「五味のマリアージュ その2」 ワインはじめて講座
「ワインと料理を合わせる」シリーズ、第7回目となりました。前回は、味覚には、甘味・塩味・酸味・苦味・そして旨味の五要素があり、 料理が含む味覚要素とワインが含む味覚要素を足していき、 五味が出来るだけ調和した状態にしていくマリアージュの手法を「五味のマリアージュ」と呼ぶ、 という内容でした。今回も引き続きこの話をさせて戴きます。 この「五味のマリアージュ」は […]
「ワインと料理を合わせる」シリーズ、第7回目となりました。前回は、味覚には、甘味・塩味・酸味・苦味・そして旨味の五要素があり、 料理が含む味覚要素とワインが含む味覚要素を足していき、 五味が出来るだけ調和した状態にしていくマリアージュの手法を「五味のマリアージュ」と呼ぶ、 という内容でした。今回も引き続きこの話をさせて戴きます。 この「五味のマリアージュ」は […]
ワインと料理を合わせる」シリーズ、第6回目となりました。前回は「料理とワインが全く合わない」という事例をご紹介しましたが、 お試しになった方はいらっしゃいますでしょうか・・・実感して戴いた方は、改めて「合う」ことがどれだけ素晴らしいかを痛感されたのでは、と思います。ということで今回はもう一度、成功するマリアージュの手法に戻っていきましょう。 これまでに、脂身 […]
「ワインと料理を合わせる」5回目となりました!前回は、「ワインと料理の色合い・色の濃さを揃えていく」という方法、例えば「赤身肉には赤ワイン、白身肉には白ワイン」を合わせる、色の濃いソース(つまり、味わい的にも濃厚・濃密なソース)には、 ワインも色の濃いタイプのワインを合わせる・・・・というマリアージュ手法をご紹介しました。さて、シリーズ5回目にもなって今更聞 […]
「ワインと料理を合わせる」4回目となりました!前回は、料理とワインの香り・味わいの方向性を合わせていくことで2つをうまくペアリングさせる、 『同調のマリアージュ』について、 柑橘類やハーブを想わせる爽やかな味のワインに合わせて、鶏の香草焼きにレモンをひと絞り 香辛料を多用したスパイシーなお料理に、スパイシーなキャラクターを持つワインを合わせる 土っ […]
「ワインと料理を合わせる」第3回です。前回は、濃厚な脂身のある肉を赤ワインの酸とタンニンで中和し、さっぱりとさせる。『中和のマリアージュ』について書きました。肉とワインの組み合わせは殆どの方が体験済だと思いますので、まずはそこで納得して戴き、 そこからマリアージュの話を進めていこうと思います。 「脂を洗い流してさっぱりする」マリアージュから少し発展させたマリ […]
前回からは、「ワインと料理を合わせて楽しむ」という話、 ワインは単体で飲んでも勿論おいしく楽しめますが、 実はその最大の魅力は『食中酒』であること。お料理と合わせてこそ出会える魅力がいっぱい、 組み合わせを試せば試すだけ、新たな楽しさを発見できるお酒なんですよ。 ではまず、どんな料理とどんなワインが合うのか、そこに決まり事や法則はあるのか、 というところから […]
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]
前々回、前回と、スパークリングワインと白ワインを飲むときに味わうポイントを紹介しました。 泡の強弱(炭酸の強さです)、泡の口当たりがきめ細かいか、粗いか テクスチュア口当たりがシャープ/硬質/パキパキしている、やわらか/まろやか/こってりしているか 酸の程度 酸っぱいくらい酸が強いか、優しいか / 締め付けるような感じがあるか 果実味の程度 甘さがあるか、 […]
<前回からは「ワインを飲むときに、どこに着目すればよいのか」。 まずは、シャンパーニュやスパークリングワインなどの「泡もの」を飲むときに感じるべき5ポイントを紹介しました。 泡の強弱(炭酸の強さです)、泡の口当たりがきめ細かいか、粗いか 酸の程度 酸っぱいくらい酸が強いか、優しいか / 締め付けるような感じがあるか 果実味の程度 甘さがあるか、ドライ […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。前回は「ワインはのど越しで飲むものではなく、口の中で転がして香りを楽しみつつ飲み込むもの」であり、口に含んだらころころと転がすようにして、舌と口の中全体を使って味わいをゆっくりと感じ取るようにしましょう!という話でした。 それでは今回は・・・ワインをテイスティングするときに、味わいのどこに着目して飲めばよいのか、 […]
普段WINE CLUB30のワイン記事制作用に様々なマリアージュを試しているのですが、本当はごくシンプルに、お刺身で泡ものや白ワインを楽しむのが実は一番好きだったりします。それに、料理をする立場になれば、ただ切ればいいだけの刺身ってすごく楽ですし!(勿論、その「切る」技術に物凄い熟練が必要だということは分かっているのですが) 生の魚介類を切り、塩や醤油に少し […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」8回目となりました。 前回はワインの香りである「アロマ」には2種類があり、 「第一アロマ」とはブドウの品種そのものに由来する香りであり、 そして「第二アロマ」は「発酵や醸造に由来する香り」、 つまりもともとのブドウにあった香りではなく、ワインとして仕 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、前回からは「香りを楽しむ」ことについて。 グラスをくるくる廻して香りを取るのも、格好付けているだけの仕草じゃないんですよ・・・ という話で終わりました。 今回は、ワインの香りにはどんな香りがあるのか、というところから始めていこうと思います。 どんな香りがあるのかを知 […]
ワインを目で楽しみ、香りを満喫して、そしてゆっくり味わう。 そんな一連の流れについて、どういう手順でどこをポイントに楽しんだら良いのか、をご紹介するシリーズ。 今回からはいよいよ「ワインの色合いを見る」というステップに入りたいと思います。 ワインの色なんて、白ワインなら白、赤ワインなら赤、でしょう?と思っていらっしゃる方、 実は同じ赤ワインでも […]
前回はワインを楽しむ手順、所謂「テイスティング」の流れを簡単にご紹介しました。 順に書くと、 色合いを見て 香りを取って愉しみ、 口の中でゆっくりと味わい、 余韻に浸る この流れを「正しくかつ分析的に」進めるのがワインを評価する『テイスティング』の手法です。 いちいちこんな手順で飲まないといけないの?と面倒に思われるかもしれません。 でも実はこの手順を踏んで […]
前回は「ワインが開いている / 閉じている」という言い回しについて。 この言葉は、栓を抜いたワインが 「飲んでおいしい状態になっているか、それともまだか」を表現したもの。 「ワインは開けてもすぐ飲まない方が良いですよ・・・」というところまで、覚えて戴いたと思います。 じゃあ実際にはどうやって飲めば良いのか、というちょっとしたテクニックを今回は覚えてください。 […]
昨日はワインを理解する上で非常に大切な「原産地呼称」について書きました。 ワインが生まれ故郷を名乗るためには、様々な条件をクリアする必要がある・・・ という考え方をまずは理解して戴き、次に進みましょう。 ではなぜ「原産地」を名乗る必要があるのでしょうか。 これは非常に明確で、「原産地」=「ワインの味の判断材料」だからです。 つまりワインを選ぶときには「原産地 […]
前回までは『ピノ・ノワール』の話で、この品種はシャンパーニュなどスパークリングワインにも 使われる、なんていう話で終わりました。 そこで今回はこのタイミングでスパークリングワインの造り方を・・・と思ったのですが、 その前にまずは「ワインがどうやってできるか」から書かないといけませんよね。 今日の冒頭のコラムを書いていて、気付きました。 ワインと […]
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第1回 「マコン・クロ・ド・ラ・メゾン」 フィラディスのお料理男子こと西岡です。 店長からの指名で、今回よりお料理コラムを開始させて頂きます。 とはいえ、私は料理のプロでもなんでもないただの「料理好き」。 料理といえば、ほぼ家族にしか作ったことがありません。レシピも書いたことがありません。 そんな素人の私ではありますが、 […]
では、薄いピンク色に色が着いた「ロゼワイン」はどうやって造られるのでしょうか?? いくつかの造り方があるのですが、実はこれがとにかくシンプルで単純。 まず一つは、「果皮を漬け込んでおき、適度に薄く色が着いたところで皮を取り除く」。 なんと、それだけのことです。 ずっと漬け込んで置いたら赤ワインになるところを、途中で皮を出してしまうだけ。 そして更に直球の造り […]
本日は「白ブドウと黒ブドウ」について。 昨日のおさらいポイントは、この2つです。 ワインは、ブドウと酵母だけで造られる。水は加えられていない。 ブドウには大きく分けて2種類。 ・白ブドウ:果皮は緑色、果実も緑色。例えば「マスカット」など。 ・黒ブドウ:果皮は青紫~黒色、果実は緑色。こちらは「巨峰」や「デラウェア」。 このうち、黒ブドウからは、「赤ワイン」「ロ […]
「ワインとはどんなお酒か」からスタートします。 ワインは、ブドウの果汁を酵母で発酵させることによって出来るお酒です。 意外と知らない方も多いのですが、ワインを仕込む時には「水」は一切加えられていません。 ここが、ビールや日本酒などの穀物原料のお酒と大きく異なるところです。 つまり、それだけ原料のブドウの品質が出来上がりの良し悪しに直結する、ということですね。 […]