ワインペアリング奮闘記 第58回 「シャトー・スオウ・ボルドー・ブラン」
- 2020.07.30
- ワインペアリング奮闘記
- シャトー・スオウ, セミヨン, ソーヴィニヨン・ブラン, テイスティング, フランス, ペアリング, ボルドー, マリアージュ, レシピ, 白ワイン, 赤ワイン, 香り
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第58回
バランスで魅せるボルドー白のペアリング
このコーナーは
コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。
■失敗してもやり直しできませんので、
■家庭の料理なので、
■子供に乳製品アレルギーがあるため、チーズやクリーム、
さて今回のお題は『シャトー・スオウ・ボルドー・ブラン』です。
ボルドーといえば赤ワインに注目が行きがちですが、
赤ワインと同じく、
この『シャトー・スオウ・ボルドー・ブラン』
色調は淡い、グリーンがかったイエロー。
香りはグレープフルーツからフレッシュな青リンゴ、洋ナシ。
味わいは柑橘系のキリッとフレッシュな印象に続いて、
ミドル以降、舌にややソルティな風味を感じ、
とても瑞々しいですね。
では合わせる料理を考えます。
これだけバランスの良い辛口白ワインなので、
一般的に白ワインに合うと言われるような料理であれば、まぁ、
ストライクゾーンは魚介類でしょうね。
後は、せっかくリーズナブルなワインなので、
というわけで、
料理レシピ:
付け合わせには、アスパラガスと白舞茸をセレクト。
次にめかじきに塩胡椒で下味をつけ、小麦粉をまぶします。
フライパンにオリーブオイルをひいて、魚に程よく火を通します。
魚と付け合わせを皿に盛りつけたら、輪切りのレモン、
ペアリングレポート:
材料さえ揃えてしまえば、
一口お魚をいただいてみたところ、
味わいは淡白ですが旨みがあり、
ここに少し冷やし目にしたスオウ・ブランをあわせて行くと、
お魚と一緒にいただいたことで、ミドル以降の塩味やミネラル感が
やはりこのバランス感は秀逸ですね!硬質すぎず、
付け合わせのアスパラガスから白舞茸まで、なんの違和感もなく、
あまりに食事との相性が良いので、家族との会話も弾む中で、
今回はスオウ・ブランのバランスの良さ、
普段の生活の中で良き伴侶となってくれそうな、まさにマリアージ
セラーの定番として、常備しておこうと思いました。
それでは次回もお楽しみに!
(西岡)
今回のペアリングワイン:
『シャトー・スオウ・ボルドー・ブラン』
(フランス / ボルドー産白ワイン
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン種80%、セミヨン種20%
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