【ワインのテイスティング】ワイングラスを回す意味は?
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」4回目。 前回は、ワイングラスにワインを注ぐ適量の話と、 ワインを注いだらまずはそのまま香りを取ってみる・・・というところまででした。 グラスをくるくる回す、その直前まで来たということです! それでは今回は、いよいよグラスをくるくる、ワイン通っぽく回 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」4回目。 前回は、ワイングラスにワインを注ぐ適量の話と、 ワインを注いだらまずはそのまま香りを取ってみる・・・というところまででした。 グラスをくるくる回す、その直前まで来たということです! それでは今回は、いよいよグラスをくるくる、ワイン通っぽく回 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」3回目になりました。 前回は、ワインの香りは“比喩として喩えると”、 ベリー系・柑橘系などの「フルーツの香り」、ハーブ&スパイスや食べ物など「フルーツ以外の香り」 で表現する、ということをご紹介しました。 それでは、いよいよ今回からは「実際にワインの […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、前回からは「香りを楽しむ」ことについて。 グラスをくるくる廻して香りを取るのも、格好付けているだけの仕草じゃないんですよ・・・ という話で終わりました。 今回は、ワインの香りにはどんな香りがあるのか、というところから始めていこうと思います。 どんな香りがあるのかを知 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、今回からは「香りを楽しみ、分析する」です。 何といってもワインは「香りを愉しむお酒」と言っても過言ではありません。 そもそも「香りを取る」意味、そして「香りの楽しみ方」、 何回かに分けて分かりやすくゆっくりご紹介させて戴きますね。 さて、このコラムを読 […]
前回は赤ワインを例に取りその色合いを分類、 「青みがかった紫色/ピンク色」⇒「鮮やかな赤/ルビー色」⇒「オレンジがかった赤」⇒「煉瓦色/茶色に近い色」 青・紫・ピンク色は「まだ若々しい、造りたてのフレッシュなワイン」の色。 それが右に行くにつれて熟成を示す色合いになっていく、という話・・・そして今回はその続きです。 ワインの色合いは、使われてい […]
ワインを鑑賞して楽しむ手法についてのシリーズ、 「ワインの色合いを見る」ときには、上の画像のようにワインをやや少なめに注ぎ、 グラスを斜めに傾けたり倒したりして液面を広げると見やすくなる、という方法を前回ご紹介しました。 今回は「ワインの色合いから、分かること」についての話をしたいと思います。 赤ワインを例に取りその色合いを分類していくと、 「 […]
ワインを目で楽しみ、香りを満喫して、そしてゆっくり味わう。 そんな一連の流れについて、どういう手順でどこをポイントに楽しんだら良いのか、をご紹介するシリーズ。 今回からはいよいよ「ワインの色合いを見る」というステップに入りたいと思います。 ワインの色なんて、白ワインなら白、赤ワインなら赤、でしょう?と思っていらっしゃる方、 実は同じ赤ワインでも […]
今回は「ワインのテイスティングについて」の第4回目。 皆さんは、ボトルの中に赤いガラス片か石のように見える沈殿物を見たことは無いでしょうか。 これも澱と同じようにワインの成分に由来する「酒石(しゅせき)」と呼ばれる物質です。 「酒石」はワインに含まれる「酒石酸(しゅせきさん)」という有機酸に由来する物質。 酒石酸はワインの背骨とも言える酸で、その味わいの骨格 […]
前回はワインを楽しむ手順、所謂「テイスティング」の流れを簡単にご紹介しました。 順に書くと、 色合いを見て 香りを取って愉しみ、 口の中でゆっくりと味わい、 余韻に浸る という流れで「状態の良し悪しを知り、隅から隅まで楽しむ」。 今回は「色合いを見る」の第2回。 ワインの色、つまり外観を見ることには、大きく分けて2つの意味があります。 濁りや、浮遊しているも […]
前回はワインを楽しむ手順、所謂「テイスティング」の流れを簡単にご紹介しました。 順に書くと、 色合いを見て 香りを取って愉しみ、 口の中でゆっくりと味わい、 余韻に浸る この流れを「正しくかつ分析的に」進めるのがワインを評価する『テイスティング』の手法です。 いちいちこんな手順で飲まないといけないの?と面倒に思われるかもしれません。 でも実はこの手順を踏んで […]
さて、前回までで結構な回数を使い 「コルクをスクリューで抜き、時間をかけて開き、そのワインに適したグラスに注ぐ」 というところまでお話をしてきたわけで・・・次はやっと「飲む」ところに入っていきます! 長らくお待たせしてしまい、もう何本も飲んじゃいましたよね 笑 さて、ふさわしいグラスに注がれたワインがあなたの目の前にあります。 それではおもむろにグラスを掴み […]
さて、今回も引き続き「泡もののグラス」についての話。前回は、シャンパングラスを買うなら細長いまっすぐな形のものより、ワイングラスと同じように口細になっているグラスの方が香りも楽しめますよ、というお薦めをしました。 そして今回はちょっと雑談的な内容ですが、上の画像のようなグラスについてです。ご年配の方はかつて結婚式などに出席すると必ずこのグラスで乾杯だったのが […]
前回までは「ボルドー型/ブルゴーニュ型」という形状の異なる2種類のワイングラスについて、それぞれのグラスが引き出す味わいの特徴を軸にご紹介を致しました。今回からは続いてシャンパーニュ、スパークリングワインなど、 炭酸ガスを含んだワイン用のグラスについてご紹介をしていきたいと思います。パーティなどで使うとてもスタイリッシュな細長いグラス・・・皆さん使ったことが […]
前回は画像の左から4番目、「ボルドー型」グラスのご紹介。このグラスの特徴は「ワインの様々な味わい要素をギュッと凝縮・集約し、濃い味で飲ませてくれる」。重く濃厚なタイプのワイン、つまりカベルネやメルロ種を使ったボルドーワインに最適、ということでした。 それでは今回は左から6番目(右から2番目、のほうが分かりやすいですね)のグラスをご紹介。金魚鉢のように丸く膨ら […]
ワイングラスに関する話、3回目となりました。前回は「同じワインでも、注ぐグラスによって飲んだ時の味が変わり」、そのために「ワインの味わいタイプごとに、適正なグラスがある」という内容でした。今回から、上のグラス画像を見て戴きながら代表的な3つのグラスについて覚えて戴きたいと思います。(*テキスト版の方は画像を見て戴けず申し訳ないのですが、あとで用語をネット検索 […]
上の写真のように様々な形があるワイングラス、実は「飲むワインの産地やブドウ品種、味わいスタイルに応じて使い分ける」 ために形状が異なっています。 「同じワインなのに、種類によってグラスを使い分ける」 という考え方はあまり馴染みがないかもしれませんが、これが実は非常に大きな意味を持っています。 同じワインを異なる形状のグラスに注いで比較試飲すると […]
前回まで、「ワインを開ける道具」「開けるタイミング」についてご紹介をしてきました。ときたら次は当然「ワインをグラスに注いで、飲む」わけですね。栓を開けて飲むのに至るまで、随分と回数をかけてしまいました 笑 上の写真にもあるように、ワイングラスには様々な形状のものがあります。これ以外にも様々な形のものがありますが、もっとも一般的で馴染み深いのは、上の写真だと左 […]
前回は「ワインが開いている / 閉じている」という言い回しについて。 この言葉は、栓を抜いたワインが 「飲んでおいしい状態になっているか、それともまだか」を表現したもの。 「ワインは開けてもすぐ飲まない方が良いですよ・・・」というところまで、覚えて戴いたと思います。 じゃあ実際にはどうやって飲めば良いのか、というちょっとしたテクニックを今回は覚えてください。 […]
前回は「ソムリエナイフの選び方、使い方」についてでした。店長による「初心者でも失敗しないワインの開け方」動画は、皆さん見て戴けましたか???↓↓↓ 皆さんが上手に抜栓できるようになって戴けるよう、応援していますよ!! という訳で今回からは・・・ワインを開けたら当然飲むわけですから、「ワインのおいしい楽しみ方」にフォーカスしていこうかと思います。ここは、誰にで […]
「ワインオープナーについて」前回は「ウイング式コルク抜き(画像上段一番右)」の長所・短所について。使いやすいけど、スクリュー部分がドリルタイプのものは要注意・・・という話をさせて戴きました。 ということで今回は「最終的に選ぶべきオープナー=ソムリエナイフ」について。一見するとプロだけが使う扱いの難しそうな道具に見えますが、数回使えばすぐに慣れるはずですからご […]
前回からは「ワインオープナーについて」。持ち手にスクリューが付いたシンプルな「T字型コルク抜き」、そして円周率の「π」のような形をした剣が2本付いている「2本コルクプラー」をご紹介し、今これらだけしか持っていない方は出来るだけ早くソムリエナイフを・・・と締め括りました。 今回は、おそらく使っている方が非常に多いと思われる「ウイング式コルク抜き(画像上段一番右 […]
前回は「赤ワインの常温は、石造りの地下セラーの温度、13-15℃が基準」という話をしました。 だから赤ワインも飲む前に少し冷やし「本来の常温」に近付けることでぐっとおいしくなります。 このひと手間、ワインをおいしく楽しむために是非やってみてくださいね。 おいしい温度に設定する、という事前準備をひとつ知って戴いたところで、 今回からも引き続き「ワ […]
前回はワインの輸送・保管時の温度管理についての話をスタートしました。ワインセラーが無ければ、家の中で比較的涼しくて直射日光の当たらない場所に置く、でしたよね。 では「ワインの保存に適正な温度は本来どういう温度なのか?」について今回はお話しします。家庭用のワインセラーは温湿度の設定が出来るかと思いますが、温度設定は13~15℃、湿度を70%程に設定するのが一般 […]
前回は「ワインが置かれているべき適正な環境(温度や湿度設定)」についての話でした。 欧州などワイン産地の地下セラー年中通して温度が13-15℃、湿度70%程。 ワインを保持し、適正に熟成させるにはこの環境が理想に近いこと、 そしてこれがいわゆるワインにとっての「常温」と考えられている、というところまでお話ししました。 今回は、この温度設定が「常 […]
前回は、一般的に海上輸送で輸入されるワインを運ぶコンテナには温度管理のできる『リーファーコンテナ』と常温で運ぶ『ドライコンテナ』があること、 夏場の輸送や赤道周辺を通る航路では温度管理をするべき・・・という話でした。(繰り返しますが、フィラディスは勿論全品『リーファー』で運んでいますので品質管理は万全です!) 今回も引き続きワインの「温度管理」ということにつ […]
「安いワインと高いワインは何が違うのか?」について、その背景と生じる要因についてご紹介しました。今回からはちょっと話題を変えまして・・・「輸入ワインは、ワイナリーで造られてからどうやって私たちの食卓まで届くのか?」をご紹介します。皆さん意外と、ワインが生産地からどうやって運ばれてくるのかをご存じないみたいなので、 ワインの「旅路」を体験して戴くのも面白いかな […]
前回は「ワインの価格差は同じ面積当たりから収穫されるブドウの量、造るワインの量に反比例する」 という考え方についてご紹介しました。 ブドウをたくさん植えて1haあたりの生産効率を上げれば安いワインが造れるし、 果実の凝縮度を増すために樹の本数を減らしていけば、品質が上がる分価格も上がる、という考え方です。 併せて、ワインの取引市場において価格差が生まれていく […]
さて、前回からは「高いワインと安いワイン、何が違うのか?」という誰もが思う疑問について。 でも実は、ワイン1本を造るコストは、500円のワインも100万円のワインも、 せいぜい数千円くらいしか違わないんですよ、という事実を皆さんに知って戴きました。 さて、それでは本質に迫っていきましょうか。 ワインに価格差が生まれる背景・要因は一言でいえば「同 […]
前回はかの有名な『ロマネ・コンティ』とはどんなワインか・・・について。 その前は、ボルドーで最高ランクの「5大シャトー」についてご紹介をしました。 どれも、ワインの世界ではトップクラスに価格の高いワイン。 ロマネ・コンティなんて、車1台軽く変えちゃう値段ですからね 汗 では「安いワイン」と「高いワイン」は、何が違うのか?? ワインを飲み始めたば […]
前回までは「よく聞く、“5大シャトー”とは」についてご紹介しました。フランス、ボルドー地方のワインでは最高ランクの「第一特別級」に格付された5つのシャトーの事でしたね。 じゃあ次は何にしようかな・・となったら、それはやっぱりこちらも説明しておくべきですよね。有名な『ロマネ・コンティ』って何???・・・という話です。日本でも『ドン・ペリニヨン』『オーパス・ワン […]