なるほどのあるワインコラム

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ブドウ品種の飲み比べテイスティングにチャレンジしてみましょう!<赤ワイン編>

今週のワインのマメ知識コラムは「ワインテイスティング実践編」!ちょっと本格的になってきました♪ 前回までは、最も基本となるブドウ品種赤白2種類の計4品種を説明致しましたよね。 今回から2回は、ブドウ品種ごとの飲み比べテイスティングを実際にやってみよう、という実践編。 ブドウ品種を飲み比べる時の最も基本的なポイントをご説明しますので、 後ほどご紹介するCLUB […]

ブドウ品種を知ると、ワイン選びが一歩進む④和食との相性抜群、ソーヴィニヨン・ブラン

「ソーヴィニヨン・ブラン種」についてのあれこれ さて、ワインのマメ知識コラム、ブドウ品種シリーズも4つ目となりました。 皆様から「知っているようで知らなかった!」とのご感想も多く戴いている、ブドウ品種についての話を続けます。 今回のテーマは・・・春から夏にかけていちばん美味しい白ブドウ品種「ソーヴィニヨン・ブラン」です。 ソーヴィニヨン・ブランというブドウ品 […]

ブドウ品種を知ると、ワイン選びが一歩進む③テロワールと生産者を映す「鏡」、シャルドネ

「シャルドネ種」とは、どんなブドウなのか? ワインのマメ知識ブドウ品種編、3つ目になりました。 (*この記事は、THE CHAMPAGNEにも同じ内容のものを掲載しています) カベルネ・ソーヴィ二ヨン、ピノ・ノワールと赤ワイン用のブドウ品種が2回続きましたので、 今回は白ワインの品種を。 それなら最初の白ブドウは決まってますよね、今日のテーマは『シャルドネ』 […]

ブドウ品種を知ると、ワイン選びが一歩進む②魔性の品種、ピノ・ノワール

「ブドウ品種を知ってワイン選びを一歩進める」シリーズ第2回は、 ブルゴーニュワインという出口のない迷宮にあなたを誘う罪作りな品種。 『ピノ・ノワール』についてのお話です。   『ピノ・ノワール』と言う品種は、 単独(1つのブドウ品種100%のワイン)で使われるケースが最も多いブドウ品種の一つです。 ワインスターターの方、まず『ピノ』と略して呼ぶのは […]

ワインが「熟成する」って結局どういうことなの??(最終回)

さて、2回に渡って続けてきました「ワインの熟成とはそもそも何なのか??」 についてのコラムも、今回が最終回。 どうしても化学用語などが出てきてしまい、ややこしい内容だったかもしれませんが、 皆様がワインの熟成について少しでも納得ができたとしたらとても嬉しく思います。 ワインを楽しむための本やウェブサイトは沢山ありますが、 熟成の仕組みについて具体的に説明され […]

ワインが「熟成する」って結局どういうことなの??②

さて、前回のマメ知識コラムに続き、ワインの熟成メカニズムについてのご説明を続けていきましょう。 前回の後半、高校時代の化学のような内容になってしまって、 最後まで読んで戴けなかった方も結構いらっしゃるのではないかと思うのですが・・・ この話に関しては避けられない内容なので、申し訳ないですがこのまま行かせて戴きます!! 今読んでもピンと来ないという方は、しばら […]

ワインが「熟成する」って結局どういうことなの??①

これまでの「ワインのマメ知識コラム」では、収穫後に仕込まれたワインがオーク樽や硝子瓶に詰められて、醸造家が設定した”飲み頃”に変化していくのを待つ間のプロセスが「熟成」ということお話ししてきました。じゃあこの「熟成」というのは、そもそもどんな変化なのでしょうか、というのが今回のテーマです。 「飲み頃」の時の話と同じように最初に残念な結論を申し上げてしまいます […]

ワインの保存環境について

前回から続く「ワインの飲み頃」に関連したお話をさせて戴きます。ひとつ前のコラムでは、ワインには造られた時点でそれぞれ異なる飲み頃が設定されていること、でも保存環境によってその設定された飲み頃に到達するタイミングは変化する、という話を致しました。 では「保存環境」の違いというのはどういう考え方でしょうか。 皆さんは、CLUB30や他のワインショップで購入された […]

ワインの「飲み頃」はどう決まる?

ワインの「飲み頃」とは。 これは、永遠に正解の出せないワイン界最大のクエスチョンです。ワイン業界のプロフェッショナルと呼ばれる全ての人が、この姿の見えない敵と何十年も戦い続けていると言っても過言ではありません。 世の中に存在する全てのワイン1本1本に「最高の飲み頃・ピークの瞬間」があり、それは同じ生産年の同じワインでも、タンク単位・樽単位・果てはボトル単位で […]

“オークチップ”って何だ??「樽のひみつ③」

今回はワイン業界(特に生産者側や大手メーカー)では誰もが知っていながら、実際にワインを楽しむお客様たちはその事実をあまり知らないこと、についてご説明をするこのコラムお得意の内容。「オークチップ」というものの存在についてお話をしたいと思います。 「オークチップ」とは??? オークチップ、直訳すれば“オークのかけら”です。前々回のコラムで書いた通り、ワインの熟成 […]

「樽のひみつ②」

さて、前回のマメ知識コラムに続いてワインの「樽」についてのお話しです。   前回は「樽」というものがそもそも何なのか、どんな材料で作られてきたのか。 そして、いつの時代からどのような目的で使われてきたのか、というお話をさせて戴きました。   続いて今回は…「樽」そのものの作り方や、 木材の産地についてのお話をさせて戴こうと思っていたのです […]

「ワイン樽のひみつ」

ワインで「樽熟成~ヶ月」というのをよく見るけど、「樽」って何でしょう?? これは先日お客様から、メールでリクエストを戴いたテーマ。 その時は気楽に「お題をありがとうございました、書きます!」と言ったものの、 「待てよ、これはものすごく奥が深くて大変なテーマじゃないか・・・」と焦りまして、 ここ1週間程、色んなワイン本をひっくり返したり、ネットで調べたり、を続 […]

「アラビアガム」って何だ?? ワインの添加物について、ちゃんと知りたい③

ワインに使用される様々な食品添加物の中でも「なんの目的で使っているのだろうか?」と感じる 「アラビアガム」という添加物についてご説明をしたいと思います。 近年、カジュアルワインを中心に使われるようになったこの添加物、一体どんなものなのでしょうか。   アラビアガムは元々、 アカシア属の「アラビアゴムノキ」という植物の樹皮に傷を付け、 そこから流れ出 […]

「ワインの添加物について、ちゃんと知りたい②「亜硫酸塩(後編)」

前回公開の「ワインのマメ知識」の続き。酸化防止剤「亜硫酸塩」に関する話の後篇です。 前回は、亜硫酸塩の果たす基本的な機能についてきちんと知って戴くためのお話しでした。ここからは、亜硫酸塩がワインの「味に与える影響」、「体に与える影響」について書きたいと思います。 今回の実験では、ワイナリーにお願いして1つのワインに異なる量の亜硫酸塩を添加して、4種類のサンプ […]

「ワインの添加物について、ちゃんと知りたい①「亜硫酸塩(前編)」

今回のコラムのテーマは、ワインを飲むのにあたって皆様にも是非知っておいて戴きたいこと。酸化防止剤、「亜硫酸塩=SO2」について、前篇・後篇に分けて2回お話をさせて頂きます。 WINE CLUB 30では先日、「亜硫酸塩添加の意味を正しく認識する」「同じワインで亜硫酸塩を添加する量を変えたら、香りや味わいに影響があるのか」という実験を行いました。今回は泡・白・ […]

ワインレッスン② ワインに「ライチの香り」を見つけよう!

ワインの香り表現に関する誌上レッスン第2回です! 前回典型的なグレープフルーツの香りを持つロワールの白ワインで、 「ワインの香り表現」と「実際の果物の香り」にもちゃんと共通項がある、というお話を致しました。 今回も同じように非常に分かりやすい香りを見つけて、 ワインの香り表現との距離感を一気に縮めちゃいましょう。 というわけで第2回のテーマは「ライチの香りを […]

ワインレッスン①「ワインの香り表現」、やってみませんか??

☆CLUB30と一緒に、「ワインの香り表現」、練習してみませんか? 久々のワインのマメ知識コラムは、数回にわたって「ワインの香り表現」について書いていきたいと思います。 ソムリエやワインアドバイザーが、果物や花、香辛料、動物の匂いまで使ってワインの香りを表現するのを聞いた事があると思います。(CLUB30の動画でも、そういった喩え表現でワインのイメージを伝え […]

『ワインをもっと美味しく楽しむための、シンプルなやりかた』

今日は「ワインの変化」について書かせて戴きます。 先日、フィラディスがレストラン様向けに輸入している「2007年の熟成ボルドー(小売価格2,000円くらい)」を個人的に購入し、CLUB 30での数量限定販売の検討も含めて自宅で飲んでみました。 開けたてで飲むと、これがまあ香りも味もそっけないワインです。 正直、あまりおいしくはありません。 ・・・でも、熟成ワ […]

『8つの言葉で、ワインと料理のマリアージュを考える』

ワインと料理のマリアージュは、食材+調理法(焼く、煮るetc)+味付け、で様々に変わります。例えば白身魚のお料理でも、オリーブオイルで焼くのかバターなのか、塩焼きにレモンなのかガーリックなのかクリームソースなのか、それともハーブを使った香草焼きなのか・・・でベストマッチはどんどん変わって行くもの。「まったく合わない」というのは実はあまりなくて、「より合う料理 […]

“じぶんワイン地図”を、立体化する!(垂直試飲”と“水平試飲”の意味⑥最終回)

今回は“垂直試飲&水平試飲”編の最終回です。 さて、今回このテーマの話を締めくくるのにあたって少し前置きを。 先日、9回目のFiradis WINE CLUB TASTING SESSIONを東京・神楽坂のフランス料理店『ラリアンス』さんで開催致しました。 今回のテーマはシャンパーニュ&ボルドーワイン。 まだまだ底冷えする寒い日でしたが、暖かい部屋の中でじっ […]

水平試飲で見出される“ヴィンテージの全体像” (垂直試飲”と“水平試飲”の意味⑤)

“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義についての話、第5回目となりました!  まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この“垂直試飲”をすることで見える、以下の2つのことについてお話をしてきました。 ●各ヴィンテージの特徴(作柄がどう表現されているか […]

困難な年の水平試飲は、造り手の“覚悟の強さ”を顕わに(垂直試飲”と“水平試飲”の意味④)

“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義について、引き続きお話をしたいと思います。 まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この“垂直試飲”をすることで見える、以下の2つのことについてお話をしてきました。 ●各ヴィンテージの特徴(作柄がどう表現されているか) ● […]

同じヴィンテージを比較してこそ見える“スタイルの差”(垂直試飲”と“水平試飲”の意味③)

“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義について、引き続きお話をしたいと思います。  (*このコラムをこのページから読み始めたというお客様は、まずは第1回目のコラムからお読みください! おさらいしますと・・・まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この […]

同じワイン、ヴィンテージ違いを飲み比べると分かること(垂直試飲”と“水平試飲”の意味②)

“垂直試飲”と呼ばれるワインテイスティング、聞いたことありますか?? 今回も、このワインテイスティングを実施する意義についてのお話を続けたいと思います。 “垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」です。 この“垂直試飲”をすることで見えるものとは何でしょうか。 僕が考えるには、大きく分ける […]

同じワイン、ヴィンテージ違いを飲み比べると分かること(垂直試飲”と“水平試飲”の意味①)

先日Firadis WINE CLUNのお客様向けに開催したイベント「フィラディスワインフェス」にて、 あの『シャトー・マルゴー』の2007年、1997年、1987年を比較試飲する、というワークショップを実施しました。 2017年の現在から数えて10年前、20年前、そして30年前のワインを順に試飲していく試み。 今回からのマメ知識コラムでは、この“垂直試飲” […]

生牡蠣×泡、マリアージュ徹底実験 レポート第3回『クリーミー系牡蠣に合うのは、どんなワイン??!』

「生牡蠣×シャンパーニュマリアージュ実験 / 生牡蠣に本当に合うシャンパーニュを探せ!」の最終回。 誰もが知る王道マリアージュと言われるこの組み合わせ、 「定石ペアリングの更に先にある、真のマリアージュ」を見つけよう!という試みです。 改めて今回の実験で用意したものと、実験の流れです。 ●牡蠣は2種類を用意。 ・最もスタンダードなさっぱりとした味わい系統のも […]

生牡蠣×泡、マリアージュ徹底実験 レポート第2回『さっぱり系牡蠣に合うのは、どんなワイン??!』

「生牡蠣×シャンパーニュマリアージュ実験 / 生牡蠣に本当に合うシャンパーニュを探せ!」の第2回です。 誰もが知る王道マリアージュと言われるこの組み合わせ、 でも定番だからこそ、もっと深く突き詰めて「本当に合うシャンパーニュ」を見つけよう!という試みです。 まずは今回の実験で用意したものと流れを改めて。 ●牡蠣は2種類を用意。 ・最もスタンダードなさっぱりと […]

生牡蠣×泡、マリアージュ徹底実験 レポート第1回『王道マリアージュのその先へ!』

シャンパーニュ×牡蠣のマリアージュを、徹底追及!! 生牡蠣とシャンパーニュ。 もはやマリアージュの代表格くらいに認知されている組み合わせかと思います。 オイスターバーでも最初に出てくる生牡蠣はシャンパーニュやスパークリングワインで楽しむのが既に定番。 誰もが認める王道のマリアージュ・・・ でも、だからこそフィラディスチームはもっと突き詰めたいと思ったんです。 […]

世界のワイン産地を知ろう!!:Firadis WINE GLOBE 第4回

『Firadis WINE GLOBE』の第4回をお届け致します。 前回までは、世界のワイン産地を俯瞰してみることと、 各国が導入しているワインの原産地を保証する制度についてのお話をさせて戴きました。 今回からはいよいよ、ひとつひとつの産地をクローズアップしていきます。 その第1回目。 ここはやはりワイン学習の伝統的なセオリー通りに『フランス』からいきましょ […]

世界のワイン産地を知ろう!!:Firadis WINE GLOBE 第3回

世界のワイン産地を巡るシリーズ「Firadis WINE GLOBE」第3回となりました。 前回は昨年2016年に最もたくさんワインを生産した国はどこで、その量はどれくらいだったのか、 というお話・・・皆さん、どこの国だったかちゃんと憶えてますか? ・・・そう、イタリアでしたよね。 イタリア、フランス、スペインの所謂「旧世界の代表国」3つで世界全体のワイン生 […]

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