赤ワインも少し冷やした方がおいしく飲めるってこと、知ってましたか?
今回は「赤ワインの温度設定」についてのポイントです。 結論を先に言ってしまえば、日本では赤ワインも飲む前に少しだけ冷やしましょう、ということです。 先日開催したセミナーの参加者には皆様に実体験して戴いたのですが、 同じワインでも温度設定を変えるだけで全く異なる味のワインに変貌します。 この時の実験ではボルドーの赤ワイン『シャトー・ベルヴュー・カ […]
今回は「赤ワインの温度設定」についてのポイントです。 結論を先に言ってしまえば、日本では赤ワインも飲む前に少しだけ冷やしましょう、ということです。 先日開催したセミナーの参加者には皆様に実体験して戴いたのですが、 同じワインでも温度設定を変えるだけで全く異なる味のワインに変貌します。 この時の実験ではボルドーの赤ワイン『シャトー・ベルヴュー・カ […]
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]
前回は、一般的に考えられているマリアージュの“イメージ”についてお話を致しました。 そして文末で予告したのが、「マリアージュに繋がる洞窟には、3つの入口がある」ということでした。 それでは今回から、そのひとつひとつを探検してみたいと思います。 最初の入口。 その入り口には・・・『「同調」のマリアージュ』と、書いてあります。 おそら […]
フィラディス入社3年目でセールスを担当しております岩元と申します。 新卒で入社した某インポーターで3年半勤務した後、どうしてもワイン造りを体験したく、 NZに渡航し、1年弱の滞在でセントラルオタゴなどでいくつかのワイナリーに住み込みで働かせていただきました。 セントラルオタゴで毎日ワイナリーを巡り、浴びるようにピノ・ノワールを飲んだ結果、極度のピノ好きになっ […]
さて、今回で「○○型グラス」実験レポートも遂に最終回! これまで細切れに読んで頂いて申し訳無かったのですが、 今回でいよいよフィラディスの辿り着いた結論をお伝えしたいと思います。 ワイン愛好家にとって、もっと幸福な結果を呼び込むグラス選び。 今回の実験レポートを読んで、Firadis WINE CLUBのお客様がもっと自由な考え方で ワイングラ […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第38回 カール・ローウェン(ドイツ モーゼル地方)オーナー・醸造家 クリストファー・ローウェンさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』、今週話を聞いた生産者は「現存する世界最古のリースリング葡萄樹」を所有する老舗、モーゼル地方の『カール・ローウェン』。 メルマガのト […]
第1回では「人間が味を感じる仕組み」を再確認し、 ボルドー型・ブルゴーニュ型グラスがそれぞれどういう根拠に基づいて設計されているのか、 というところまでお伝え致しました。 今回はいよいよ、フィラディスチーム12名による、 それぞれのグラスを使った実験テイスティングのレポートです! —————R […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第35回 ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィス(フランス・シャンパーニュ地方)サンドリーヌ・シャルパンティエ・オリヴィエさん*犬の左真横に立っている方です 『ワイン職人に聞く、10の質問』、今週話を聞いた生産者はシャンパーニュ地方の『ヴーヴ・オリヴィエ・ペール・エ・フィス […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第21回 トータス・クリーク(USA・カリフォルニア州)/オーナー メルヴィン・マスターさん(写真一番右) 元は南フランスでカジュアルワインを造っていた彼が、その表現のステージを米国カリフォルニアに移して再出発したプロジェクトが『トータス・クリーク』。僕が彼に持って […]
「ブドウ品種を知ってワイン選びを一歩進める」シリーズ第2回は、 ブルゴーニュワインという出口のない迷宮にあなたを誘う罪作りな品種。 『ピノ・ノワール』についてのお話です。 『ピノ・ノワール』と言う品種は、 単独(1つのブドウ品種100%のワイン)で使われるケースが最も多いブドウ品種の一つです。 ワインスターターの方、まず『ピノ』と略して呼ぶのは […]
さて、2回に渡って続けてきました「ワインの熟成とはそもそも何なのか??」 についてのコラムも、今回が最終回。 どうしても化学用語などが出てきてしまい、ややこしい内容だったかもしれませんが、 皆様がワインの熟成について少しでも納得ができたとしたらとても嬉しく思います。 ワインを楽しむための本やウェブサイトは沢山ありますが、 熟成の仕組みについて具体的に説明され […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第17回 ドメーヌ・デュ・ジョンシエ(フランス コート・デュ・ローヌ地方)/マリーヌ・ルッセルさん マリーヌさんは元グラフィック・デザイナーから実家のワイナリーを継いだいわゆる「異業種転職組」。親の代までのワイン造りをビオディナミの導入によって一気に転換。ワイナリー […]
ワインに使用される様々な食品添加物の中でも「なんの目的で使っているのだろうか?」と感じる 「アラビアガム」という添加物についてご説明をしたいと思います。 近年、カジュアルワインを中心に使われるようになったこの添加物、一体どんなものなのでしょうか。 アラビアガムは元々、 アカシア属の「アラビアゴムノキ」という植物の樹皮に傷を付け、 そこから流れ出 […]
前回公開の「ワインのマメ知識」の続き。酸化防止剤「亜硫酸塩」に関する話の後篇です。 前回は、亜硫酸塩の果たす基本的な機能についてきちんと知って戴くためのお話しでした。ここからは、亜硫酸塩がワインの「味に与える影響」、「体に与える影響」について書きたいと思います。 今回の実験では、ワイナリーにお願いして1つのワインに異なる量の亜硫酸塩を添加して、4種類のサンプ […]
今回のコラムのテーマは、ワインを飲むのにあたって皆様にも是非知っておいて戴きたいこと。酸化防止剤、「亜硫酸塩=SO2」について、前篇・後篇に分けて2回お話をさせて頂きます。 WINE CLUB 30では先日、「亜硫酸塩添加の意味を正しく認識する」「同じワインで亜硫酸塩を添加する量を変えたら、香りや味わいに影響があるのか」という実験を行いました。今回は泡・白・ […]
今回は、忙しい日平日の夜でも10分か15分でささっと作れて、ワインに合うお肉の焼き方のご紹介です。 バターと赤ワインに黒胡椒、少しお酒も加えることで深みの出るソース。 簡単なのに本格派のステーキと凝縮感溢れるスペインワイン、 週末の夕食や、お客様を招いてのお食事にも十分対応できる、贅沢な組み合わせですよ♪ 今回併せているワインは、樹齢50年以上のブドウだけで […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第10回 アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方) / リッカルド・ボージ さん 『ワイン職人に聞く、10の質問』記念すべき第10回目は、イタリア・トスカーナ州で世界中の注目を集める名生産者『アルジャーノ』。 サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%で造るロッソ&ブルネ […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第9回 ドメーヌ・ド・ラ・バスティード(仏コート・デュ・ローヌ地方) / 栽培醸造家 ベルナール・ボワイエさん 本日のワイン職人は仏コート・デュ・ローヌからグルナッシュ&シラーの安旨ワインを提供してくれる 『ドメーヌ・ド・ラ・バスティード』のベルナール・ボワイエさん […]
今回は“垂直試飲&水平試飲”編の最終回です。 さて、今回このテーマの話を締めくくるのにあたって少し前置きを。 先日、9回目のFiradis WINE CLUB TASTING SESSIONを東京・神楽坂のフランス料理店『ラリアンス』さんで開催致しました。 今回のテーマはシャンパーニュ&ボルドーワイン。 まだまだ底冷えする寒い日でしたが、暖かい部屋の中でじっ […]
“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義についての話、第5回目となりました! まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この“垂直試飲”をすることで見える、以下の2つのことについてお話をしてきました。 ●各ヴィンテージの特徴(作柄がどう表現されているか […]
“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義について、引き続きお話をしたいと思います。 まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この“垂直試飲”をすることで見える、以下の2つのことについてお話をしてきました。 ●各ヴィンテージの特徴(作柄がどう表現されているか) ● […]
“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義について、引き続きお話をしたいと思います。 (*このコラムをこのページから読み始めたというお客様は、まずは第1回目のコラムからお読みください! おさらいしますと・・・まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この […]
“垂直試飲”と呼ばれるワインテイスティング、聞いたことありますか?? 今回も、このワインテイスティングを実施する意義についてのお話を続けたいと思います。 “垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」です。 この“垂直試飲”をすることで見えるものとは何でしょうか。 僕が考えるには、大きく分ける […]
先日Firadis WINE CLUNのお客様向けに開催したイベント「フィラディスワインフェス」にて、 あの『シャトー・マルゴー』の2007年、1997年、1987年を比較試飲する、というワークショップを実施しました。 2017年の現在から数えて10年前、20年前、そして30年前のワインを順に試飲していく試み。 今回からのマメ知識コラムでは、この“垂直試飲” […]
「生牡蠣×シャンパーニュマリアージュ実験 / 生牡蠣に本当に合うシャンパーニュを探せ!」の最終回。 誰もが知る王道マリアージュと言われるこの組み合わせ、 「定石ペアリングの更に先にある、真のマリアージュ」を見つけよう!という試みです。 改めて今回の実験で用意したものと、実験の流れです。 ●牡蠣は2種類を用意。 ・最もスタンダードなさっぱりとした味わい系統のも […]
「生牡蠣×シャンパーニュマリアージュ実験 / 生牡蠣に本当に合うシャンパーニュを探せ!」の第2回です。 誰もが知る王道マリアージュと言われるこの組み合わせ、 でも定番だからこそ、もっと深く突き詰めて「本当に合うシャンパーニュ」を見つけよう!という試みです。 まずは今回の実験で用意したものと流れを改めて。 ●牡蠣は2種類を用意。 ・最もスタンダードなさっぱりと […]
シャンパーニュ×牡蠣のマリアージュを、徹底追及!! 生牡蠣とシャンパーニュ。 もはやマリアージュの代表格くらいに認知されている組み合わせかと思います。 オイスターバーでも最初に出てくる生牡蠣はシャンパーニュやスパークリングワインで楽しむのが既に定番。 誰もが認める王道のマリアージュ・・・ でも、だからこそフィラディスチームはもっと突き詰めたいと思ったんです。 […]
世界のワイン産地を巡るシリーズ「Firadis WINE GLOBE」第3回となりました。 前回は昨年2016年に最もたくさんワインを生産した国はどこで、その量はどれくらいだったのか、 というお話・・・皆さん、どこの国だったかちゃんと憶えてますか? ・・・そう、イタリアでしたよね。 イタリア、フランス、スペインの所謂「旧世界の代表国」3つで世界全体のワイン生 […]
「ブドウ品種を詳しく知ろう」編、前回までの『メルロ』に続いては、 白ブドウの王様とも言える品種『シャルドネ』をご紹介していきます。ワインに興味を持って最初に飲んだ白ワインが『シャルドネ』だった、という方も多いはず。 代表的な産地はフランス・ブルゴーニュ地方ではありますが、 今やカベルネ・ソーヴィニヨン種と並んで世界中で栽培されている「国際品種」の代 […]
さて、今回のワインコラムは前回の続き。 ただ、ちょっとだけ脱線してみようかなと思います。 ここまでテイスティング表現の用語をたくさん紹介してきましたが、 それを消化して戴けなければ意味がありませんので・・。 ということで、今回は皆さんの「テイスティングって難しそう」という気持ちを、 少しでも和らげたいな、と思って書かせて戴きます。 今回のテーマは、 「テイス […]