「ワイン用ブドウは食べられるのか?」 ワインはじめて講座

「ワイン用ブドウは食べられるのか?」 ワインはじめて講座

さて、前回はワインを造るブドウには品種が色々とあって、 品種ごとに皮の厚さなどが異なるために香りや味わいが変わる、というお話を致しました。
そして今日から具体的に品種を一つ一つ紹介・・・と思ったのですが、 まずはこの疑問に答えておかねばなりません。

「ワイン用のブドウは、食用のブドウと全く違うんですか?
ワイン用ブドウを食べたりはしないんですか?」
確かに、そこはとても大切なポイントでした!

ワイン用のブドウと食用のブドウは、生物学上は一応違う種に属しています。
まあ、正直あまり覚える必要はないですが、 ワイン用ブドウは『ヴィティス・ヴィニフェラ』と呼ばれるヨーロッパ由来のブドウ品種。
「ヴィニフェラ」はまさに「ワインにする」というような意味合いです。

一方で主に食用とされるのは『ヴィティス・ラブルスカ』というアメリカ系のブドウ品種です。
「コンコード」などの品種がここに含まれています。
日本でもポピュラーな「デラウェア」や「巨峰」は、ヴィニフェラとラブルスカの交雑種ですね。

ワイン用ブドウは食べられるの?酸っぱくて食べられなかったりしないの?
という疑問も良く聞かれることですが、もちろん、食べられます。
それどころか、食用よりも甘いくらいです。
なぜなら、糖度が高くないと、糖から造られるアルコールが十分に生成されないからです。

だから、ワイナリーのブドウ畑で食べるブドウは、すごく甘いですよ。
特に、良いワインの原料ブドウほど、甘過ぎるくらいで食べ続けるのが大変かもしれません。

では次回からいよいよ、色々なブドウ品種について書いていこうと思います。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

↓↓ワイン専門商社フィラディスの直販ショップ Firadis WINE CLUBのワインはじめて講座↓↓

「ブドウの“品種”とは」 ワインはじめて講座

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
Translate »