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ワインペアリング奮闘記 第130回 スペイン赤ワインとコーラ煮 / アナヨン・セレクシオン 2016

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ワインペアリング奮闘記 第130回 スペイン赤ワインとコーラ煮 / アナヨン・セレクシオン 2016

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第130回

赤ワインとコーラの相性?!

 
このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。コラムの性質上下記について、ご容赦いただいております。
 
■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。
■子供に乳製品アレルギーがあるため、チーズやクリーム、ミルクなど乳製品不使用です。

今回のペアリング課題はアナヨン・セレクシオン』です。ヴィンテージは2016年。品種はテンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー。

テイスティング

 
グラスに注ぐと、やや紫がかった濃い目のルビーです。
香りはダークチェリー、ブルーベリー、赤い薔薇、ローズマリー。
樽由来思われるヴァニラ、アニスやクローヴ、ブラックペッパーなどのスパイス類。
口に含むと、十分に熟した果実味。アタックから爽やかさな酸味が印象的です。
ミドル以降、収斂性のある強めのタンニン。ヴェルヴェットのように厚みのある舌触りです。
アルコールのボリューム感はしっかりめで飲み応えがあります
アフターからは苦味が現れ、モカのフレーヴァと鉄っぽいミネラル感が残ります。
全体として集中感があり、ストラクチャのしっかりとした印象です。
アナヨンといえば、アタックから果実がボーンと前に出てぐいぐい押してくるような印象があったのですが、今回2016年ヴィンテージを2022年に味わう限り、パワー感はありつつも意外とスタイリッシュでダンディな印象の赤ワインでした。

合わせる料理『スペアリブのコーラ煮』 

今日は少し変わり種ですが、豚肉のスペアリブをコーラを使って煮ます。
恐らく豚バラ肉の脂身と、コーラの甘味でこってりと、ちょっとオリエンタルな雰囲気の料理になるのでは?と思います。
力強くスパイシーなアナヨン・セレクシオンのイメージと重なりました。

レシピ 

スペアリブを、みじん切りのニンニク、玉ねぎ、ローリエ、バルサミコ、醤油、コーラを肉がやや浸る程度入れて、フリーザーバッグで一晩漬け込みます。

スペアリブのコーラ煮レシピ1
肉を取り出しペーパーで軽く拭いて、フライパンで表面を焼き付けます。


残りのマリネ液、コーラと共に、汁が減って煮詰まってくるまでコトコト煮込みます。
途中何度かアクと脂身を掬います。肉が乾燥しないよう落とし蓋をしたり、上下を返したりで4時間くらい煮ました。
食事の前に一度味見をして塩味を整え、甘過ぎればバルサミコを追加します。
ローズマリーと、レモンを添えていただきます。

 スペアリブのコーラ煮:完成

ペアリングレポート

【総合評価】 星5つ:★★★★★


【評価ポイント】
風味の強いスペアリブに、余韻の長いアナヨン・セレクシオンがバランス
○単品ではしつこく感じそうなコーラ煮に、アナヨン・セレクシオンがフレッシュな酸味を補完
○赤ワインの強めのタンニンがバラ肉の脂をさっぱりと流してくれる
○コーラ由来のカラメル感に、アナヨン・セレクシオンの樽のニュアンスがマッチング

コーラという飛び道具を使ったものの、出来た料理はちょっと甘めの煮込みといった感じに。
結果として、こってり肉料理にがっしり赤ワインの王道マリアージュとなりました。
家族は「今日は角煮だね」なんて言いながら食べていましたが、種明かしして、びっくり (^_^;)

皆さんも是非トライしてみてください。それでは、次回もお楽しみに!(西岡)

今回のペアリングワイン:アナヨン・セレクシオン

 

このコラムのライター

J.S.A.認定ワインエキスパート 西岡 卓哉

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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