ワイン職人に聞く、10の質問【第12回】ジャコモ・グリマルディ(イタリア・バローロ地方)
- 2019.11.26
- ワイン職人に聞く、10の質問
- イタリア, シャンパーニュ, ステンレスタンク, ソーヴィニヨン・ブラン, テロワール, ネッビオーロ, パスタ, マリアージュ, 哲学, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人, 肉料理, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第12回 ジャコモ・グリマルディ(イタリア・バローロ地方)
『ワイン職人に聞く、10の質問』、
いかにも「イタリアの伊達男」という佇まいの男、 きっとイタリア人らしいユーモアにあふれる答えを返してくれるだ
今週も、造る人によって全く異なる視点・主義・主張、
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、
⇒子供の頃、
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒日々畑にいて嬉しいことがあるんだけど、
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒「辛い」と思うことは無いんだけど、 春の芽吹きから収穫までずっと気を抜けない仕事だということかな 笑 毎日がチャレンジの連続!
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、
⇒どこか一つの工程が全ての決め手になる、とは思わないな。
ひとつひとつの細かいプロセス全てが大切だし、
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒それは勿論『バローロ』だよ。 このワインは力がるのに、
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒1947年のバローロ。 その当時はまだドメーヌで元詰めをしていなかったけども、 うちの畑で獲れたブドウで造られたワインだった。
Q7:自分のワインと料理、
⇒僕が自分のワインにいつも必ずお奨めするのはやっぱり肉料理。 牛肉、仔牛、子羊・・・
そして、
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、
⇒考えたことも無かったけど・・・シャンパーニュかな?
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒自分の畑ならではのキャラクター・アイデンティティ・
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、
⇒僕の『バローロ』
今週の『ワイン職人に聞く、10の質問』如何でしたか??
ワイン造りは春から収穫まで一切気の抜けない仕事、 そして造りの決め手になるのはどこか一つのプロセスではなく、 細かな決断・判断の連続なのだ・・
小手先のテクニック・新技術などでは決してなし得ない「技」。 そしてワインへの、土地への深い愛着。 それが揃って初めて、
それでは最後に今日のワイン職人が心血注いだ作品たちを紹介した
『ジャコモ・グリマルディ バローロ』
・イタリア/ピエモンテ州産/赤ワイン
・ブドウ品種:ネッビオーロ100%
・熟成:バリック&大樽24か月
≪「バローロ」人気生産者が造るフルーツ感溢れる1本!≫
『ジャコモ・グリマルディ ドルチェット・ダルバ 』
・イタリア/ピエモンテ州産/赤ワイン
・ブドウ品種:ドルチェット種100%
・熟成:ステンレスタンク6ヶ月
≪ピエモンテを代表する白ワイン『ロエロ・
『ジャコモ・グリマルディ ロエロ・アルネイス』
・イタリア/ピエモンテ州産/白ワイン
・ブドウ品種:アルネイス種100%
・熟成:ステンレスタンク8ヶ月
≪ジャコモ・グリマルディが造るソーヴィニヨン・
『ジャコモ・グリマルディ ランゲ・ソーヴィニヨン』
・イタリア/ピエモンテ州産/白ワイン
・ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン種100%
・熟成:ステンレスタンク&大樽8ヶ月
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