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あ、せかんどおぴにおん 第25回「シャルル・ジョゲ シノン・シレーヌ 」

あ、せかんどおぴにおん 第25回「シャルル・ジョゲ シノン・シレーヌ 」

『あ、せかんどおぴにおん』第25
「シャルル・ジョゲ ・シレーヌ 」

 このコラムについて(ここは毎回同じことが書いてあります。)

あなたが五感で捉える感覚と他人が感じる感覚は同じとは限りません。もしかすると、同じ言葉で表現される感覚でも人によって感じている実際の感覚は異なるのかもしれません。逆にたとえ同じ感覚を得ていたとしても、人によって別の言葉で表現することはよくあることです。

疑心暗鬼になりながらも、”自分はどう感じるか”、ワインをテイスティングする際の実際の感覚に最も適した言葉を必死に探す。相手にわかってもらえるようにワインの状態や魅力を伝えることが目的だとしても、どうしてもその人の個性が出てしまう。それもまた、ワインテイスティングの醍醐味であると思います。

このコラムは現在夜メルマガと『ワインと美術』のコラムを担当させていただいている、Firadis WINE CLUBの新人(もう3年目ですが)、篠原が当店のワインを飲み尽くしていくコラムです。
しかしただテイスティングをしていくだけでは面白くありません。そこで、すでにページに掲載されている五十嵐店長による商品説明やテイスティングコメントを引用しながら、自分ならどう思うか。もう一つの意見を記していきます。当然五十嵐店長に同意する場合も多いでしょうし、異議を申し立てることもあるでしょう。(あまりにも異議を申し立てるとFiradis WINE CLUBの信頼が揺らぎそうですが。。)また同じことを感じていたとしても、稚拙ながら別の表現で述べる場合もあります。そして時には商品ページの内容について、五十嵐店長に質問することもあるかもしれません。

このコラムを読んでいただく物好きな方には、ぜひ同じワインを手元に置きながら、”自分はどう感じるか”を一緒に探ってほしいと思います。タイトルに「あ、」と不定冠詞「a」を付けたのはあくまで一つの意見にすぎないということです。皆様の意見についてはもしよろしければ、商品詳細ページのレビューにぜひご投稿ください。

それでは早速商品ページを見ていきましょう
25回目にとりあげるのは、フランス・ロワール地方の赤ワイン。「シャルル・ジョゲ ・シレーヌ です。

ロワール特集公開中

先月、ロワール特集が公開となっています。フランス北部の冷涼産地、ロワール地方のワインは冷涼産地ならではの爽やかな香りや繊細でエレガントな味わいが魅力で、これから暑くなっていく季節にピッタリな産地です。

今回はこのロワール地方の品種、カベルネ・フランを取り上げます。この特集を見ればもうその魅力はわかるようにできているのですが、一応順にみていきましょう。

カベルネ・フランとは

カベルネ・フランは、エレガントな赤ワインを生み出す黒ブドウです。果皮が薄く、透明度の高い明るい色調で、タンニンは少なく甘酸っぱくフレッシュな酸味が前に出てくる赤ワインになります。よくピーマンのような嫌な香りがするというイメージをもたれますが、それは完熟していない果実を使った低品質のワインであることが原因!本当に上質なおいしいカベルネ・フランは茎っぽい青さや臭みはなく、赤系果実やスミレの花のような軽やか・華やかな香りを感じ、繊細な酸と深い旨みが料理の風味を伸びやかに広げてくれるワインになります。

上記はロワール特集からの引用です。もうだいたいすべて書いてありますね笑

ちなみに、カベルネ・フランは遺伝の系譜でいうとなんとカベルネ・ソーヴィニョンやメルローの親に当たる品種だそうです。カベルネ・フランはこの二つに対して少し知名度が劣りますが、実はそれらの源流だったということです。

カベルネ・フランのネガティブなイメージといえば、ここにも書いてあるいわゆる「ピーマン香」。メトキシピラジンという成分によるもので、果実が成熟しきらないとこの成分が残ってしまい、嫌な香りの原因となるのです。カベルネ・ソーヴィニョンでも、同じ原理で同じような嫌な香りがすることがあります。しっかりと完熟させることが大事なわけですが、冷涼なロワールではより果実が熟しづらく、その香りが残りやすいというわけです。

しかしそのネガティブな要素をうまく排除できれば、「軽やか・華やかな香りを感じ、繊細な酸と深い旨みが料理の風味を伸びやかに広げてくれる」、非常に使い勝手の良い赤ワインとして楽しめるわけです。なので重要なのはどの生産者を選ぶか。フィラディスが選んだのは、シャルル・ジョゲという生産者です。

ちなみにラベルにも記載されたこの人物の正体は、シノン出身の大作家フランソワ・ラブレーです。

特にシャルル・ジョゲという生産者は、ロバート・パーカーがカベルネ・フランの銘醸地ロワールのシノンのなかでも最上と認めるこの地域では揺るぎない地位を築いた造り手です。収穫量を極限まで絞られたカベルネ・フランは、十分な完熟を迎えてから収穫され、エキス分も十分な飲みごたえのある素晴らしい赤ワインとなります。

上記の通り、カベルネ・フランの銘醸地シノン最上の生産者がシャルル・ジョゲです。ロバート・パーカーがシノン最上と認めただけでなく、なんと現在では、フランスのほぼ全ての3ツ星レストランがオンリストしているほど。現地ではそれだけ地位が確立された生産者なのです。

シャルル・ジョゲの革新は、ロワールにブルゴーニュ的価値観を持ち込んだことです。具体的にはブレンド中心であったロワールの常識を覆し、各畑のテロワールを重視し、それぞれの区画ごとに収穫、醸造、瓶詰をするようにしました。それぞれの区画の良さが最大限発揮されるようなワイン造りを目指したのです。特に収穫は区画ごとに完熟のタイミングを見極めて、十分な人数で一気に手摘みで行います。これが決してネガティブな香りをさせず、最高のカベルネ・フランが楽しめる大きな要因となるのです。

そのシャルル・ジョゲのスタンダードワインを、今回はテイスティングします。

 

いよいよテイスティング

カベルネ・フラン種100%で造られる赤ワインは、摘みたてのサクランボのように甘酸っぱく、渋みが控え目のスタイルがデリケートな料理にも良く合う、日本人のためにあるような赤ワインです。
「シノン最高の生産者」シャルル・ジョゲは、ビオロジック栽培と、ブドウの収穫量を極限まで少量に落とす栽培方法により、クリアで凝縮感溢れるブドウを獲得。赤い果物ののびのびと自由な味わいの広がりは、引き締めるような重いワインとは対極にある深い旨味を堪能させてくれます。この上品な伸びやかさを引き出すために、温度はやや低めにして楽しんでください。お召し上がり2時間前には抜栓し、30-45分前からは冷蔵庫に入れましょう。

五十嵐店長のテイスティングコメントはこんな感じでした。

私が感じた印象は、一言で言えばチャーミング、です。キャッチーな香りと味わい。それでいて涼しげ。もっと知名度が高くなってもいいのになと思いました。

香りはラズベリーなど赤系果実。メントール系のスーッと抜ける香り。菫の香りもしました。香りからしてかなり爽やかで涼しげです。
そして味わいはとにかくチャーミングでわかりやすい。果実の旨味がしっかりとあって、でもそれがきれいな酸と共にあくまでエレガント、軽やかで涼しげです。

まさしくロワール河沿岸にいて水辺の涼しさを感じているような。この暑い季節に感じる心地よさや癒しは誰もが求めているものだと思います。
ぜひお試しください。

例によって、下記のコラムも是非ご参照ください。
フィラディスの新人(もう三年目)、篠原魁太でした。

 

ワインペアリング奮闘記 第24回「シャルル・ジョゲ シノン・シレーヌ」

 

ワイン職人に聞く、10の質問【第34回】ドメーヌ・シャルル・ジョゲ(フランス・ロワール地方シノン)

 

ブドウ品種を知ると、ワイン選びが一歩進む⑤マリアージュの幅が広がる品種、「カベルネ・フラン」を知ると得をする!

 

 

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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