ワイン職人に聞く、10の質問【第10回】アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方)
- 2019.11.14
- ワイン職人に聞く、10の質問
- イタリア, カベルネ・ソーヴィニヨン, グラス, サンジョヴェーゼ, シラー, テロワール, ブルゴーニュ, フレンチオーク, ボルドー, マリアージュ, メルロ, 哲学, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 職人, 試飲, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第10回 アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方) / リッカルド・ボージ さん
『ワイン職人に聞く、10の質問』記念すべき第
サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%で造るロッソ&
今日もこれまでの9回と同じ10の質問をぶつけました。
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、
⇒伝統、だからだ。
ファミリーは500年前にこの地で農業を始め、
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒1984年のことかな・・・本当に辛く悲しく、
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、
⇒その土地ならではの個性を正しく表現できる、
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒たとえ目隠しで飲んだとしても、
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒「まだ出会っていない」かな。だから、毎年、
Q7:自分のワインと料理、
⇒暖かな気候に恵まれた年のブルネッロ・ディ・
トスカーナ風のTボーン・ステーキに合わせたときかな。
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、
⇒同じイタリアで、シチリア島のエトナ。
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒テロワールの理解を突き詰められる限り突き詰め、
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、
⇒自身の味覚と本能に素直になって、
今週の『ワイン職人に聞く、10の質問』如何でしたか??
今回も、実に心震える内容でした(
最高のワインを聞く質問に「まだ、出会っていない」。
アルジャーノは、常に高みと理想を追い続け、
そして、今日のワイン職人が情熱を傾けたのは・・・
- イタリア トスカーナ州産 赤ワイン
- ブドウ品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ100%
- 熟成:大樽24か月熟成
ある著名ワイン評論家はアルジャーノのワインを評して「
「ただただ、うまい」の一言で終われる、
★『アルジャーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』、
≪抜栓時間≫:
開けた直後から驚くほど開いています。
事前に早めに開ける必要がないほどですので、是非食卓で抜栓し、
≪温度設定≫:
冷蔵庫45分またはアイスバケツ5分程の冷やしで。
≪ワイングラスのチョイス≫:
大ぶりのブルゴーニュグラスがおススメです。
『アルジャーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ』
- イタリア トスカーナ州産 赤ワイン
- ブドウ品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ100%
- 熟成: フレンチオークの大樽6ヶ月熟成)
『アルジャーノ ノン・コンフンディトゥール』
- イタリア トスカーナ州産 赤ワイン
- ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ20%、
サンジョヴェーゼ15%、シラー15% - 熟成:フレンチオークのバリック9ヶ月
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