ワインボキャブラ天国【第149回】「絹のような」 英:silky 仏:soyeaux

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]

ワインペアリング奮闘記 第170回 フレッシュ白ワインと季節のサラダ / トラミン ミュラー・トゥルガウ

秋のフルーツと生ハムのサラダ

フレッシュ白ワインと季節のサラダ   このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。※家族に乳製品アレルギーがあるため、レシピは乳製品不使用です。 今回の課題はトラミン ミュラー・トゥルガウです。 イタリアの一大白ワイン産地、アルト・アディジェの白ワイン。品種はミュラー・トゥルガウです。栽培しやすく品質も安定しているため […]

今月のおすすめワイン本【2022年11月】ワインの本…というよりはお酒全般、特に「飲酒」に関する本

読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本をご紹介する『今月のおすすめワイン本』シリーズ。 今回の45冊目に選んだのはワインの本…というよりはお酒全般、特に「飲酒」に関する本。忘年会やお正月の宴席、そして新年会とついつい暴飲暴食してしまいがちなシーズンに突入する前に是非読んでおいて戴きたい1冊。 『名医が教える飲酒の化学』(日経BP 葉石かおりさん著、浅部伸一 […]

ワインボキャブラ天国【第148回】「森の下草」 英:understory plant 仏:sous-bois

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]

ワインペアリング奮闘記 第169回 均整の取れたボルドー赤とライスバーガー / シャトー・ド・ブレイザック

ライスバーガー 完成

均整の取れたボルドー赤とライスバーガー   このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。※家族に乳製品アレルギーがあるため、レシピは乳製品不使用です。 今回の課題はシャトー・ド・ブレイザック ボルドー・シュペリュールです。 ここでちょっとお勉強タイム。シュペリュールとは何でしょう? シュペリュールという言葉は「上位の」 […]

あ、せかんどおぴにおん 第31回「ボデガ・モルカ フロール・デ・モルカ」

『あ、せかんどおぴにおん』第31回 「ボデガ・モルカ フロール・デ・モルカ」  このコラムについて(ここは毎回同じことが書いてあります。) あなたが五感で捉える感覚と他人が感じる感覚は同じとは限りません。もしかすると、同じ言葉で表現される感覚でも人によって感じている実際の感覚は異なるのかもしれません。逆にたとえ同じ感覚を得ていたとしても、人によって別の言葉で […]

ワインボキャブラ天国【第147回】「しなやかで口当たりの良い」 英:supple / soft in the mouth 仏:souple

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]

ワインペアリング奮闘記 第168回 牛タンの煮込みにぴったりの赤ワイン / シャトー・レ・ジローデル・ド・ミロン サン・テミリオン・グラン・クリュ

牛タンの赤ワイン煮込み 完成

牛タンの煮込みにぴったりの赤ワイン   このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。※家族に乳製品アレルギーがあるため、レシピは乳製品不使用です。 今回の課題はシャトー・レ・ジローデル・ド・ミロン サン・テミリオン・グラン・クリュ(仏ボルドー産赤750ml)。フランス・ボルドーの右岸を代表する産地であるサン・テミリオン […]

ワインボキャブラ天国【第146回】「ソムリエ/ソムリエール」 英:wine-waiter(ソムリエ、で通じますが)仏:sommelier/sommeliere

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]

ワインペアリング奮闘記 第167回 熟したスパークリングワインに、秋鮭とホタテのフライ / シャトー・ド・ロレ クレマン・ド・ロワール ブリュット

秋鮭と帆立のマヨフライ 完成

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第167回 熟したスパークリングワインに、秋鮭とホタテのフライ   このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。※家族に乳製品アレルギーがあるため、レシピは乳製品不使用です。 今回の課題はシャトー・ド・ロレ クレマン・ド・ロワール ブリュット(仏ロワール産泡750ml)。フランス、 […]

シャンパーニュはどんな料理でも合う、は本当なのか?

シャンパーニュはどんな料理でも合う、は本当なのか? ワインの楽しみ方を教えてくれる本には良く、「数あるワインの中でも、シャンパーニュは料理を選ばない万能選手。 ワイン選びに迷ったら、食事の最初から最後までシャンパーニュ1本で通すのも素敵です」と書いてあります。 確かにシャンパーニュ1本で食事を通せれば、いちいち選んだ料理に応じてワインを選ばなくてよいし(特に […]

シャンパーニュのグラスを選ぶ

クープ型からフルート型へ かつて「シャンペン」と言えば、平たい形状の所謂「クープ型」グラスでしたが、結婚式(あるいは歌舞伎町あたりでしょうか・・・)の「シャンパンタワー」でしか使われなくなって久しいですね。 クープ型グラスはマリー・アントワネットの乳房から型取りした、なんていう信憑性がかなり低い蘊蓄も有名ですが、まあ、なかなかに話す場や相手が限られてしまうネ […]

「アッサンブラージュ」の意味するもの。

今回はシャンパーニュ造りにおいて非常に大切な工程である「Assemblage(アッサンブラージュ)」について説明をさせて戴きます。 一般的には「ブレンド」として知られている作業ですね。 この言葉は英語でも同じ綴りですが、ただ「混ぜる」という意味合いよりは「集合させる」「組み立てる」というニュアンスが強い言葉。 その作業の手順と、意味合いについてをお話ししてい […]

シャンパーニュの分類を識ることは、基本中の基本。

ひとくちにシャンパーニュと言っても、様々な種類があるのは皆様もご存じと思います。 白、ロゼ、ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワール、ノン・ドサージュ、グラン・クリュ・・・。 それぞれの製法や味わい特徴について、今一度知って戴くためのページです。 原料ブドウ・造り方による分類 まずは、使用される原料ブドウの産地格付け。 下記表の7つのカテゴリーに分類されます […]

ピノ・ノワールについて深く識る①

「シャンパーニュを生みだすブドウ品種」の項、第2回からはひとつひとつのブドウ品種を解剖していく、深堀コラムを始めます。 まず1品種目は、「ピノ・ノワール」から始めましょう。 『ピノ・ノワール』種を代表する産地は、やはりフランス・ブルゴーニュです。 ワインスターターの方でも、有名な『ロマネ・コンティ』は知っていますよね。 『ロマネ・コンティ』は、ピノ・ノワール […]

「シャンパーニュ生産者インタヴュー」第2回:「“ブジー”をひたすら表現する」ピエール・パイヤール

≪★Firadis WINE CLUB生産者一問一答インタヴュー 第2回★≫ -シャンパーニュ『ピエール・パイヤール』- シャンパーニュの「アルチザン」にその哲学を聞くシリーズ、第2回は1786年から8世代に渡ってシャンパーニュ・ブジー村で栽培を続ける老舗レコルタン『ピエール・パイヤール』。 シャンパーニュで最も力強くなると言われる男性的なスタイルのピノ・ノ […]

「シャンパーニュ生産者インタヴュー」第1回:若きアルチザン『シャルトーニュ・タイエ』、その哲学

シャンパーニュの造り手それぞれが考える『哲学』。 それを知ってから実際のワインを口にすると、より深く「その1本の存在意義」を感じ取れるはず。 シャンパーニュは「最上の“乾杯のお酒”」ですが、素晴らしい品質を携えた「ワイン」のひとつでもあります。 華やかなブランドに隠れてしまいがちなシャンパーニュ生産者ひとりひとりの哲学を、こちらのコラムページで丁寧に紐解いて […]

RM、NM、RC・・・アルファベット2文字の意味するもの。

大手有名メゾンだけがシャンパーニュではない! シャンパーニュを飲み慣れた人から、「最近は”RM”しか飲まない」という話を聞くことも多くなりました。 緻密なマーケティング戦略と巨額の広告予算が動くシャンパーニュの世界ではどうしても有名メゾンの存在感ばかりが際立ちますが、実はこのエリアには凄まじい数の生産者が存在します。 その数は15,000件とも20,000件 […]

「グラン・クリュの各村を識る」第6回:「ドン・ペリニヨン」の屋台骨、シュイイ村

やはり白ブドウだけで造られるブラン・ド・ブランは熱狂的なファンが多いですよね。 前回コラムでご紹介したTHE CHAMPAGNEお薦めの『クロード・カザル カルト・オール ブラン・ド・ブラン』には、沢山のご注文を戴きました!!! 前回はコート・デ・ブラン地区の概要をお伝えしたので、今回からこのエリアのグラン・クリュ各村ひとつひとつを解剖していきます。 コート […]

「グラン・クリュの各村を識る」第5回:白の丘はシャルドネの聖地。「コート・デ・ブラン」①

シャンパーニュの各村を識るシリーズ、第5回からはシャルドネの聖地とも呼ばれるグラン・クリュ南エリア、「コート・デ・ブラン」エリアの各村について解説していきます。  「コート・デ・ブラン」というエリア名、和訳すると「白の丘」。 その名の通り、シャンパーニュを代表する白ブドウ品種であるシャルドネ種の産地として名高いエリアです。世界に名だたる「ブラン・ド・ブラン」 […]

「グラン・クリュの各村を識る」第3回:肉厚・パワフルなピノ・ノワールを産み出す小村「ブジー村」

3回目となりました『シャンパーニュ・グラン・クリュの各村を識る』。 これまで2回、シャンパーニュ地方北部モンターニュ・ド・ランス地区内の、代表的なピノ・ノワール産地「ヴェルズネイ」「アンボネイ」をご紹介してきました。 『精緻さ・骨格・透明感』の、「ヴェルズネイ」。 『柔らか・ふくよか・軽やか』の、「アンボネイ」。 まずはこんな言葉で、各村のキャラクターを把握 […]

「グラン・クリュの各村を識る」第2回:KRUGが最重要視する村、アンボネイ

前回は、シャンパーニュのグラン・クリュで最も北に位置し、男性的なスタイルのピノ・ノワールを産み出す『ヴェルズネイ村』についてお届けしました。 早速ヴェルズネイのおススメ生産者「ジャン・ラルマン」をお試し戴けた方も多く、とても嬉しく思います。 今回紹介する2番目の村は・・・ ヴェルズネイと同じ“モンターニュ・ド・ランス”地区の最南部に位置する『Ambonnay […]

「グラン・クリュの各村を識る」第1回:ピノ・ノワールの聖地、ヴェルズネイ

今回からのコラムでは『シャンパーニュの産地、特にグラン・クリュの各村について深く識る』をテーマに、グラン・クリュ格付で押さえておくべき村を一つ一つ解剖します。 まずは、シャンパーニュ地方におけるブドウ栽培地の全体像を捉えるために、地図を見ておいて戴ければと思います。   シャンパーニュというワイン産地は、実はフランスに旅行に行った時にパリから最も行きやすい、 […]

シャンパーニュの歴史について識る

シャンパーニュの歴史について識る   かのドン・ピエール・ペリニヨンが初めてシャンパーニュを発見した時に「私はいま、星を飲んでいる!」と言ったお話。 シャンパーニュ誕生という、歴史に残る瞬間のドラマティックなエピソードとして、シャンパーニュ好きなら誰もが聞いたことがある有名な話です。 若干マーケティング的な思惑も垣間見えるこの話が実話かどうかはさて […]

ブドウ品種、3種類だけと思っていませんか?

 シャンパーニュを造るのに使用して良いブドウ品種は一般的にはシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3つ、と知られています(ソムリエ試験の教本も、以前はこの3品種のみの記載でした)。実際栽培されているブドウの99%以上はこの3品種が占めており、各品種の個性・特徴を知った上でブドウ品種構成を見れば、自分好みのシャンパーニュを選ぶのに十分な羅針盤となります。 ですが […]

あ、せかんどおぴにおん 第30回「ファルケンシュタイン リースリング」

『あ、せかんどおぴにおん』第30回 「ファルケンシュタイン リースリング」  このコラムについて(ここは毎回同じことが書いてあります。) あなたが五感で捉える感覚と他人が感じる感覚は同じとは限りません。もしかすると、同じ言葉で表現される感覚でも人によって感じている実際の感覚は異なるのかもしれません。逆にたとえ同じ感覚を得ていたとしても、人によって別の言葉で表 […]

ワインペアリング奮闘記 第166回 フレンチトーストと赤ワインのペアリング / ボコパ コンデ・デ・アリカンテ メルロ・バリッカ

フレンチトースト 完成

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第166回 フレンチトーストと赤ワインのペアリング   このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。※家族に乳製品アレルギーがあるため、レシピは乳製品不使用です。 今回の課題はボコパ コンデ・デ・アリカンテ メルロ・バリッカ(スペイン アリカンテ産赤750ml)2020年。スペイン […]

「グラン・クリュの各村を識る」第4回:球体を描くように丸いピノ・ノワール、「アイ」村

これまで3回に渡ってシャンパーニュ中心都市「ランス」近郊にあり、シャンパーニュ生産地最北部に位置する「モンターニュ・ド・ランス」地区の3村について説明をしてきました。 素晴らしいピノ・ノワールの産地として知られるこの地区の中でも、村毎に全く個性の異なるピノ・ノワールが生まれる、というお話でしたね。 名だたる有名メゾンの本拠地「アイ村」 さて、今回は少し南下し […]

THE CHAMPAGNEは、普通の専門店じゃない。

「シャンパーニュ」が発泡性ワイン全ての総称ではなく、フランス・シャンパーニュ地方に於いて定められた製法で造られるスパークリングワインに限っての呼び名だと言うことは、今や多くの人が知るところです。かつては泡の出るワインを一括りにまとめて「シャンペン」と呼んでしまう人もいましたが(勿論、今やそんな人は絶滅した、とは言いませんが…)、概ねこの規定は認知されてきたの […]

ワインボキャブラ天国【第145回】「塩気のある」 英:salty  仏:sale

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]

1 5 6 7 8 9 36
Translate »