「ワイングラスには何を選べばいいの? その3」 ワインはじめて講座

「ワイングラスには何を選べばいいの? その3」 ワインはじめて講座

ワイングラスに関する話、3回目となりました。
前回は「同じワインでも、注ぐグラスによって飲んだ時の味が変わり」
そのために「ワインの味わいタイプごとに、適正なグラスがある」という内容でした。
今回から、上のグラス画像を見て戴きながら代表的な3つのグラスについて覚えて戴きたいと思います。
(*テキスト版の方は画像を見て戴けず申し訳ないのですが、あとで用語をネット検索してみてください)

第44回で、画像に掲載されているグラスで一つだけ選ぶなら左から4番目のグラス、
とご紹介しました。
これはいわゆる「ボルドー型」グラス(の中で、比較的大きめ)と呼ばれるものです。

このグラス、機能的な面から説明をしますと
「ワインの様々な味わい要素をギュッと凝縮・集約し、濃い味で飲ませてくれるグラス」です。
完熟した果実の凝縮感やタンニン(=渋み要素)を、より濃く・強く感じさせてくれるグラスです。
だから当然、重く濃厚なタイプのワインを飲むのに適しています。
つまりカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ種を使ったボルドーワインをおいしく飲ませてくれるので、
「ボルドー型グラス」と呼ばれるようになったわけです。

「ワインをより濃く・強くしてくれる」。
これはつまり、軽めのワインも本来以上に凝縮感を出してくれる、ということ。
安いワインでも、大きめの良いグラスで飲むと実力以上のおいしさに・・・ちょっとお得な感じですよ 笑

では、次回は左から6番目のグラス「ブルゴーニュグラス」についてご紹介しますね。
もし2つ以上グラスを揃えられるのなら、
左から6番目のグラスを加えた2種類を持っておけば、大体どんなワインでも適正に楽しめますので!

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
Translate »