「安いワイン」と「高いワイン」は、何が違うのか? ワインはじめて講座
前回はかの有名な『ロマネ・コンティ』とはどんなワインか・・・について。
その前は、ボルドーで最高ランクの「5大シャトー」についてご紹介をしました。
どれも、ワインの世界ではトップクラスに価格の高いワイン。
ロマネ・コンティなんて、車1台軽く変えちゃう値段ですからね 汗
では「安いワイン」と「高いワイン」は、何が違うのか??
ワインを飲み始めたばかりの方は、これを結構疑問に思っているのではないでしょうか。
コンビニで売っている398円のワインと、車より高いロマネ・コンティ。
何をしたらそんなに価格差が発生するのでしょう??
さて・・・でもまず初回は敢えて更に謎を深めておきましょうか。
1本の瓶入りワインを造るのに必要なコスト、
畑でブドウを育ててワインに仕込み、瓶詰めして栓をしてラベルを貼って出来上がるまでのコスト、
それは398円のワインとロマネ・コンティとで、最大でも数千円くらいしか違いません。
嘘じゃないですよ、いろんな生産者がそう言いますから。
ではなぜ、その2つのワインが市場に出回ると価格が一気に開いてしまうのか・・。
そこにはワインという「飲み物」でありながら
「職人の作る工芸品/アーティストの作品」的な側面が大きな影響を与えています。
明日以降は、ワインの値付けがどうやってされているか、 という話をしていこうと思います。
このコラムシリーズをずっと読めば、間違いなく賢いワイン選びが出来るようになりますよ。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
【当店のおすすめワイン】
シャトー・ペトリュスやシャトー・ル・パンなど高級ワインの銘醸地であるボルドー・ポムロールから、ワインの価格差を味わう2本をご紹介。まず、とにかく良く出来たポムロール優等生シャトー・ラ・ローズ・モンヴィエル ポムロール は、ワインの中にきめ細かく溶け込んだ滑らかタッチのタンニンや素晴らしく密度の濃い果実味を楽しめる1本。次に、シャトー・クリネ ポムロール はワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテイターヴィノスより90点以上の高評価を獲得し、トップ・シャトー渾身の1本。
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