ワイン職人に聞く、10の質問【第36回】ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ(フランス・ロワール地方サンセール)

ワイン職人に聞く、10の質問【第36回】ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ(フランス・ロワール地方サンセール)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第36回 ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ(フランス ロワール地方サンセール) フィリップ・レキュレさん

『ワイン職人に聞く、10の質問』、今回話を聞いた生産者はフランス・ロワール地方の最奥に位置するアペラシオン、「サンセール」を代表する生産者『ドメーヌ・テール・ブランシュ』

ソーヴィニヨン・ブラン種を100%使用した、グレープフルーツのようにフレッシュで爽やかな辛口白ワインで知られるこの地域。実は村の中でも畑の場所ごとに土壌の組成が大きく異なり、同じソーヴィニヨン100%でありながら非常に多様性のあるワインが生まれる産地です。

土職人『ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ』のワイン造り哲学、是非とも読んでみてくださいね。
それでは今週もワイン職人へのメルマガ誌上一問一答インタヴュー、始めましょう!

Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
Passion and only passion(原文のままです)!!
ブドウの樹、土、そして地球・・・自分の情熱を全てサンセールのブドウ畑に捧げたい、と思ったからだよ。

Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒2014年に初めてワインをリリースした『ドメーヌ・テール・ブランシュ』が、今やこのサンセールという産地を牽引するような存在になってきていることが一番嬉しいよ。
テロワールを、そして土壌の個性を知り尽くした上でそれを最大限に純粋にワインとして表現するという我々のフィロソフィーが「シェーヌ・マルシャン」や「ル・ヴァロン」といった素晴らしいワインを生み出すことに繋がった・・・これに勝る喜びは無いよ!

Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒どのワイン生産者もきっと同じことを言うのだと思うけど、雹や春の遅霜、熱波などに苦しんでいるブドウ樹をただ見ているしかないとき、だね。
人間ができることを全てやっても報われずに残念な収穫を迎えてしまう年は、無力感で胸が苦しくなるんだ。

Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒あらゆる要素のバランスが取れたブドウを、健全・清潔に収穫することが全てだよ。
その土地のテロワールを正しくワインの中に表現するには、果実が健全でピュアでなくちゃダメなんだ。

Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒僕にとっての理想的なワインは、その土壌ならではのミネラル感が香りにきちんと出ていて、アロマが派手過ぎないワインかな。
純粋でクリーン、香りには少しだけ厳しさがあって、余韻が長い、そして開くまである程度時間がかかるのも大事。
ワインに、秘められたポテンシャルがあるということだからね。

Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒素晴らしかったワインは、いつでもそれを一緒に楽しんだ人々・料理との想い出と一緒にある。
僕にとっての最良の想い出は、2003年にニューヨークを訪れた際に「シェ・ジャック」という店で開けたジョルジュ・ルーミエのシャンボール・ミュジニィ・アムルズ・・・本当に偉大な1本だった。
そして、僕が飲んだことのある最も古いヴィンテージのワイン、シャトー・スータールの1923年。この2本の想い出は、生涯忘れることは無いと思う。

Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
サンセールに、食べきれないくらいの生牡蠣!!

Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒僕はやっぱり北部の冷涼な地域でワイン造りをしたいんだ。
フランス以外だったら、アメリカのオレゴン州、カナダのバンクーバー周辺かな。

Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒自然環境、土、そしてブドウ樹に対して敬意を払い、謙虚であること。
そうすれば、最高のワインを造るのにふさわしいだけの最良の果実がもたらされる。

Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒ドメーヌ・ド・テール・ブランシュのワインを、新鮮な海の食材に恵まれた日本の皆さんに楽しんでもらえることを本当に嬉しく、誇りに思っています。
僕たちがワイン造りに注いだ情熱と同じくらいに、ワインを楽しんでもらえたら最高だよ!

・・・フィリップ・レキュレさんのインタヴューは以上です。
今週の『ワイン職人に聞く、10の質問』如何でしたか??
食べきれないくらいの生牡蠣とサンセール・・・仕事の後に家でそんな食事が待っていてくれたら、最高に幸せでしょうね。
土の話より、そこばかりが気になってしまいました 笑

フィリップさんが最後のメッセージで書いている通り、『テール・ブランシュ』のワインは新鮮な魚介類にぴったりと合うワイン。
日本では実際に、ワインに力を入れているお寿司屋さんが採用していることも多いですよ。

例えば白身魚のお刺身を食べるときに、山葵醤油に少しすだちを絞ったり、大葉でくるんで食べたり・・・食材の新鮮さを引き立て、爽やかにさっぱりとマリアージュさせる、まさに日本の食文化に最適な1本。
勿論、生の魚だけでなく、今の時期なら鍋物にもぴったり。
新鮮な魚介類が手に入ったら『テール・ブランシュ』この組み合わせを是非覚えておいてください!!

≪刺身にはいつも辛口日本酒・・という方にも薦めたい!このマリアージュを是非知ってください。≫

『ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ サンセール』
(フランス / ロワール産白ワイン ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン種100% 熟成:ステンレスタンク6か月熟成)

≪サンセール近くの隠れソーヴィニヨン・ブラン名産地「コトー・デュ・ジェノワ」!≫

ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ コトー・デュ・ジェノワ アルシミー
              

『ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ コトー・デュ・ジェノワ アルシミー 』
(フランス / ロワール産白ワイン ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン種100% 熟成:ステンレスタンク4-6か月熟成)

≪「ル・ヴァロン」は、熟した果実の柔らかさと緊張感のある酸が共存する「バランスのサンセール」≫

『ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ サンセール ル・ヴァロン』
(フランス / ロワール産白ワイン ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン種100% 熟成:ステンレスタンク8か月熟成)

≪サンセール最上の畑と言えば「シェーヌ・マルシャン」。毎回入荷即完売の一番人気ワインです。≫

『ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ サンセール・シェーヌ・マルシャン』
(フランス / ロワール産白ワイン
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン種100%
熟成:ステンレスタンク&バリック新樽10か月以上熟成)

 

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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