「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、今回からは『ネッビオーロ』種です。イタリアワインの王様と称賛される『バローロ』『バルバレスコ』の原料として名高いこのブドウは、 超長期熟成に耐えうる、長命なワインを産み出す品種です。ちょっと特別なお祝いの時などにイタリア料理屋さんに行って、『バローロ』を飲まれたことがある方は結構多いのではないでしょうか。 さて、この品種 […]
ピノ・ノワール100%のロゼ泡に合わせた「マグロのレモンマリネ」です♪ マグロの赤身には、果実のフレッシュな酸とボディ感のあるロゼ泡がぴったりなんです。 帰宅後ほんの10分か15分で出来る、それでも十分おしゃれでおいしいワインおつまみ。 忙しい平日のリフレッシュに、是非作ってみてくださいね。 美味しいお料理とワインで、きっと明日も元気にがんばれ […]
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回からは『ピノ・グリ(ピノ・グリージョ)』がテーマ。黒ブドウのピノ・ノワールが突然変異で白ブドウとの中間色であるピンク色に変わった品種です。現在の主な産地は仏アルザス地方や北イタリアの 「トレンティーノ・アルト・アディジェ州」「フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州」 ドイツ・オーストリア、スイスに東欧諸国など、というとこ […]
- 2019.12.02
- ワイン職人に聞く、10の質問
- クレマン, シャトー・アントニャック, シャルドネ, ジュラ, ステンレスタンク, スパークリングワイン, ピノ・ノワール, フランス, マリアージュ, ラングドック, ワイナリー, 哲学, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人, 貴腐ワイン, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第13回 シャトー・アントニャック(フランス・ラングドック地方) 『ワイン職人に聞く、10の質問』第13回目、南フランス ラングドック地方リムーの『シャトー・アントニャック』にいつもの10問を投げかけました。 昨年開催したワインイベント「フィラディスワインフェス」の […]
ピノ・ノワールに合う和風レシピをご紹介します♪ フルーティで柔らかな南フランスのピノには、醤油味に甘さを加えた割下が相性抜群! そしてポイントは何と言っても「ごぼう」。 ほんの少し土っぽさのある味わいが、ピノの軽めのタンニンと果実味にきれいにマリアージュします。 いよいよ冬本番が迫ってきています。 体の芯から温まる鍋料理とワインで、長い夜をあっ […]
- 2019.11.28
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- アメリカ, イタリア, ゲヴュルツトラミネール, シャンパーニュ, ソムリエ, ピノ・グリージョ, ピノ・ノワール, フランス, ブルゴーニュ, 生産者, 白ワイン
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、今回からは『ピノ・グリ(ピノ・グリージョ)』についてご紹介していきます。 まずは画像を見て「あれ?これは黒ブドウ?白ブドウ?」と思った方も多いはず。そう、この品種は黒と白の中間色である、「グレーブドウ」なんですよね。 グレーはフランス語で「グリ」、イタリア語で「グリージョ」で、日本では「グレー=灰色/鼠色」という感覚です […]
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、黒ブドウ品種7つ目となりました。これまでフランスを名産地とする主要な品種ばかりをご紹介してきましたが、今回からの黒ブドウは2つ続けてイタリア系のブドウをご紹介します。まずは今回の『サンジョヴェーゼ』種、そして白ブドウを一つ挟んで『ネッビオーロ』種をご紹介していきます。 『サンジョヴェーゼ』種は、イタリア中部の「トスカーナ […]
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第19回 普段使いのピノ、どんな料理と合わせよう? このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。 コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。 ■失敗してもやり直しできませんので、何がダメだったのか考察する回とします。 ■家庭の料理なので、冷蔵庫にたまたま余っていた物 […]
- 2019.10.27
- ワイン職人に聞く、10の質問
- カリニェナ, グルナッシュ, シャルドネ, シラー, スペイン, テロワール, ピノ・ノワール, ブルゴーニュ, マリアージュ, ラベル, ワイナリー, 価格, 哲学, 熟成, 生産者, 白ワイン, 職人, 赤ワイン, 輸入, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第7回 エレンシア・アルテス(スペイン テッラ・アルタ地方) / ラファエル・デ・ハーンさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第7回、『エレンシア・アルテス』。 オーナーであるラファエルさんのワイン造りに対する想いの一問一答、 それにしても濃厚な内容でした・・・・! […]
ワインと料理のマリアージュは、食材+調理法(焼く、煮るetc)+味付け、で様々に変わります。例えば白身魚のお料理でも、オリーブオイルで焼くのかバターなのか、塩焼きにレモンなのかガーリックなのかクリームソースなのか、それともハーブを使った香草焼きなのか・・・でベストマッチはどんどん変わって行くもの。「まったく合わない」というのは実はあまりなくて、「より合う料理 […]
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』 第13回 この夏、カラッとして、シュワっとしよう! このコーナーは毎回お題のワインに合わせてお料理を実際に作り、レポートするコラムです。コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。 ■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。 ■家庭の料理なので、冷蔵庫にたまた […]
- 2019.10.05
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- アペラシオン, イタリア, カベルネ・ソーヴィニヨン, グルナッシュ, コート・デュ・ローヌ, シラー, スペイン, ソムリエ, ピノ・ノワール, フランス, メルロ
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、黒ブドウ品種6つ目となりました。既にカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロ、カベルネ・フラン、そしてシラーときまして、今回からの『Grenache グルナッシュ』種でフランスの主要な黒ブドウ品種はある程度押さえることになります。そこから先は他国の品種に入っていきます!。さて、それでは早速『グルナッシュ』種の主要 […]
『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第7回 ピノ・ノワール×マグロの縦横ペアリング このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。 さて、今回もコラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。 ■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とします。 ■家庭の料理なので、冷蔵庫にたま […]
「生牡蠣×シャンパーニュマリアージュ実験 / 生牡蠣に本当に合うシャンパーニュを探せ!」の最終回。 誰もが知る王道マリアージュと言われるこの組み合わせ、 「定石ペアリングの更に先にある、真のマリアージュ」を見つけよう!という試みです。 改めて今回の実験で用意したものと、実験の流れです。 ●牡蠣は2種類を用意。 ・最もスタンダードなさっぱりとした味わい系統のも […]
「生牡蠣×シャンパーニュマリアージュ実験 / 生牡蠣に本当に合うシャンパーニュを探せ!」の第2回です。 誰もが知る王道マリアージュと言われるこの組み合わせ、 でも定番だからこそ、もっと深く突き詰めて「本当に合うシャンパーニュ」を見つけよう!という試みです。 まずは今回の実験で用意したものと流れを改めて。 ●牡蠣は2種類を用意。 ・最もスタンダードなさっぱりと […]
『Firadis WINE GLOBE』の第4回をお届け致します。 前回までは、世界のワイン産地を俯瞰してみることと、 各国が導入しているワインの原産地を保証する制度についてのお話をさせて戴きました。 今回からはいよいよ、ひとつひとつの産地をクローズアップしていきます。 その第1回目。 ここはやはりワイン学習の伝統的なセオリー通りに『フランス』からいきましょ […]
- 2019.08.21
- なるほどのあるワインコラム
- アペラシオン, イタリア, カベルネ・ソーヴィニヨン, スペイン, テロワール, ピノ・ノワール, フランス, ブルゴーニュ, ラベル, ロマネ・コンティ, 価格, 生産者, 試飲, 赤ワイン
世界のワイン産地を巡るシリーズ「Firadis WINE GLOBE」第3回となりました。 前回は昨年2016年に最もたくさんワインを生産した国はどこで、その量はどれくらいだったのか、 というお話・・・皆さん、どこの国だったかちゃんと憶えてますか? ・・・そう、イタリアでしたよね。 イタリア、フランス、スペインの所謂「旧世界の代表国」3つで世界全体のワイン生 […]
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、6品種目となりました。ブドウ品種を沢山覚えないといけないのは大変そうだなあ・・・と思っていらっしゃる方、 そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。最初の段階では、覚えておくと良い品種は10個くらいで十分。簡単な特徴だけでもワイン選びにはちゃんと活用できますので、覚えられる範囲で頑張りましょう! さて、今回からは白ワイン用ブドウ […]
- 2019.07.19
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- アメリカ, イタリア, カベルネ・ソーヴィニヨン, カリフォルニア, サン・テミリオン, スペイン, ソムリエ, ピノ・ノワール, フランス, ボルドー, メルロ
「ブドウ品種を詳しく知ろう」編、スタートです!以前カベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワールについてはご紹介をしましたので・・・では『メルロ』種から再開、ということに致しましょう。ひとつのブドウ品種で2-3回、黒ブドウ・白ブドウを交互に1種ずつご紹介していきます。 このコラムをお読みいただいている読者の方に覚えて戴きたい『メルロ』という品種の特徴を3つほどの要 […]
今回からは「はじめて講座」新シリーズ『ブドウ品種を詳しく知ろう』に入ります!好みの味のワインを選ぶための大事な情報、1品種ずつ丁寧に書いていきますので、 じっくり読んでくださいね。 このコラム、第4回から9回にかけて「ブドウ品種とは」という内容を書きました。(*既にWINE CLUB30内のコラムページに記事として掲載されております) その際にカベルネ・ソー […]
毎月第1月曜日のワインコラムは、読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナー。 7月の1冊は・・・ 『趣味の園芸 12か月栽培ナビ⑦ブドウ(著:望岡 亮介さん/NHK出版 税抜1,200円)』です。 まさかここの「趣味の園芸」の本を紹介する日が来るとは思ってもいませんでしたが 笑 僕はこの本、ブドウの「栽培」 […]
さて、今回からのワインマメ知識コラムはここ数回のテーマだった「ワイン表現」からちょっと方向性を変えまして、 久々に『ブドウ品種』に関係する内容です。 WINE CLUB30は、先月の新着でスペインの『テンペスタード・ゴデーリョ』というワインをリリースしました。 皆さま、このワイン(↓↓↓)にはもうお気づきになられたでしょうか・・・? 『アバニコ・セレクション […]
「ワインと料理を合わせる」4回目となりました!前回は、料理とワインの香り・味わいの方向性を合わせていくことで2つをうまくペアリングさせる、 『同調のマリアージュ』について、 柑橘類やハーブを想わせる爽やかな味のワインに合わせて、鶏の香草焼きにレモンをひと絞り 香辛料を多用したスパイシーなお料理に、スパイシーなキャラクターを持つワインを合わせる 土っ […]
前々回、前回と、スパークリングワインと白ワインを飲むときに味わうポイントを紹介しました。 泡の強弱(炭酸の強さです)、泡の口当たりがきめ細かいか、粗いか テクスチュア口当たりがシャープ/硬質/パキパキしている、やわらか/まろやか/こってりしているか 酸の程度 酸っぱいくらい酸が強いか、優しいか / 締め付けるような感じがあるか 果実味の程度 甘さがあるか、 […]
今回は、久々に赤ワインだけをピックアップ! CLUB30が勝手に名付けたジャンル、『特濃レッド』です!!(以前も紹介しましたが、この呼び名は僕が勝手に名付けただけですので、他のところで言っても全く通用しません。) 寒い時期にこそおいしい、濃い口のどっしりタイプ赤ワイン。じっくり煮込んだ肉なんかに合わせて楽しむ重厚な赤ワイン・・・分かりますよね!(^^)! ワ […]
- 2019.04.11
- なるほどのあるワインコラム
- ピノ・ノワール, フランス, ブルゴーニュ, ボージョレ・ヌーボー, ラベル, 価格, 値段, 生産者, 調和, 赤ワイン, 輸入, 輸送, 香り
ワイン商社に聞いてみよう!ボージョレ・ヌーボーはまずいっていう人が居たけど、本当?だったら、美味しいワインってどれ?そもそもボジョレーヌーボーとは?そんな疑問に、お答えします。 ボージョレ・ヌーボーとは? Beaujolais Nouveauと書きます。Beaujolaisは地名、Nouveauは新しいという意味。 つまり、フランスのボージョレ地区の、出来立 […]
前回は赤ワインを例に取りその色合いを分類、 「青みがかった紫色/ピンク色」⇒「鮮やかな赤/ルビー色」⇒「オレンジがかった赤」⇒「煉瓦色/茶色に近い色」 青・紫・ピンク色は「まだ若々しい、造りたてのフレッシュなワイン」の色。 それが右に行くにつれて熟成を示す色合いになっていく、という話・・・そして今回はその続きです。 ワインの色合いは、使われてい […]
前回までは『ピノ・ノワール』の話で、この品種はシャンパーニュなどスパークリングワインにも 使われる、なんていう話で終わりました。 そこで今回はこのタイミングでスパークリングワインの造り方を・・・と思ったのですが、 その前にまずは「ワインがどうやってできるか」から書かないといけませんよね。 今日の冒頭のコラムを書いていて、気付きました。 ワインと […]
前回からは『ピノ・ノワール』というブドウ品種について。 フランス・ブルゴーニュ地方を原産として主に単一品種で仕込まれることの多い品種で、 締め付けるような渋みよりも果実の酸味・ミネラル感などが表に出る品種、という点からご紹介しました。 今日覚えて戴きたいのは・・・「ピノ・ノワールも世界各地で栽培されている」ということ。 かつてはブルゴーニュ地方以外だと栽培が […]
さて、前回までは『カベルネ・ソーヴィニヨン』というブドウ品種について、 栽培されている地域や品種の個性について2回続けてご紹介してきました。 今回からは赤ワイン用のブドウでカベルネと双璧といわれる品種『ピノ・ノワール』についてご紹介します。 『ピノ・ノワール』は、フランス・ブルゴーニュ地方を原産とするブドウ品種。 誰もが知るワインの王様『ロマネ […]