ワインペアリング奮闘記 第43回「フアン・ヒル “SAKURA(サクラ)」
- 2020.05.01
- ワインペアリング奮闘記
- アメリカ, アメリカンオーク, グラス, スペイン, フミーリャ, フレンチオーク, ペアリング, マリアージュ, モナストレル, ラベル, レシピ, 樽, 熟成, 赤ワイン, 香り
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第43回
お家で楽しく春を祝うメニュー
このコーナーは
コラムの性質上下記について、ご容赦いただいております。
■失敗してもやり直しできませんので、
■うちの子に乳製品アレルギーがあるため、チーズやクリーム、
今回のお題は、『フアン・ヒル “SAKURA(サクラ)”』です。
当店人気ナンバーワン赤ワインと言えば、フアン・ヒル・
シルバー・ラベルと同じ畑のブドウを使って、
グラスに注ぐと、落ち着いた、黒っぽい色調のルビー。
顔を近づけると、
黒胡椒等のスパイス、
口に含むと、良く熟した果実の甘やかさを感じます。
中盤にかけて、軽く収れん性のあるタンニンを感じ、
ジューシーで親しみやすいのに、スパイシーさ、
では、料理とのペアリングを考えてみましょう!
こちらのワイン、当店では毎年お花見パーティに是非!
今年は残念ながらお花見も自粛ムードではありますが、
というわけで、
さて、それでは味わいの面からペアリングを考えていきましょう。
もちろん、お花見にこのワインをお勧している理由は、
ペアリング的な観点でも、お花見におすすめな理由がちゃんとあり
まずこちらのワイン、兄貴分のシルバー・
ただよく比較してみると、こちらの方が赤系果実が多めで、
ペアリングの観点で見ると、シルバー・
お花見のような日本ならではの行事の時は、
そんな時のペアリングとしては、サクラ・ラベルこそ、おすすめな
というわけで、今回の料理は、スーパーでも買える、
料理レシピ:
※お家で作る場合のレシピを掲載しますが、
簡単にするために串はうたず、「蕎麦屋の焼き鳥」
まずはタレの準備から。
みりんを小鍋で軽く煮つめます。ここに砂糖少々、
鶏もも肉は一口大にカットし、塩コショウで下味をつけます。
これをグリルパンでふっくらと焼きあげます。(
焼けたらタレをよく絡めて、バーナーで軽く焦げ目をつけ、
付け合わせのおかずは、各ご家庭の定番のものをどうぞ!
我が家ではなんと、妻が自慢のおにぎりを握ってくれました 感涙
これで、お弁当にすることもできる、
ペアリングレポート:
早速焼き鳥からいただいてみましょう。
軽く焦がしたタレの香ばしさ、甘さ。
ここにサクラ・ラベルを合わせていただくと、うおおお!
ワインの甘やかさと樽のニュアンスが、
ピュアな果実味はとても心地よく、強すぎず、
あとに残るスモーキーなフレーヴァーが、
こうして合わせてみると、サクラ・
と思ってしまうくらい、
料理のポイントとしては、
この時に生じるフレーヴァーが、
つい焼き鳥を、ほいほいと口に運んでしまって、
締めに美味しいおにぎりもいただいて、私も幸せ満開です・・・。
如何でしょうか。
テイクアウトの焼き鳥と枝豆でも十分ですので、
サクラ・ラベルが食事に花を添え、
それでは次回をお楽しみに。(西岡)
今回のペアリング・ワインはこちら
(スペイン / フミーリャ産赤ワイン ブドウ品種:モナストレル100% 熟成:フレンチオーク&アメリカンオーク樽4ヶ月熟成)
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