【ワインのテイスティング】ワインをグラスのどこまで注ぐ?

【ワインのテイスティング】ワインをグラスのどこまで注ぐ?

色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。
ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」3回目になりました。
前回は、ワインの香りは“比喩として喩えると”、
ベリー系・柑橘系などの「フルーツの香り」、ハーブ&スパイスや食べ物など「フルーツ以外の香り」
で表現する、ということをご紹介しました。

それでは、いよいよ今回からは「実際にワインの香りを取る」という段階に入っていくのですが・・・
その前にとても大切なことをひとつ。
グラスにワインを注ぐにあたって、気を付けて戴きたいことです。

それは『あまり並々とたっぷりワインを注がないこと』です。
確かにたっぷりとワインが入っていれば、液面の近くまで鼻を近付けられますが、 これからこのコラムでご紹介する正しい香りの取り方をやってみるのには、 グラスの淵に口を着けてすするように飲まないといけないほど入っていてはダメ。

目安としては、ワイングラスの円周が一番広くなっている辺り、 つまりグラスの最も太くなっている辺りの高さまで注いで、そこで止めておきましょう。
(画像が見られる方は、上の画像で注いである量のイメージです。)
ストレートでくびれの無いグラスだったら、全体の3分の1くらいの高さが目安です。

さて、それではまず注いだばかりのワインの香りを取ってみてください。
グラスを手に取り、鼻をグラスの中に突っ込むくらいの勢いで構いませんよ 笑
・・・どんな香りが感じられましたか??
もしかすると、あまり強く香りを感じることが出来なかったかもしれませんが、、それでOK。
そこで、次のステップ「グラスをくるくる回す」に入るわけです。
ですがここは長くなりますので次回から。
今日はまず、ワインの香りを楽しむために注ぐ適量がどのくらいであるか、 ワインを注いだら、まずは何もせずに香りを取ってみる、という手順を覚えておきましょう。

それではまた次回。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

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ワインのテイスティングについて

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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