ワイン職人に聞く、10の質問【第56回】カザーレ・ヴァレッキエーザ(イタリア ラツィオ州フラスカーティ)
- 2020.08.18
- ワイン職人に聞く、10の質問
- アメリカ, イタリア, カリフォルニア, グラス, ステンレスタンク, トレッビアーノ, マリアージュ, 写真, 哲学, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第56回 カザーレ・ヴァレッキエーザ(イタリア ラツィオ州フラスカーティ)
オーナー・醸造家 ブルーノ・ガスペリーニさん *写真中央
「フラスカーティ」というワインは、
ですがどうしても「安ワイン」のイメージが強く、
Firadis WINE CLUBで取り扱うヴァレッキエーザのフラスカーティは4つの土
それでいて、
自由に飄々と造っているようで、
ブルーノさんへの一問一答インタヴュー、お楽しみください!!!
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、
⇒私は1880年から続く家業の5代目にあたり、
ここから更に先の世代に、
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒毎年の収穫のまさに直前、という時。
一番心が躍りワクワクする時・・・
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒とにかく一年中慌ただしくて気の抜けない仕事なんだよ。
毎日の天候の変化に一喜一憂し、
そういう意味では年間通じてずっと疲れているかもしれない 笑
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、
⇒収穫したブドウを丁寧に選果すること最も重要だと考えている。
そして、醸造技術の面では発酵時の温度管理だ。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒
この土地は火山帯なので、
いつも、それがはっきりと伝わるようなワインを目指しているよ。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒『ダル・フォルノ・ロマーノ』のアマローネ、
(*訳注:『ダル・フォルノ・ロマーノ』は、「
Q7:自分のワインと料理、
⇒地元の港町で食べた漁師料理で、「オンブリーナ(*訳注:
柔らかく甘い魚の身に、
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、
⇒アメリカのカリフォルニアだね。
成熟した産地ではあるけれど、
そして、あの素晴らしい風景の中に大きなセラーを建てたいね!
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒ワイン造りは人生の夢であり、夢のような人生!
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、
⇒日本もイタリアも、これまでにない困難な時期にあると思う。
何をおいても健康を大切に、そして私たちの『フラスカーティ レ・ルッビエ』で幸せな時間を過ごしてくれたら嬉しいよ。
・・・ブルーノさんへの一問一答インタヴューは、以上です。
如何でしたか??
ワイン造り哲学は「夢のような人生」なんて言いながらも、「
人生最高のマリアージュも漁師料理とは、まさに理想的な「
豪快な漁師料理と、
≪ローマっ子が毎日のように飲んでいる、
お好きな魚介類を色々放り込んだ、簡単リゾットと一緒に!!≫
『カザーレ・ヴァレッキエーザ フラスカーティ・レ・ルッビエ』
(イタリア /ラツィオ州産白ワイン
ブドウ品種:マルヴァジア・デル・ラツィオ種60%、
-
前の記事
ワイン職人に聞く、10の質問【第55回】ルイジ・ピラ(イタリア ピエモンテ州セッラルンガ・ダルバ) 2020.08.06
-
次の記事
ワイン職人に聞く、10の質問【第57回】エミール・ベイエ(フランス・アルザス地方) 2020.08.18