ワインペアリング奮闘記 第65回 「セバスチャン・クリストフ シャブリ」
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簡単お手軽にシャブリとのマリアージュを楽しもう!
このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。
コラムの性質上下記について、ご容赦いただいております。
■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。
■うちの子に乳製品アレルギーがあるため、チーズやクリーム、ミルクなど乳製品不使用です。
さて、今回のお題は『セバスチャン・クリストフ シャブリ』です。
レシピ:
フライパンにオリーブオイル、微塵切りニンニクと鷹の爪を入れ、中火で温めます。
ニンニクがきつね色になったら、砂抜きしたアサリ、白ワイン、イタリアン・パセリを加え蓋をして蒸します。
アサリの口が開き始めたら蓋をあけ、アサリは一旦、別皿に。
塩水で堅めに茹でたスパゲティをフライパンに移し、オリーブオイルを加えてあえます。
味見して、水かゆで汁を加えて塩味と汁気を調整します。
パスタを皿に移し、アサリを盛り付けてイタリアン・パセリを振りかけて出来上がり。
ペアリングレポート:
アサリはやや小粒ですが、ボンゴレと言えばこの出汁。パスタによく吸わせて頂きましょう。
・・・すごいです。調味料は塩しか使っていないのに、このスープのコク。アサリおそるべし!
このボンゴレの余韻がたっぷりと残っているうちに、セバスチャン・クリストフ シャブリを頂きましょう。
はー・・・何とも爽やかなシトラスのアロマが、ボンゴレの磯の風味と混ざり合って心地良いです。
鷹の爪のピリッとした部分も、このシャープ感のある白ワインとなら良いアクセントと思えます。
どんどん食べ合わせていくにつれ、アルデンテに茹でたパスタのプリっと感とシャブリの張りのあるテクスチャとの相性もよく、引き締めのあるミネラル感が、全体の味わいに骨格や芯を与えてくれました。
シンプルな料理なのに、このシャブリを合わせることで、とても贅沢な食事をしているような気分になります。
予想通りですが、アサリとシャブリ、難なくマリアージュです!
如何でしたか?内陸の産地なのに、こんなにシーフードに合うシャブリ、実はこの場所は太古は海だったことが関係しているそうですね。シャブリを飲むたびに、ワインってロマンだなぁ・・・と感じます。(西岡)
今回のペアリングワイン:
セバスチャン・クリストフ シャブリ
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