ワイン職人に聞く、10の質問【第5回】アーウィン・ウィンクラー(オーストリア・クレムスタル地方)
- 2019.10.15
- ワイン職人に聞く、10の質問
- グラス, シャルドネ, ソーヴィニヨン・ブラン, テイスティング, ブルゴーニュ, ボルドー, マリアージュ, 和食, 哲学, 温度, 生産者, 職人, 香り
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第5回 アーウィン・ウィンクラー(オーストリア・クレムスタル地方) /アーウィン・ウィンクラーさん
『ワイン職人に聞く、10の質問』第5
オーストリアの土着品種「グリューナー・フェルトリーナー」。
その爽やか・繊細・
ところが蓋を開けてみればご注文をどんどん戴いて品切れ、 再仕入れのリクエストを何通も戴くような大反響に僕も本当にびっ
なんて密かに思っております。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、
皆さんにとっての「オーストリアワイン初体験と初の衝撃」が、
それではアーウィンさんへの10の質問と彼の答え、
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、
⇒チャレンジが多く、
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒毎年の収穫が終わる時が、いちばんワクワクする。
Q3:その反対に、一番辛いときは?
⇒ワイン生産者、
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、
⇒ワインは、畑で造られ、蔵で磨かれる。 一番大事なのはどこかひとつの工程ではなく、 最初から最後までその作業に関わる「造り手としてのセンス」だと
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒「理想とすべきワイン」は、
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒同じクレムスタル地域の「ウィンザー・クレムス リースリング・ケラーマイスター」の1955年。
Q7:自分のワインと料理、
⇒シンプルに焼いただけの鶏肉や豚肉と、良く冷えた僕のワイン。
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、
⇒今は南アフリカに一番興味があるかな。
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒目指すのは、まっすぐで、ドライで、
一杯のグラスの中に、1年間の仕事が全部透けて見えるような、
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、
⇒まだ未体験の方も多いと思うけど、是非グリューナー・
今週の『ワイン職人に聞く、10の質問』如何でしたか??
シンプルに焼いた鶏、豚!そう、これが本当にグリューナーに合うんですよ。
CLUB30でお薦めしている「ゆず鶏つくね」、アーウィンさんに是非とも試して欲しいものです!
そして、このワイン職人が情熱を傾けたのは・・・
≪聞いたことの無い品種だとは思います。
『アーウィン・ウィンクラー グリューナー・フェルトリーナー リード・フォルダールンベルク』
【アーウィン・ウィンクラー グリューナー・
≪テイスティングコメント&マリアージュ料理のご提案≫
このワインの印象、一言で語るならば「みかん」ですね。
口に含んだ瞬間、早生のみかんの甘酸っぱい感じと、
僕はこのワインを自宅で楽しんだ時に思いつくままに色々な料理と
焼き椎茸+ポン酢
豚しゃぶ(脂身の多い部位がおススメ)+ポン酢
つまり、とにかくポン酢との相性がすごく良いということ。 ポン酢の酸味、食材の甘みを、
≪温度設定≫:
しっかり冷やしてOKです。 飲む日は朝から冷蔵庫に入れておいてください。 温度が上がってくるとやや酸が丸く感じられるので、
≪ワイングラスのチョイス≫:
どのグラスでも美味しく楽しめると思いますが、 個人的には小ぶりのボルドー型グラスで飲んだ時が一番おいしく感
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