- 2020.03.30
- なるほどのあるワインコラム
- イタリア, カベルネ・ソーヴィニヨン, グラス, スペイン, テロワール, フランス, ブルゴーニュ, ボコパ, ボルドー, ラングドック, 温度, 熟成, 赤ワイン
概論的なお話だけでも結構長くなってしまうテーマなのですが、 テロワールの構成要素とその意味合いをきちんと知っておくだけで、 これからのワイン選び(=お店でじぶんでワインを選んで買うこと)が飛躍的にレベルアップしますので、 もうちょっとだけこの話にお付き合いください。 これまでの2回は①土壌②地形という“大地の力”についての話でした。 今回からは、“空からの力 […]
- 2020.03.01
- ワイン職人に聞く、10の質問
- グラス, コルク, スペイン, テイスティング, テンプラニーリョ, ブルゴーニュ, フレンチオーク, ボルドー, マリアージュ, ラベル, ワイナリー, 価格, 哲学, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 白ワイン, 職人, 赤ワイン, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第27回 バレンシソ(スペイン・リオハ地方) /オーナー ルイス・ヴァレンティンさん 1998年創立、まだ21年目と歴史は浅いながら、専門誌「リオハのお買い得10傑」に選出されるなどその類稀なクオリティに注目が集まっています。 バレンシソにしか造れない、独創性あふれ […]
- 2020.02.18
- ワイン職人に聞く、10の質問
- ヴィエイユ・ヴィーニュ, グラス, テイスティング, パスタ, ピノ・ノワール, フランス, ブルゴーニュ, ボルドー, マリアージュ, 価格, 哲学, 温度, 熟成, 生産者, 白ワイン, 職人, 赤ワイン, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第25回 ドメーヌ・カンタン・ジャノ(フィリップ・ジャノ)(フランス ブルゴーニュ地方) / カンタン・ジャノさん 僕が思うカンタン・ジャノ(フィリップ・ジャノ)のスタイルは「繊細・優美・エレガント」。肉厚で甘やかなスタイルがトレンドになりつつあるカジュアル価格帯の […]
- 2020.02.05
- なるほどのあるワインコラム
- カベルネ・ソーヴィニヨン, ジュラ, セミヨン, ソーヴィニヨン・ブラン, ソムリエ, フランス, ボルドー, マリアージュ, ワイナリー, 和食, 温度, 熟成, 発酵, 白ワイン, 赤ワイン, 香り
「ソーヴィニヨン・ブラン種」についてのあれこれ さて、ワインのマメ知識コラム、ブドウ品種シリーズも4つ目となりました。 皆様から「知っているようで知らなかった!」とのご感想も多く戴いている、ブドウ品種についての話を続けます。 今回のテーマは・・・春から夏にかけていちばん美味しい白ブドウ品種「ソーヴィニヨン・ブラン」です。 ソーヴィニヨン・ブランというブドウ品 […]
- 2020.01.19
- ワイン職人に聞く、10の質問
- アペラシオン, グラス, クレマン, サン・テミリオン, シャルドネ, ステンレスタンク, スパークリングワイン, ピノ・ノワール, フランス, ボルドー, マリアージュ, ワイナリー, 哲学, 温度, 熟成, 発酵, 白ワイン, 職人, 輸入, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第20回 ドメーヌ・デュテルトル(フランス・ロワール地方) /ジル・デュテルトルさん レオナルド・ダ・ヴィンチがその晩年を過ごしたことで知られるトゥーレーヌ。様々なブドウ品種が栽培され、造り手ごとの独特のアッサンブラージュでひとことでは定義出来ないほど多種多様なワイ […]
- 2020.01.18
- なるほどのあるワインコラム
- イタリア, テイスティング, マリアージュ, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 試飲, 赤ワイン, 酒石, 香り
さて、2回に渡って続けてきました「ワインの熟成とはそもそも何なのか??」 についてのコラムも、今回が最終回。 どうしても化学用語などが出てきてしまい、ややこしい内容だったかもしれませんが、 皆様がワインの熟成について少しでも納得ができたとしたらとても嬉しく思います。 ワインを楽しむための本やウェブサイトは沢山ありますが、 熟成の仕組みについて具体的に説明され […]
前回から続く「ワインの飲み頃」に関連したお話をさせて戴きます。ひとつ前のコラムでは、ワインには造られた時点でそれぞれ異なる飲み頃が設定されていること、でも保存環境によってその設定された飲み頃に到達するタイミングは変化する、という話を致しました。 では「保存環境」の違いというのはどういう考え方でしょうか。 皆さんは、CLUB30や他のワインショップで購入された […]
- 2019.12.25
- なるほどのあるワインコラム
- 5大シャトー, カベルネ・ソーヴィニヨン, シャトー・スオウ, テロワール, フランス, ボージョレ・ヌーボー, ボルドー, メルロ, ワイナリー, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 赤ワイン, 輸入
ワインの「飲み頃」とは。 これは、永遠に正解の出せないワイン界最大のクエスチョンです。ワイン業界のプロフェッショナルと呼ばれる全ての人が、この姿の見えない敵と何十年も戦い続けていると言っても過言ではありません。 世の中に存在する全てのワイン1本1本に「最高の飲み頃・ピークの瞬間」があり、それは同じ生産年の同じワインでも、タンク単位・樽単位・果てはボトル単位で […]
- 2019.12.19
- なるほどのあるワインコラム
- アラビアガム, グラス, シャルドネ, スペイン, フランス, フレンチオーク, ボルドー, ラベル, ワイナリー, 価格, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人, 輸入, 香り
今回はワイン業界(特に生産者側や大手メーカー)では誰もが知っていながら、実際にワインを楽しむお客様たちはその事実をあまり知らないこと、についてご説明をするこのコラムお得意の内容。「オークチップ」というものの存在についてお話をしたいと思います。 「オークチップ」とは??? オークチップ、直訳すれば“オークのかけら”です。前々回のコラムで書いた通り、ワインの熟成 […]
- 2019.12.07
- なるほどのあるワインコラム
- アメリカ, カベルネ・ソーヴィニヨン, カリフォルニア, スペイン, フランス, ボコパ, ワイナリー, 樽, 温度, 熟成, 白ワイン, 赤ワイン, 輸送, 香り
ワインで「樽熟成~ヶ月」というのをよく見るけど、「樽」って何でしょう?? これは先日お客様から、メールでリクエストを戴いたテーマ。 その時は気楽に「お題をありがとうございました、書きます!」と言ったものの、 「待てよ、これはものすごく奥が深くて大変なテーマじゃないか・・・」と焦りまして、 ここ1週間程、色んなワイン本をひっくり返したり、ネットで調べたり、を続 […]
- 2019.11.26
- ワイン職人に聞く、10の質問
- イタリア, シャンパーニュ, ステンレスタンク, ソーヴィニヨン・ブラン, テロワール, ネッビオーロ, パスタ, マリアージュ, 哲学, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人, 肉料理, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第12回 ジャコモ・グリマルディ(イタリア・バローロ地方) 『ワイン職人に聞く、10の質問』、12人目の生産者はシリーズ初のイタリア ピエモンテ州から『ジャコモ・グリマルディ』さんが登場です。 イタリアワインの王様的存在「バローロ」の地域において、 居並ぶ偉大なる巨 […]
- 2019.11.14
- ワイン職人に聞く、10の質問
- イタリア, カベルネ・ソーヴィニヨン, グラス, サンジョヴェーゼ, シラー, テロワール, ブルゴーニュ, フレンチオーク, ボルドー, マリアージュ, メルロ, 哲学, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 職人, 試飲, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第10回 アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方) / リッカルド・ボージ さん 『ワイン職人に聞く、10の質問』記念すべき第10回目は、イタリア・トスカーナ州で世界中の注目を集める名生産者『アルジャーノ』。 サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%で造るロッソ&ブルネ […]
- 2019.11.07
- なるほどのあるワインコラム
- グラス, ソーヴィニヨン・ブラン, ソムリエ, フランス, マリアージュ, 樽, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 香り
☆CLUB30と一緒に、「ワインの香り表現」、練習してみませんか? 久々のワインのマメ知識コラムは、数回にわたって「ワインの香り表現」について書いていきたいと思います。 ソムリエやワインアドバイザーが、果物や花、香辛料、動物の匂いまで使ってワインの香りを表現するのを聞いた事があると思います。(CLUB30の動画でも、そういった喩え表現でワインのイメージを伝え […]
- 2019.10.15
- ワイン職人に聞く、10の質問
- グラス, シャルドネ, ソーヴィニヨン・ブラン, テイスティング, ブルゴーニュ, ボルドー, マリアージュ, 和食, 哲学, 温度, 生産者, 職人, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第5回 アーウィン・ウィンクラー(オーストリア・クレムスタル地方) /アーウィン・ウィンクラーさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第5回目は、 昨年WINE CLUB30でリリース後、正直僕自身想像もしていなかった程大好評を戴いているのオーストリアワイン 『アーウ […]
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、6品種目となりました。ブドウ品種を沢山覚えないといけないのは大変そうだなあ・・・と思っていらっしゃる方、 そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。最初の段階では、覚えておくと良い品種は10個くらいで十分。簡単な特徴だけでもワイン選びにはちゃんと活用できますので、覚えられる範囲で頑張りましょう! さて、今回からは白ワイン用ブドウ […]
- 2019.07.10
- なるほどのあるワインコラム
- カベルネ・ソーヴィニヨン, グルナッシュ, シラー, スペイン, フミーリャ, フランス, モナストレル, ラベル, ラングドック, ワイナリー, 温度, 生産者, 肉料理
第3回目となりました「土着ブドウ品種」についてのコラムです。 このコラムシリーズは、コラムを通じて少しマニアックなブドウ品種を知り、 ご自身のセレクトの幅を拡げて戴こう、という試みなのですが・・・ でも、実はCLUB30のお客さまだったら、 殆どの人が土着品種の魅力を知らず知らず体感しているんですよね。 なぜなら、CLUB30で圧倒的にご注文本数の多い大人気 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズもいよいよ大詰めとなってきました! 前回は「ワインが熟成したことによって獲得する香り」=『ブーケ』についての話。 ブドウが収穫されてワインに仕込まれてから熟成を経て生成される、 例えばトーストやバター、ローストしたナッツ・アーモンド、チョコレートやコーヒー、トリュフ、 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」6回目となりました。 前回はグラスをくるくると回すことでワインが「開く」のは、 「温度変化による香り成分の揮発」と「酸化の化学反応による香りの変化」によるものだ、という話でした。 知った上で香りを取ると、今までよりも「確かに香りが段々変化して新しい香 […]
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。 ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」5回目となりました。 前回は「グラスを回すやり方」についてのご紹介でした。 書き忘れましたが、これを「スワリング」と呼ぶんですよ。 スワリングの意味は、ワイン全体を空気に触れさせることです。 これによって注いだ時よりも温度が少しだけ上昇しアルコールの […]
読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナー。 今月は「ワインの本」ではなく「フランス料理のレシピ本」をご紹介することにしました。 (*ワインの本は毎月数冊出るので日々チェックしているのですが・・・ ここで皆さんに何としてもご紹介したい、と思うような本はそれほど多くないのです。) さて、僕がイチ押しでおススメ […]
今回は「ワインのテイスティングについて」の第4回目。 皆さんは、ボトルの中に赤いガラス片か石のように見える沈殿物を見たことは無いでしょうか。 これも澱と同じようにワインの成分に由来する「酒石(しゅせき)」と呼ばれる物質です。 「酒石」はワインに含まれる「酒石酸(しゅせきさん)」という有機酸に由来する物質。 酒石酸はワインの背骨とも言える酸で、その味わいの骨格 […]
前回は「赤ワインの常温は、石造りの地下セラーの温度、13-15℃が基準」という話をしました。 だから赤ワインも飲む前に少し冷やし「本来の常温」に近付けることでぐっとおいしくなります。 このひと手間、ワインをおいしく楽しむために是非やってみてくださいね。 おいしい温度に設定する、という事前準備をひとつ知って戴いたところで、 今回からも引き続き「ワ […]
前回はワインの輸送・保管時の温度管理についての話をスタートしました。ワインセラーが無ければ、家の中で比較的涼しくて直射日光の当たらない場所に置く、でしたよね。 では「ワインの保存に適正な温度は本来どういう温度なのか?」について今回はお話しします。家庭用のワインセラーは温湿度の設定が出来るかと思いますが、温度設定は13~15℃、湿度を70%程に設定するのが一般 […]
前回は「ワインが置かれているべき適正な環境(温度や湿度設定)」についての話でした。 欧州などワイン産地の地下セラー年中通して温度が13-15℃、湿度70%程。 ワインを保持し、適正に熟成させるにはこの環境が理想に近いこと、 そしてこれがいわゆるワインにとっての「常温」と考えられている、というところまでお話ししました。 今回は、この温度設定が「常 […]
前回は、一般的に海上輸送で輸入されるワインを運ぶコンテナには温度管理のできる『リーファーコンテナ』と常温で運ぶ『ドライコンテナ』があること、 夏場の輸送や赤道周辺を通る航路では温度管理をするべき・・・という話でした。(繰り返しますが、フィラディスは勿論全品『リーファー』で運んでいますので品質管理は万全です!) 今回も引き続きワインの「温度管理」ということにつ […]
「安いワインと高いワインは何が違うのか?」について、その背景と生じる要因についてご紹介しました。今回からはちょっと話題を変えまして・・・「輸入ワインは、ワイナリーで造られてからどうやって私たちの食卓まで届くのか?」をご紹介します。皆さん意外と、ワインが生産地からどうやって運ばれてくるのかをご存じないみたいなので、 ワインの「旅路」を体験して戴くのも面白いかな […]
前回までは『ピノ・ノワール』の話で、この品種はシャンパーニュなどスパークリングワインにも 使われる、なんていう話で終わりました。 そこで今回はこのタイミングでスパークリングワインの造り方を・・・と思ったのですが、 その前にまずは「ワインがどうやってできるか」から書かないといけませんよね。 今日の冒頭のコラムを書いていて、気付きました。 ワインと […]