ワインペアリング奮闘記 第40回「マイケル・デイヴィッド フリークショウ・カベルネ・ソーヴィニヨン」
- 2020.04.13
- ワインペアリング奮闘記
- アメリカ, エスニック, カベルネ・ソーヴィニヨン, カリフォルニア, ペアリング, マイケル・デイヴィッド, マリアージュ, レシピ, 赤ワイン
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第40回
カベルネとタコスのイカすペアリング!
このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコ
コラムの性質上下記について、ご容赦いただいております。
■失敗してもやり直しできませんので、
■うちの子に乳製品アレルギーがあるため、チーズやクリーム、
さて今回のお題は『マイケル・デイヴィッド フリークショウ・カベルネ・ソーヴィニヨン』です。
今回はカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン。
では早速テイスティングを・・・グラスに注ぐと、濃いですね。
香りをとってみると、カシスや、
ヴァニラのような樽由来の甘い香り、
口に含むと味わいも香りの印象と違わず。
凝縮したパワフルさを感じるものの、
全体としてジューシーなフルボディの赤ワインとしての魅力にあふ
私は、以前はそれほどアメリカ・
「合わせる料理?!自由で良いのさ!!」
特にマイケル・デイヴィッドのワインは自由な気風に溢れていて、
さて、このワインをテイスティングしていたら、
ワイン史に残る「パリ・テイスティング事件」を主題に、
パリからナパに視察にやってきたワイン評論家スパリアが、
スパリアは見たことのない食べ物に怪訝な顔ですが、
そう言えば、
タコベルはそこら中にあるし、
レストランでもメキシカン(テクス・メクスというんでしょうか)
北部のワシントン州でもそんな状況でしたので、
とすれば、もちろんカリフォルニア・
というわけで、今回は『タコス』とカリフォルニア赤ワインのペア
料理レシピ:
タコシェル(タコスの皮)には、市販のハードシェルを使います。
具材は自由ですが、今回はワカモーレ、サルサソース、
サルサソースはトマトの角切りに玉ねぎと香草の微塵切りを加え、
豆の煮込みは、
レタスは細切り。
焼いた後のフライパンで赤ワインを少々煮詰めて、
上記の具材を、好きな割合でタコシェルに盛り付ければ完成です。
さらにライムとハラペーニョソースをテーブルに用意。
ペアリングレポート:
ハードシェルのタコスはパリッとクリスピーですが、
お肉は噛み応えがあり、
色々な具材の多彩な食感や味わい、香りが次々と現れ、
これに合わせて『マイケル・デイヴィッド フリークショウ・カベルネ・ソーヴィニヨン』を頂くと、おおっ!
「おう、良く来たな!お前も仲間に入れよ!」とタコスの側からワインを受け入れてくれている感じです!
ステーキ肉にしたのは正解でした。やはりカベルネとのバランス感がぐっと良くなっています。
ワインのボディ感や煮詰めたようなしっかりとした果実味は、個性の強いタコスの風味に負けず、しっかりとバランスを取ってくれています。
料理もワインもダイナミクスがあり、弾むような楽しさのあるペアリングで、とても良いと思いました。うーん、美味しい!
如何でしたか?
マイケル・デイヴィッドのワインはどのラベルを見ても「Have fun!!」という感じですし、やっぱり料理も、
これから暖かくなりますし、是非、
今回ご紹介したワイン
『マイケル・デイヴィッド フリークショウ・カベルネ・ソーヴィニヨン』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産赤ワイン ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン約90%、プティ・
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