ワイン輸入業者のお仕事とは
ちょっと前のことになりますが、『おいしいワインはインポーターで選ぶ!(池田 一郎さん、 楠田 卓也さん著/池田書店)』という本が出版されました。ワイン選びの指南本は世の中に沢山ありますが、この本は産地や品種、味のスタイルといったもっともベーシックな基準でワインを選ぶのではなく、「おいしいワインを選ぶ力のある輸入業者が仕入れたものを選べば、そもそもハズレがない […]
ちょっと前のことになりますが、『おいしいワインはインポーターで選ぶ!(池田 一郎さん、 楠田 卓也さん著/池田書店)』という本が出版されました。ワイン選びの指南本は世の中に沢山ありますが、この本は産地や品種、味のスタイルといったもっともベーシックな基準でワインを選ぶのではなく、「おいしいワインを選ぶ力のある輸入業者が仕入れたものを選べば、そもそもハズレがない […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」8回目となりました。 前回はワインの香りである「アロマ」には2種類があり、 「第一アロマ」とはブドウの品種そのものに由来する香りであり、 そして「第二アロマ」は「発酵や醸造に由来する香り」、 つまりもともとのブドウにあった香りではなく、ワインとして仕 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」6回目となりました。 前回はグラスをくるくると回すことでワインが「開く」のは、 「温度変化による香り成分の揮発」と「酸化の化学反応による香りの変化」によるものだ、という話でした。 知った上で香りを取ると、今までよりも「確かに香りが段々変化して新しい香 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」5回目となりました。 前回は「グラスを回すやり方」についてのご紹介でした。 書き忘れましたが、これを「スワリング」と呼ぶんですよ。 スワリングの意味は、ワイン全体を空気に触れさせることです。 これによって注いだ時よりも温度が少しだけ上昇しアルコールの […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」4回目。 前回は、ワイングラスにワインを注ぐ適量の話と、 ワインを注いだらまずはそのまま香りを取ってみる・・・というところまででした。 グラスをくるくる回す、その直前まで来たということです! それでは今回は、いよいよグラスをくるくる、ワイン通っぽく回 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」3回目になりました。 前回は、ワインの香りは“比喩として喩えると”、 ベリー系・柑橘系などの「フルーツの香り」、ハーブ&スパイスや食べ物など「フルーツ以外の香り」 で表現する、ということをご紹介しました。 それでは、いよいよ今回からは「実際にワインの […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、前回からは「香りを楽しむ」ことについて。 グラスをくるくる廻して香りを取るのも、格好付けているだけの仕草じゃないんですよ・・・ という話で終わりました。 今回は、ワインの香りにはどんな香りがあるのか、というところから始めていこうと思います。 どんな香りがあるのかを知 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、今回からは「香りを楽しみ、分析する」です。 何といってもワインは「香りを愉しむお酒」と言っても過言ではありません。 そもそも「香りを取る」意味、そして「香りの楽しみ方」、 何回かに分けて分かりやすくゆっくりご紹介させて戴きますね。 さて、このコラムを読 […]
ワインを鑑賞して楽しむ手法についてのシリーズ、 「ワインの色合いを見る」ときには、上の画像のようにワインをやや少なめに注ぎ、 グラスを斜めに傾けたり倒したりして液面を広げると見やすくなる、という方法を前回ご紹介しました。 今回は「ワインの色合いから、分かること」についての話をしたいと思います。 赤ワインを例に取りその色合いを分類していくと、 「 […]
ワインを目で楽しみ、香りを満喫して、そしてゆっくり味わう。 そんな一連の流れについて、どういう手順でどこをポイントに楽しんだら良いのか、をご紹介するシリーズ。 今回からはいよいよ「ワインの色合いを見る」というステップに入りたいと思います。 ワインの色なんて、白ワインなら白、赤ワインなら赤、でしょう?と思っていらっしゃる方、 実は同じ赤ワインでも […]
前回はワインを楽しむ手順、所謂「テイスティング」の流れを簡単にご紹介しました。 順に書くと、 色合いを見て 香りを取って愉しみ、 口の中でゆっくりと味わい、 余韻に浸る という流れで「状態の良し悪しを知り、隅から隅まで楽しむ」。 今回は「色合いを見る」の第2回。 ワインの色、つまり外観を見ることには、大きく分けて2つの意味があります。 濁りや、浮遊しているも […]
さて、前回までで結構な回数を使い 「コルクをスクリューで抜き、時間をかけて開き、そのワインに適したグラスに注ぐ」 というところまでお話をしてきたわけで・・・次はやっと「飲む」ところに入っていきます! 長らくお待たせしてしまい、もう何本も飲んじゃいましたよね 笑 さて、ふさわしいグラスに注がれたワインがあなたの目の前にあります。 それではおもむろにグラスを掴み […]
さて、今回も引き続き「泡もののグラス」についての話。前回は、シャンパングラスを買うなら細長いまっすぐな形のものより、ワイングラスと同じように口細になっているグラスの方が香りも楽しめますよ、というお薦めをしました。 そして今回はちょっと雑談的な内容ですが、上の画像のようなグラスについてです。ご年配の方はかつて結婚式などに出席すると必ずこのグラスで乾杯だったのが […]
前回までは「ボルドー型/ブルゴーニュ型」という形状の異なる2種類のワイングラスについて、それぞれのグラスが引き出す味わいの特徴を軸にご紹介を致しました。今回からは続いてシャンパーニュ、スパークリングワインなど、 炭酸ガスを含んだワイン用のグラスについてご紹介をしていきたいと思います。パーティなどで使うとてもスタイリッシュな細長いグラス・・・皆さん使ったことが […]
僕はこの年末年始のお休み中に、読めずにデスクに積んだままになっていたワイン関連書籍をゆっくりと楽しみました。 その中で面白かったもの、今日から何回かに分けて皆さんにご紹介したいと思います。 年が明けたばかりで大変お忙しい時期とは思いますが、例えば夕食後に残ったワインを飲みながらほっと一息・・・なんていうときに、静かに楽しんで戴きたいと思います。 さて、それで […]
前回は画像の左から4番目、「ボルドー型」グラスのご紹介。このグラスの特徴は「ワインの様々な味わい要素をギュッと凝縮・集約し、濃い味で飲ませてくれる」。重く濃厚なタイプのワイン、つまりカベルネやメルロ種を使ったボルドーワインに最適、ということでした。 それでは今回は左から6番目(右から2番目、のほうが分かりやすいですね)のグラスをご紹介。金魚鉢のように丸く膨ら […]
ワイングラスに関する話、3回目となりました。前回は「同じワインでも、注ぐグラスによって飲んだ時の味が変わり」、そのために「ワインの味わいタイプごとに、適正なグラスがある」という内容でした。今回から、上のグラス画像を見て戴きながら代表的な3つのグラスについて覚えて戴きたいと思います。(*テキスト版の方は画像を見て戴けず申し訳ないのですが、あとで用語をネット検索 […]
上の写真のように様々な形があるワイングラス、実は「飲むワインの産地やブドウ品種、味わいスタイルに応じて使い分ける」 ために形状が異なっています。 「同じワインなのに、種類によってグラスを使い分ける」 という考え方はあまり馴染みがないかもしれませんが、これが実は非常に大きな意味を持っています。 同じワインを異なる形状のグラスに注いで比較試飲すると […]
前回まで、「ワインを開ける道具」「開けるタイミング」についてご紹介をしてきました。ときたら次は当然「ワインをグラスに注いで、飲む」わけですね。栓を開けて飲むのに至るまで、随分と回数をかけてしまいました 笑 上の写真にもあるように、ワイングラスには様々な形状のものがあります。これ以外にも様々な形のものがありますが、もっとも一般的で馴染み深いのは、上の写真だと左 […]
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第1回 「マコン・クロ・ド・ラ・メゾン」 フィラディスのお料理男子こと西岡です。 店長からの指名で、今回よりお料理コラムを開始させて頂きます。 とはいえ、私は料理のプロでもなんでもないただの「料理好き」。 料理といえば、ほぼ家族にしか作ったことがありません。レシピも書いたことがありません。 そんな素人の私ではありますが、 […]