ワイン職人に聞く、10の質問【第50回】マイケル・デイヴィッド・ワイナリー(USA・カリフォルニア州ローダイ)

ワイン職人に聞く、10の質問【第50回】マイケル・デイヴィッド・ワイナリー(USA・カリフォルニア州ローダイ)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第50回 マイケル・デイヴィッド・ワイナリー(USA・カリフォルニア州ローダイ)
オーナー・醸造家 デイヴィッド・フィリップスさん(写真右手前)

今週話を聞いた生産者はFiradis WINE CLUB取り扱いワイナリーでも指折りの人気生産者USAカリフォルニアの『マイケル・デイヴィッド・ワイナリー』から、オーナーで醸造家のデイヴィッド・フィリップスさん。

デイヴィッドさんに
「インタヴュー50回記念に登場して頂くので、面白い答えお願いしますね!」
・・・・とややプレッシャーをかけてお願いしたのですが、その勝手な期待に見事に応えてくれるような内容だったと思います

それではデイヴィッドさんへの『ワイン職人に聞く、10の質問』、始めましょう!

Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
私のファミリーはカリフォルニアのローダイで5世代に渡って農家を営んできた。
そしてその長い歴史の間、常にブドウを育ててきたんだ・・・禁酒法の時代もね 笑
家族が大切に守ってきた畑がいつも目の前にあるんだ、自分もワイン造りを仕事にするのが当たり前だったよ。

Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒ワインの造り手にとって一番嬉しいときは、自分たちのワインを誰かがおいしく楽しんでくれているのを目にする時に他ならない。
ワインは誰かを幸せにするための飲み物だからね!!

Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒辛い、というか本当に面倒で厄介なのは、アルコールに関する法規制のことだ。
アメリカでは50州それぞれに異なるアルコール規制や税法があって、それがメチャクチャ複雑なんだよ!
それ以外のことは、正直大したことじゃない 笑

Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒結局は、良いブドウを育てる事、に尽きるんじゃないかな。
ワインのクオリティの90%以上はブドウ畑の段階で決まっていて、我々はそれをキャプチャするだけ。
最高のワインは、最高のブドウからしかできない、っていうことさ。

Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒理想のワインは「今日飲みたいと思ったワイン」。
だって毎日飲みたいものは変わるからね!
敢えて選ぶとしたら、私は赤ワイン、特にシラー種のワインが一番理想的なスタイルだと思っている。
オーストラリア、フランス、ワシントン、そしてカリフォルニア。
世界中の個性豊かなシラーが大好きだよ。

Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒最高のワインを1本、難しい質問だなあ!!!
18歳の時に初めて飲んだ「Beaulieu Vineyardsボーリュー・ヴィンヤーズ」のカベルネ、確か1974年ヴィンテージだった。
当時12ドルだったけど、あの時の自分にとっては大変な高級ワインだったんだ。

Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒『マイケル・デイヴィッド』のワインとベストマッチする食べ物だって?
それは勿論グリル、バーベキューに決まってるよ!
牛肉、ポークリブ、そして日本のヤキトリ…フルーツ感が爆発するような私たちのワインと最高の相性だ!

Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒私が世界で一番好きな国はネパールなんだけれど、残念ながらワインを造るのは難しそうだな 笑
でも私はとにかく山のある土地が好きだから・・・
そうだ、フランスやスペインのピレネー山脈に近いエリアがいい!

Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒哲学、なんていう偉そうなものは持っていないのだが・・・
ブドウが育ったその場所ならではの個性を表現することかな。
そして、この土地の母なる自然が我々に与えてくれるものに、誇りを感じることだね。

Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒日本のワインラヴァ?の皆さん、カリフォルニア・ローダイで生まれた『マイケル・デイヴィッド』のワインたちを楽しんでくれて本当にありがとう。
アメリカに来ることがあったら、是非私たちのワイナリーに遊びに来てくれよ!!

・・・デイヴィッド・フィリップスさんのインタヴューは以上です。
今週の『ワイン職人に聞く、10の質問』如何でしたか??
マイケル・デイヴィッドのワインのユニークなワインそのままのキャラクターで答えて頂きました。

マイケル・デイヴィッドのワインは、果実味と樽香が強烈な「いかにも、なカリフォルニアワイン」とは一線を画し、実にエレガントで綺麗。
飲み疲れることなくリラックスして楽しめるスタイル。
珍妙なラベルは、そのエレガントさの照れ隠しなのかもしれません 笑

デイヴィッドさんが大好きなシラー種を始め、全米NO.1のジンファンデル、そしてカベルネにシャルドネ。
カリフォルニアワインが苦手な方でも絶対に好きになる7本、是非この機会にお試しください!

『マイケル・デイヴィッド』がどれだけユニークなワイナリーかは、こちらのページに詳しく!

↓↓↓

では、現在取り扱い中の『マイケル・デイヴィッド』アイテムをご紹介です!

≪Firadis WINE CLUB完全限定販売キュヴェ!≫

『マイケル・デイヴィッド フリークショウ・レッド』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産赤ワイン
ブドウ品種:シラー55%、プティ・シラー45%
熟成:フレンチ・バリックで14ヶ月熟成 新樽比率33%)

 

≪通称「体操男」。まずはスタンダードなカベルネから、マイケル・デイヴィッドをお試しください!≫

『マイケル・デイヴィッド フリークショウ・カベルネ・ソーヴィニヨン』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産赤ワイン
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン約90%、プティ・シラー約10%
熟成:フレンチ・バリック225L樽で17ヶ月、新樽率33%)

 

≪二頭の象は、マイケルとデイヴィッド、2人の兄弟を象徴したキャラクターです。≫

『マイケル・デイヴィッド プティット・プティ』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産赤ワイン
ブドウ品種:プティ・シラー85%、プティ・ヴェルド15%
熟成:フレンチ・バリック225Lで13ヶ月熟成。新樽比率33%)

 

≪南仏系からポルトガル土着種まで、8つのブドウ品種が組み上げた「ミステリアス・ワイン」。≫

『マイケル・デイヴィッド インコグニート』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産赤ワイン
ブドウ品種:シラー21%、カリニャン18%、サンソー18%、タナ13%、ソウサン11%、
カベルネ・フラン10%、ムールヴェードル6%、プティ・シラー3%
熟成:フレンチオーク樽(225L)で13ヶ月、新樽比率33%

 

≪これが、今USA市場NO.1ジンファンデル100%赤ワインです!≫

『マイケル・デイヴィッド セブン・デッドリー・ジンス』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産赤ワイン
ブドウ品種:ジンファンデル、少量のプティ・シラー
熟成: アメリカンオーク・バリック平均2年樽で12ヶ月熟成。新樽比率33%)

 

≪目覚めよ、第六感!アメリカならではの実にジューシィでフルーティなシラーです。≫

『マイケル・デイヴィッド シックス・センス・シラー』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産赤ワイン
ブドウ品種:シラー、少量のプティ・シラー
熟成: フレンチ・バリック225Lで12ヶ月熟成。新樽比率33%)

 

≪なぜかこのワインだけはラベルがとてもおとなしめ・・・でも、ワインは決して地味ではありません。≫

『マイケル・デイヴィッド シャルドネ』
(USA / カリフォルニア ローダイ地区産白ワイン
ブドウ品種:シャルドネ100%
熟成:フレンチオークのバリック 新樽比率100%)で6-7ヶ月間シュール・リー熟成)

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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