夜にもかかわらず150名弱の皆様にご来場いただき、大盛況のイベントとなりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
イベントの様子と、当日のアンケートで参加者の皆様から特に熱狂的な支持を集めた「人気生産者ランキング」をレポートいたします。
目次
「ブランド」から「テロワール」へ。激動のシャンパーニュを体感する
出版への想いを語る代表の石田
真剣にテロワールの違いをテイスティング
イベントの冒頭、代表の石田よりご来場の皆様へご挨拶をさせていただきました。
長らく巨大な「ブランド(メゾン)」が市場を独占してきたシャンパーニュの世界。しかし現在、自らの畑の個性(テロワール)を表現しようとする小規模な栽培醸造家「RM(レコルタン・マニピュラン)」たちが台頭し、シャンパンの歴史を大きく変える革命が起きています。
フィラディスは創業以来、この「アルチザン(職人)」とも呼べる生産者たちを自らの足で発掘し、日本の皆様にお届けしてきました。
「シャンパーニュといえば、フィラディス。」
そう評価していただけるようになったインポーターとして、この激動の変貌を遂げるシャンパーニュの面白さを書籍という形で、そしてこのイベントを通して伝えられたことに、石田自身も非常に感慨深い様子でした。
会場には、厳しい基準を満たした10のアルチザン生産者による、個性豊かな32アイテムが集結。「何を飲もうか迷ってしまう」「村や区画ごとの違いがはっきりと分かって感動した」と、皆様それぞれにシャンパーニュの奥深さと多様性を存分に堪能していただきました。
参加者が選んだ!高評価アルチザン生産者 ランキング
今回は、WEB上のワインリストを使って皆様に「星(5段階評価)」やコメントをご入力いただきました。32種類という圧倒的なラインナップの中から、特に高い評価を獲得し、皆様からの熱いコメントが殺到した「生産者」をランキング形式で発表いたします!
※人気の高かったキュヴェには、当日のアイテム平均評価(★)を記載しています。
Pierre Paillard(ピエール・パイヤール)
アンケートで★5が続出!「この日のベスト」「一番のお気に入り」の声が多数。
・Ambonnay Grand Cru 2020
・Verzenay Grand Cru 2020
【まずはこちら!スタンダードキュヴェ】
・Les Parcelles NV(レ・パルセル)
堂々の第1位は、ピエール・パイヤール!本拠地であるグラン・クリュ「ブジー」に深く根差し、ピノ・ノワールの力強さの中に、村では例外的に高いシャルドネ比率(ドメーヌ全体で3割以上)を保つことで、フレッシュさとエレガンスをもたらす独自のスタイルを築き上げています。
近年はさらに品質の探求を深め、2018年からは微量の酸素透過を目的に100%オーク樽発酵・熟成への切り替えを実施。さらに、トップキュヴェやミレジムには瓶内二次発酵の打栓に王冠ではなくコルクを採用。手作業による多大な労力をかけながらも、より緻密で滑らかな泡のテクスチャーと表現力豊かなシャンパーニュを生み出しています。
【なぜブジーのスペシャリストが他の村を造るのか?】
今回のイベントで絶賛を集めた「アンボネイ」と「ヴェルズネイ」は、彼らが2018年に始動した「モンターニュ・ド・ランス プロジェクト」から生まれた特別なキュヴェです。ブジーにとどまらず、同じモンターニュ・ド・ランス地区にある偉大なピノ・ノワールの産地が持つ多面的な魅力を探求するため、樹齢50年以上(中には120年超えも!)の最良の古樹区画を持つ栽培家と契約。自社畑と同等の厳格な管理と醸造を施すことで、それぞれの村のテロワールの違いを完璧に表現し、見事に王者の風格を見せつけました。
「うまみを感じる味わいで、一番のお気に入りでした。」(60代以上・男性)
「この日のベストのブランドノワール。丁寧な作り、ブドウの旨さを感じます。」(50代・男性)
「Verzenayならではの酸とミネラルがPNを引き立てて飲み飽きない。今飲んでも美味しいが、熟成した状態でも味わいたい。」(50代・女性)
「アンボネイと同様に素晴らしい味わいで個性もあり、相当なお気に入りでした。」(60代以上・男性)
Chartogne Taillet(シャルトーニュ・タイエ)
特別なキュヴェ『オール・セリ』に「極上」「かなりのお気に入り」と大絶賛。
・Hors Serie 2020(オール・セリ)
・Cuvee Les Couarres 2020(キュヴェ・レ・クアール)
【まずはこちら!スタンダードキュヴェ】
・Cuvee Sainte Anne NV(キュヴェ・サンタンヌ)
第2位は、新刊書籍の中でも「RM革命」の重要な生産者として語られているシャルトーニュ・タイエ。本拠地メルフィではなく、グラン・クリュであるアヴィーズのテロワールを表現した特別キュヴェ『オール・セリ』の持つ、塩味を伴う強烈なミネラリティと複雑味に、皆様驚きを隠せない様子でした。
「アヴィズの強さを感じます。旨みを表現している気がします。酸が気持ちよく、かなりのお気に入り。」(50代・男性 / 60代以上・男性)
「非常に美味しいです。ドサージュ少なくドライな味わいの中にモカなどの複雑味があります。」(20代・男性)
「ふくよかで奥行きがありながら、スッキリとした飲み心地」(50代・女性)
Dhondt Grellet(ドント・グルレ)
「これが1番」「深い余韻、完璧なバランス」と、プロ顔負けのコメントが集結。
・Cramant Blanc de Blancs NV
・Roc Solare Sezannais NV
【まずはこちら!スタンダードキュヴェ】
・Roc Solare Sezannais NV(ロック・ソラーレ セザネ)
若きスター、アドリアンが手掛けるドント・グルレが第3位。コート・ド・セザンヌの恵みを表現した『ロック・ソラーレ』から、ポテンシャルを極限まで引き出した贅沢な『クラマン』まで。ブルゴーニュ的なアプローチによる完熟ブドウと鋭いミネラルの完璧な調和が、多くの方の心を掴みました。
「素晴らしい!深い余韻、葡萄の凝縮感にしっかりとした樽香。クラマンらしいクリーミーさ。」(50代・女性)
「これが1番でした。おススメです。」(50代・男性)
「ドントグルレのシャンパーニュは全体的に美味しいです。果実味と酸の共存が素晴らしいです。」(20代・男性)
Jean Louis Vergnon(ジャン・ルイ・ヴェルニョン)
メニル・シュール・オジェの鋭い酸とミネラルを活かしつつ、完熟ブドウの力で「若いうちから楽しめる」スタイル。マロラクティック発酵を行わないクリアさと、シャープな“塩気”の共存に、「シャルドネ好きはどうしても憧れてしまう」と玄人を唸らせました。
「香り、味わい、酸の高さどれも素晴らしいです。熟成ポテンシャルの高さを感じました。」(20代・男性)
Doyard(ドワイヤール)

長い瓶熟成と、あえて低く抑えたガス圧による究極のハーモニー。エレガンスを追求した感動的な品質に、「丁寧に作られている育ちの良さを感じる」と、じっくりとワインに向き合う方々から高い評価を獲得しました。
「この日のベスト ブランドブラン。味わい、香りが深いだけでなく、ミネラルも感じる」(50代・男性)
Lacourte Godbillon(ラクルト・ゴドビヨン)
エキュイユ村の宝石。「砂質」と「粘土・チョーク質」の土壌の違いを体感
「スタッフの解説で区画ごとの違いが分かり、楽しめた」という素晴らしい体験の声。
・Parcellaire Chaillots 2017(シャイヨ:砂質土壌)
・Parcellaire Mont Ame Migerats 2017(ミジュラ:粘土・チョーク質土壌)
【まずはこちら!スタンダードキュヴェ】
・Terroirs d’Ecueil NV(テロワール・デキュイユ)
同じ村、同じヴィンテージ、同じピノ・ノワール100%でありながら、「土壌(テロワール)」が違うだけでこれほどまでに味わいが変わるのか。それを明確に証明してくれたのがラクルト・ゴドビヨンでした。単なる評価だけでなく、「シャンパーニュを知る楽しさ」を味わえたという声が寄せられたため、特別賞として選出いたしました。
「砂質土壌(シャイヨ)ならではの滑らかさと口当たりの良さが魅力。スタッフさんの解説のお陰でNo.5(ミジュラ)と飲み比べられて、より土壌由来のミネラル感の違いが分かり楽しめた。」(50代・女性)
「透明感のある美しさで、ミネラルを感じる素晴らしい味わい。」(60代以上・男性)
シャンパンを「教養」として知るための一冊
『変貌するシャンパンの世界 教養として知るシャンパン革命』
著者:石田大八朗(株式会社フィラディス CEO)
今回のイベントで皆様にご体感いただいた、シャンパーニュの「今」が詰まった一冊です。
長らく少数の巨大メゾンが「ブランド」として市場を支配し、均一な味が求められてきたシャンパン産業。それが今、自らの畑の価値を取り戻そうとするRM(レコルタン・マニピュラン)たちの情熱によって、村や畑の個性を語る「テロワール」の時代へと歴史的な変貌を遂げています。
世界中の産地を歩き、造り手たちと直接言葉を交わし続けてきたインポーターだからこそ語れる、単なるワインの解説を超えた「教養」としてのシャンパーニュ論。本書を読めば、グラスに注がれた一杯の背景にある壮大なドラマが見えてくるはずです。
次回開催に向けて
今回の「10人のアルチザン・シャンパーニュを紐解く」イベント、皆様のシャンパーニュに対する深い愛情と熱量のおかげで、素晴らしい時間を共有することができました。改めまして、ご来場いただいた皆様、そして素晴らしいワインを届けてくれたアルチザンたちに心より感謝申し上げます。



フィラディスはこれからも、ただ美味しいワインをお届けするだけでなく、その背後にある「土地の物語」や「造り手の情熱」に触れられるような、心躍るワイン体験をご提供してまいります。
今後のFiradis WINE CLUBのイベントにも、ぜひご期待ください!
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