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ワイン職人に聞く、10の質問【第6回】リーフェル(フランス・アルザス地方)

ワイン職人に聞く、10の質問【第6回】リーフェル(フランス・アルザス地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第6回 リーフェル(フランス・アルザス地方) / 栽培醸造家 ルカ・リーフェルさん

本日はこのシリーズ初の産地、フランス・アルザス地方よりリーフェル』の登場です。

本当に本当に「きれいなワイン」という印象。 特に彼の造るリースリングは、僕はアルザス・リースリングの宝石だと思っています。 アルザス、ドイツ、その他の地域、リースリングは数あれど、 そのピュアで透き通った感じは他に比べられないな、と思います。

それでは、ルカ・リーフェルさんの一問一答インタヴューをお楽しみください。 ・・・今回、僕は本当に感動する一言がありました!!

 
フランスのワイン産地の中ではやや地味で控えめな印象はありますが、 アルザスのワインに一度魅せられたひとはこの地のワインを心から愛してしまうもの、と思います。
僕もその一人・・・優美で、きれいで、決して派手派手しくなく上品なアルザスのワイン。
日本人の「わびさび」的な価値観に、最も寄り添い、共鳴してくれるワインではないでしょうか。
僕がお料理とのマリアージュのご相談を戴いたとき、いちばん丁寧に考えるのは 新鮮な素材を生かしてシンプルに仕立てる日本の家庭料理が題材のケース。
そしてその時にアルザスワインをご提案することが多いのは、 その繊細な味わいと深い旨みが僕たち日本人の「ハートに染み付いている味覚」に響くのを知っているからです。
アルザス北部、フランスで最も美しい村、 と讃えられる「ミッテルベルクハイム」の小さなドメーヌ『リーフェル』。
ここのリースリングは、僕が日本食のマリアージュをご相談されたときに最も頻繁に選び取るワインです。
その上質な果実味と、きれいに整った酸。 高級な蜜林檎をサクッと噛んだ時のあの美味しさが、ワインの中に閉じ込められているようです。第一印象の強いインパクトやパワフルさではなく、 静かに存在感を示し、飲み手の記憶に刻み込まれるようなワイン。
Firadis WINE CLUBのお客さまには絶対に知っておいて戴きたい、素晴らしい優良生産者だと思いますよ!
 

それでは、ルカさんへの10の質問と彼の答え、お楽しみください!

Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒まず最初に、僕の家族が祖父の代からワイン生産者だったこと。祖父は第二次世界大戦の直後に最初のワインを造った。 そして父もその仕事を受け継ぎ、僕は子供のころからずっとそれを見ていたんだ。

Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒毎年の収穫の終わり。 それは一つの物語の結末であり、そして新しい物語の始まりの瞬間でもあるから。

Q3:その反対に、一番辛いときは?
⇒毎年の6月!本当にストレスと不安を感じる月だと思う。とにかく気候が不安定だし、病害も多いからね。

Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
ワイン造りは何かひとつの「工程」に決め手が集約されるものではないと思う。 毎年ひとつひとつのワイン、ひとつひとつの工程において、 それがベストで理に適っている、と思える決断をし続けること・・・じゃないかな。

Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
「完璧なバランスのワイン」、これに尽きる。 きれいに整った酸と複雑な要素、そして長い余韻。そこに調和と一貫性があること。 そんなワインを目指しているよ。

Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒僕が初めて修行させてもらった 『アンドレ・オステルタグ』の「リースリング・グラン・クリュ・ミュンシュベルグ1988年」。 僕はこのワインに本当に感動して、その後も何度も飲んでいるんだ。

Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒ピノ・グリのグラン・クリュ・キルシュベルクと、黒トリュフのパスタの組み合わせ。 忘れられない、素晴らしい時間だったよ。 (*より:こちらのワイン、非常に少量生産で現在在庫が無いのです・・・申し訳ありません!

Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒イタリアのピエモンテ州かな。僕はとにかくピエモンテのワインが大好きなんだ。

Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
「Less is more.」
いつでも、あれをしてみようか、これをしてみたらどうか、と動くのは簡単。 自分のやったことを強く信じて結果をじっと待つことが、一番難しいんだ。

Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒おいしいワインをただ楽しく飲んで!そして、いつでも自分の味覚と好みを一番大切に!

今週の『ワイン職人に聞く、10の質問』如何でしたか??
今回僕が一番感銘を受けたのはやっぱり「Less is more.」のひとことでした。 やれることはすべてやった、後は自分を信じて待つ・・ということが、 ワイン生産者のように常に考え続け、新たなアイディアを模索している人たちには最も難しいことなんですよね。

あらゆることを試し、成功し、失敗し、 その繰り返しの果ての果てに辿り着く「自分を100%信じられる境地」。 自分もいつかそんなところに行けるのかな・・・と考えさせられます。 ルカ・リーフェルさん、やっぱり芯から職人でした。

そして、彼が情熱を傾けたのは・・・こんなワインたちです。

≪まずはここから!!リースリング100%のアルザスを1本だけ薦めるなら・・・今僕は絶対にこれを選びます。≫
リーフェル リースリング ヴィエイユ・ヴィーニュ2017年『リーフェル リースリング ヴィエイユ・ヴィーニュ』
(フランス / アルザス産白ワイン ブドウ品種:リースリング100% / 熟成:ステンレスタンク熟成)

≪個性的な香りと味わいが人気の品種『ゲヴュルツトラミネール』。この品種のグラン・クリュは、本当に濃厚!≫
リーフェル ゲヴュルツトラミネール グランクリュ ゾッツェンベルク2015年『リーフェル ゲヴュルツトラミネール グランクリュ ゾッツェンベルク』
(フランス / アルザス産白ワイン ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール100% / 熟成:ステンレスタンク8か月熟成)

≪シルヴァネール唯一のグラン・クリュ『ゾッツェンベルク』。≫
リーフェル シルヴァネール グランクリュ ゾッツェンベルク2015年『リーフェル シルヴァネール グランクリュ ゾッツェンベルク』
(フランス / アルザス産白ワイン ブドウ品種:シルヴァネール100% / 熟成:ステンレスタンク11か月熟成)

≪最初に生産者のスタイルを試すなら、エントリーレンジの『ピノ・ブラン』がおすすめです!≫
リーフェル ピノ・ブラン2016年『リーフェル ピノ・ブラン』
(フランス / アルザス産白ワイン ブドウ品種:ピノ・ブラン100% / 熟成:ステンレスタンク熟成)

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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