ワインボキャブラ天国【第7回】「収斂性(しゅうれんせい)のある」英:astringency 仏:astringent
- 2020.03.11
- ワインボキャブラ天国
- フランス, 生産者, 白ワイン, 赤ワイン
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。
このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです!
取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英語、フランス語で紹介し、簡単に読み方もカタカナで付けておきますね。
英仏語まで必要ないよー、という方も、いつかワイン産地・生産者を訪れた時に役に立つかもしれませんから参考までに!!
ということで今回ご紹介する言葉は・・・
「収斂性のある」
英:astringency
仏:astringent (形容詞:アストランジャン)
タンニンを多く含んだ濃厚で渋い赤ワインや、
「渋い」というのが五味の一要素で味わいを現すのに対して、 「収斂性」という言葉は、 タンニンの含有量などより物理的・
この表現を使うときに少し発展性を持たせるとすると、例えば 「口に入れた瞬間にはそれほどの収斂性を感じさせないが、
今日、あなたの表現するワインの世界が少し広がりました!
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