ワインボキャブラ天国』【第49回】「フレーバー」英:flavour 仏:flaveur
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、
このコラムを読み続けていれば、
取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、
英仏語まで必要ないよー、という方も、いつかワイン産地・
ということで今回ご紹介する言葉は・・・
「フレーバー」
英:flavour
仏:flaveur(女性名詞:発音は「フラヴア」に近いでしょうか・・・)
ワインの香りには3つの種類がある、
3つの香りとは『アロマ』『ブーケ』そして『フレーバー』ですね
最初の『アロマ』とは、
『第一アロマ』はブドウ品種由来の香り。
このブドウ品種なら、強弱はあれ必ずこの香りがあるもの・・・
『第二アロマ』は、発酵・醸造に由来する香りのことです。
『ブーケ』は「ワインが熟成したことによって獲得する香り」
ブドウが収穫されてワインに仕込まれてから、
熟成した白ワインなら、トーストやバター、ローストしたナッツ・
赤ワインなら、チョコレートやコーヒー、トリュフ、葉巻、燻製な
若いワインにある果実や香辛料・ハーブなどとは違い、より「
そして『フレーバー』は、
ここまでの香りがグラスから嗅ぎ取る香りであるのに対して、
ワインを口の中に入れて転がした時に口の中に広がり、
つまり日本語では「香味」と表現すべきものです。
この使い分けを上手にすることで、
ただ、ブドウ以外の果物の味などが添加されたワインを「
ということで本日はこのへんで。
今日、あなたの表現するワインの世界が少し広がりました!
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