夏にお薦め、ピリ辛&トマトのイタリアン風おつまみ×ジューシィな北イタリアの赤ワイン!
ワインと料理がぴったり合った時のおいしさは、それぞれを単独で楽しむときの何十倍にもなります。
CLUB30は「ワインと料理のマリアージュ」提案を大切に考えているワインショップ。
選んだワイン1本1本について、料理家行正り香さんと一緒にピッタリ合うお料理を試食しながら考案。
ご自宅で短時間で簡単に作れるオリジナルレシピを、どんどんご提案していきますよ!
今回ご紹介する56皿目のレシピは・・・ちょっとピリ辛、トマトの酸味が食欲をそそる簡単イタリアン風おつまみ、
『タコとパプリカのトマト煮』のご紹介です。
ワインに合う料理として「トマトソースのパスタ」を紹介していることが多いですが、
実はトマトソースに赤ワインをマリアージュさせるのって結構難しいもの。
例えば渋味の強い非常にパワフルな赤ワインを一緒に飲んだら、折角のトマトのフレッシュな酸味・甘味がかき消されてしまいます。
トマトの風味にワインを合わせるのなら、果実のジューシィな甘さに程良い酸味があり、
そして渋味は控えめ、というスタイルのものをお薦めしたいですね。
ということでこの贅沢料理にWINE CLUB30が選ぶ1本は・・・・こちらです!!
★CLUB30がセレクトする、レシピ56のお薦めマリアージュワインはこれ!★
『ジャコモ・グリマルディ ドルチェット・ダルバ』
このワインの産地、北イタリアのピエモンテ州は「バローロ」や「バルバレスコ」など、イタリアを代表する銘酒の産地。
北イタリアでは実はお料理にあまりトマトを使わず、香味野菜と肉から風味を出していくことが多いのですが、
ジューシィで柔らかいフルーツ感のある「ドルチェット・ダルバ」は、トマト系の料理とも相性が良いと思います。
これからの季節だと、トマトに唐辛子を加えたピリ辛風味が食欲をそそります。
この「ピリ辛」も、少し甘さを感じるようなワインと相性の良い要素なんですよね(^u^)
今回のレシピではタコを使用していますが、鶏肉などに置き換えても美味しいレシピです♪
是非、この夏の簡単1品料理として、レパートリーに加えてくださいね。
≪行正り香さんがお薦めする、夏のイタリアンおつまみ『タコとパプリカのトマト煮≫
<調理時間目安:15分>
<材料(2人分)>
タコ 小1パック 200g 斜めそぎ切り(7mm程度)
パプリカ(黄色) 1個
トマト缶 1個
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 1かけ 薄切り
クミンパウダー 小さじ1(またはコリアンダーパウダー 小さじ1)
塩 小さじ2/3
お好みで 唐辛子 1本程度
バジル 6~8枚
オリーブの実 あれば 適宜
<作り方>
1.深さのある蓋つきの鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて、中火で炒める。
ここにクミンパウダーを入れて香りを引き出し、トマト缶、タコ、お好みで唐辛子を加える。
2.蓋をして30分ほど、タコが柔らかくなるまで煮る。
塩を加えて味を見て、最後にバジルを加えたら出来上がり。お好みでオリーブの実を散らす。
パスタと和えてもおいしい。
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