- 2019.12.13
- なるほどのあるワインコラム
- グラス, ピノ・ノワール, ファン・ヒル, ブルゴーニュ, フレンチオーク, ボコパ, モナストレル, ラベル, レシピ, ワイナリー, 樽, 熟成, 生産者, 白ワイン, 肉料理, 調和, 赤ワイン, 香り
さて、前回のマメ知識コラムに続いてワインの「樽」についてのお話しです。 前回は「樽」というものがそもそも何なのか、どんな材料で作られてきたのか。 そして、いつの時代からどのような目的で使われてきたのか、というお話をさせて戴きました。 続いて今回は…「樽」そのものの作り方や、 木材の産地についてのお話をさせて戴こうと思っていたのです […]
- 2019.12.08
- ワイン職人に聞く、10の質問
- アナヨン, スペイン, テンプラニーリョ, フレンチオーク, マリアージュ, ラベル, 写真, 哲学, 熟成, 生産者, 職人, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第13回 ドメコ・デ・ハラウタ(スペイン・リオハ地方)醸造家 セザール・マルティネセスさん(写真左から2人目) 『ワイン職人に聞く、10の質問』、13人目のワイン職人はスペイン伝統の名産地リオハの『ドメコ・デ・ハラウタ』より、5世代目の醸造家として活躍中の若き新世代 […]
- 2019.12.01
- なるほどのあるワインコラム
- アラビアガム, スペイン, ボージョレ・ヌーボー, ラベル, ワイナリー, 亜硫酸塩, 価格, 生産者, 試飲, 赤ワイン, 輸入
ワインに使用される様々な食品添加物の中でも「なんの目的で使っているのだろうか?」と感じる 「アラビアガム」という添加物についてご説明をしたいと思います。 近年、カジュアルワインを中心に使われるようになったこの添加物、一体どんなものなのでしょうか。 アラビアガムは元々、 アカシア属の「アラビアゴムノキ」という植物の樹皮に傷を付け、 そこから流れ出 […]
- 2019.10.27
- ワイン職人に聞く、10の質問
- カリニェナ, グルナッシュ, シャルドネ, シラー, スペイン, テロワール, ピノ・ノワール, ブルゴーニュ, マリアージュ, ラベル, ワイナリー, 価格, 哲学, 熟成, 生産者, 白ワイン, 職人, 赤ワイン, 輸入, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第7回 エレンシア・アルテス(スペイン テッラ・アルタ地方) / ラファエル・デ・ハーンさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第7回、『エレンシア・アルテス』。 オーナーであるラファエルさんのワイン造りに対する想いの一問一答、 それにしても濃厚な内容でした・・・・! […]
- 2019.08.21
- なるほどのあるワインコラム
- アペラシオン, イタリア, カベルネ・ソーヴィニヨン, スペイン, テロワール, ピノ・ノワール, フランス, ブルゴーニュ, ラベル, ロマネ・コンティ, 価格, 生産者, 試飲, 赤ワイン
世界のワイン産地を巡るシリーズ「Firadis WINE GLOBE」第3回となりました。 前回は昨年2016年に最もたくさんワインを生産した国はどこで、その量はどれくらいだったのか、 というお話・・・皆さん、どこの国だったかちゃんと憶えてますか? ・・・そう、イタリアでしたよね。 イタリア、フランス、スペインの所謂「旧世界の代表国」3つで世界全体のワイン生 […]
「Firadis WINE GLOBE」第2回です。 前回はまず世界地図を目の前に広げ、現在「ワインが造られている国」把握するところから始めました。 第2回は、各国の生産状況がどうなのか、というところにフォーカスしてみようと思います。 今回は話の流れ上、残念ながら「数字ばかりでやや退屈な」回ですのでご容赦を・・・・。 *第1回をまだお読みになっていない方は、 […]
- 2019.07.10
- なるほどのあるワインコラム
- カベルネ・ソーヴィニヨン, グルナッシュ, シラー, スペイン, フミーリャ, フランス, モナストレル, ラベル, ラングドック, ワイナリー, 温度, 生産者, 肉料理
第3回目となりました「土着ブドウ品種」についてのコラムです。 このコラムシリーズは、コラムを通じて少しマニアックなブドウ品種を知り、 ご自身のセレクトの幅を拡げて戴こう、という試みなのですが・・・ でも、実はCLUB30のお客さまだったら、 殆どの人が土着品種の魅力を知らず知らず体感しているんですよね。 なぜなら、CLUB30で圧倒的にご注文本数の多い大人気 […]
「ワインの値段」というちょっと現実的なところに着目したコラムシリーズ第3回目。 メインテーマは、ワインの価格という話題になると特に疑問・ご質問の多い 『すごく高いワインと安いワイン、その値段の差は一体どこから来るの???』です。 前回は、ワインの原材料について一つ一つをピックアップし、 ワインの包装容器である瓶やラベル、コルクなどはそれほど大きな価格差を生む […]
- 2019.06.10
- なるほどのあるワインコラム
- 5大シャトー, イタリア, オーパス・ワン, コルク, スパークリングワイン, スペイン, ボージョレ・ヌーボー, ラベル, ロマネ・コンティ, 亜硫酸塩, 価格, 値段, 生産者, 輸入, 輸送, 香り
前回からは、「ワインの値段」というちょっと現実的なところに着目してコラムをお届けしています。 香り表現や歴史のエピソードなど、 ワインについての話は少しロマンティックで抒情的な内容になることが多いのですが、こちらはとにかく現実的。 でも、ワイン愛好家にとってはもっとも身近で切実なテーマですよね。 第1回はこのシリーズのプロローグとして、ワインの価格、特に5大 […]
- 2019.06.04
- なるほどのあるワインコラム
- 5大シャトー, オーパス・ワン, カリフォルニア, シャトー・マルゴー, ソムリエ, フランス, ボルドー, ラベル, ロマネ・コンティ, 価格, 値段, 輸入, 香り
今回からはこれまで書いてきたブドウ品種や香り・味わいなど「ワインそのもの」から、 視点をちょっとだけずらしてみようかなと思います。 テーマは・・・・『ワインの価格』についてです! これは、やっぱり誰もが気になるところではないでしょうか。 各国から輸入されて売っているワインの価格は、どんな風に設定されているのか。 高いワインと安いワイン、その価格差は一体どこか […]
スマホでワインのラベルを撮影する時、ラベルが下の方に付いているボトルだとどうしても1枚目の写真のように婉曲してしまいますよね・・・。SNS等に載せるとき、これがイマイチ格好良くないのです。 そこで超簡単な撮影テクニック(と偉そうに言うほどのものでもないのですが・・)をご紹介!スマホを上下ひっくり返して撮影するだけで・・・2枚目のようにまっすぐに、しかもちょっ […]
ちょっと前のことになりますが、『おいしいワインはインポーターで選ぶ!(池田 一郎さん、 楠田 卓也さん著/池田書店)』という本が出版されました。ワイン選びの指南本は世の中に沢山ありますが、この本は産地や品種、味のスタイルといったもっともベーシックな基準でワインを選ぶのではなく、「おいしいワインを選ぶ力のある輸入業者が仕入れたものを選べば、そもそもハズレがない […]
- 2019.04.11
- なるほどのあるワインコラム
- ピノ・ノワール, フランス, ブルゴーニュ, ボージョレ・ヌーボー, ラベル, 価格, 値段, 生産者, 調和, 赤ワイン, 輸入, 輸送, 香り
ワイン商社に聞いてみよう!ボージョレ・ヌーボーはまずいっていう人が居たけど、本当?だったら、美味しいワインってどれ?そもそもボジョレーヌーボーとは?そんな疑問に、お答えします。 ボージョレ・ヌーボーとは? Beaujolais Nouveauと書きます。Beaujolaisは地名、Nouveauは新しいという意味。 つまり、フランスのボージョレ地区の、出来立 […]
前回はかの有名な『ロマネ・コンティ』とはどんなワインか・・・について。 その前は、ボルドーで最高ランクの「5大シャトー」についてご紹介をしました。 どれも、ワインの世界ではトップクラスに価格の高いワイン。 ロマネ・コンティなんて、車1台軽く変えちゃう値段ですからね 汗 では「安いワイン」と「高いワイン」は、何が違うのか?? ワインを飲み始めたば […]
「よく聞く“5大シャトー”って何なの?」について。仏ボルドー、メドック地域で「第一特別級」という最高ランクに格付けされた5つのシャトーの名前、 もう覚えて戴きましたか? シャトー・ラフィット・ロートシルト シャトー・マルゴー シャトー・ラトゥール シャトー・オー・ブリオン シャトー・ムートン・ロートシルト 1855年のパリ万国博覧会のイベントとして発表され、 […]
前回までは6回に渡って「ワインのラベルには何が書いてあるか」についてご説明を致しました。 そしてそのシリーズの最後で紹介したのは、 ラベルに書かれた「Eleve en fut de chene=樽で熟成させています」。 今回からは、この「ワインの熟成」について知って戴こうと思います。 「ワインは、寝かすほど良くなるんでしょう?」 ワイン初心者の方や、大変失礼 […]
ワインの原産地呼称制度は「ブドウの栽培地の範囲が限定されていくのに従って、格が上がる」 というピラミッド型の構造についてお話をしました。 産地が限定されたものほど、生産量も少なくなっていくので 今日はこれをちょっとかみ砕いてもう一度ご説明してみようかと思います。 皆さんはお米を買う時に、そのランク付けを例えば下記左⇒右の順序で捉えるかと思います。 国産米⇒国 […]
昨日はワインを理解する上で非常に大切な「原産地呼称」について書きました。 ワインが生まれ故郷を名乗るためには、様々な条件をクリアする必要がある・・・ という考え方をまずは理解して戴き、次に進みましょう。 ではなぜ「原産地」を名乗る必要があるのでしょうか。 これは非常に明確で、「原産地」=「ワインの味の判断材料」だからです。 つまりワインを選ぶときには「原産地 […]
昨日は、スパークリングワインの造り方についてざっくりしたところをご紹介しました。炭酸ガスが造られる「アルコール発酵」のプロセスを2回繰り返すことで、 果実味のあるおいしい泡ものが造られるわけですね。 今回はこの「2回目のアルコール発酵」について、もう少し突っ込んでみます。2回目のアルコール発酵という工程には、主に2種類の手法があります。ひとつは、1回目のアル […]