ワイン職人に聞く、10の質問【第29回】ドメーヌ・コルディエ(フランス・ブルゴーニュ地方)
- 2020.03.13
- ワイン職人に聞く、10の質問
- アペラシオン, ヴィエイユ・ヴィーニュ, シャルドネ, テロワール, フランス, ブルゴーニュ, マリアージュ, 写真, 哲学, 樽, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人, 調和
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第29回 ドメーヌ・コルディエ(フランス・ブルゴーニュ地方)/オーナー・醸造家クリストフ・コルディエさん
僕は彼のFacebookページをフォローしているのですが、そこには毎日のように畑の写真・動画ばかり。
そしてコメントはいつも、丹精込めて育てているブドウたちを慈しむような言葉ばかり。
一体、どれだけの時間を畑で過ごしているんだろう?と、見るたびいつも胸が熱くなります。
そして彼が畑で過ごす時間、心の中にはどんな想いがあるのか。
それでは今週もメルマガ誌上一問一答インタヴュー、
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、
⇒子供のころから若い時分まで、
その中で、
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒ロバート・パーカーが『ワイン・アドヴォケイト』で、私を「
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒2003年ヴィンテージ、
とにかく暑い年でね・・・
(*訳注:2003年は欧州が歴史的な猛暑を迎え、
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、
⇒90%は、
ブドウを育てることに最善を尽くし、
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒まず、果実味、酸、
そして、余韻が長く続くことだ。だけど一番大切なことは、
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒オーストリアの「ドメーネ・バッハウ(Domane Wachau)」1959年のリースリング。
Q7:自分のワインと料理、
⇒私の造る全ての白ワインにお薦めの食材だけど、
是非、海老や蟹など、
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、
⇒ハンガリー、トカイで甘口の造りに携わってみたいね。
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒『テロワールは、自分の願うままにはならない』
畑での膨大な量の手仕事、
ワイン造りは全ての工程において、
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、
⇒私が目指すこと、それは自分のワインで産地・
クリストフさんのインタヴューは以上です。今週の『
彼は年齢的には決してベテランの域には達していません。
彼が情熱を注ぎ、
≪この生産者では最もお手頃なエントリーレンジですが、その実力派ぶりがはっきりと分かります!≫
・ブドウ品種:シャルドネ100%
・熟成:フードル(木製樽)8カ月熟成
・ブドウ品種シャルドネ100%
・熟成:350L特注バリック6ヶ月 新樽比率6%
・ブドウ品種:シャルドネ100%
・熟成:フードル16ヶ月熟成 新樽比率33%
・ブドウ品種:シャルドネ 100%
・熟成:350L特注バリック11ヶ月熟成)
・ブドウ品種:シャルドネ100%
・熟成:350リットルの特注バリックで12か月&
・ブドウ品種:シャルドネ100%
・熟成:350リットルの特注バリックで12か月熟成
-
前の記事
ワイン職人に聞く、10の質問【第28回】ヴェスリ(オーストリア・カンプタル地方) 2020.03.07
-
次の記事
ワイン職人に聞く、10の質問【第30回】ヴィノジア(イタリア・カンパーニャ州&プーリア州) 2020.03.19