「ワイン用ブドウは食べられるのか?」 ワインはじめて講座
- 2018.05.01
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- アメリカ, ソムリエ, ワイナリー, 香り

さて、前回はワインを造るブドウには品種が色々とあって、 品種ごとに皮の厚さなどが異なるために香りや味わいが変わる、というお話を致しました。
そして今日から具体的に品種を一つ一つ紹介・・・と思ったのですが、 まずはこの疑問に答えておかねばなりません。
「ワイン用のブドウは、食用のブドウと全く違うんですか?
ワイン用ブドウを食べたりはしないんですか?」
確かに、そこはとても大切なポイントでした!
ワイン用のブドウと食用のブドウは、生物学上は一応違う種に属しています。
まあ、正直あまり覚える必要はないですが、 ワイン用ブドウは『ヴィティス・ヴィニフェラ』と呼ばれるヨーロッパ由来のブドウ品種。
「ヴィニフェラ」はまさに「ワインにする」というような意味合いです。
一方で主に食用とされるのは『ヴィティス・ラブルスカ』というアメリカ系のブドウ品種です。
「コンコード」などの品種がここに含まれています。
日本でもポピュラーな「デラウェア」や「巨峰」は、ヴィニフェラとラブルスカの交雑種ですね。
ワイン用ブドウは食べられるの?酸っぱくて食べられなかったりしないの?
という疑問も良く聞かれることですが、もちろん、食べられます。
それどころか、食用よりも甘いくらいです。
なぜなら、糖度が高くないと、糖から造られるアルコールが十分に生成されないからです。
だから、ワイナリーのブドウ畑で食べるブドウは、すごく甘いですよ。
特に、良いワインの原料ブドウほど、甘過ぎるくらいで食べ続けるのが大変かもしれません。
では次回からいよいよ、色々なブドウ品種について書いていこうと思います。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

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