ボルドー

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「セミヨン種について」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、白ブドウの8品種目は『セミヨン』種です。『セミヨン』・・・最近はあまり存在感が無いのですが、仏ボルドー地方の白ワイン用ブドウとして非常に重要な品種です。 ボルドーではこの品種はソーヴィニヨン・ブランやミュスカデルとブレンドされるのが通例で、セミヨン100%の白ワインというのは目立つ存在ではありません。主要な栽培エリアはボ […]

ワインペアリング奮闘記 第33回「シャトー・レスタージュ・シモン オー・メドック・クリュ・ブルジョワ1999年」

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第33回 20年熟成ボルドーとのマリアージュ! このコーナーは毎回お題のワインに合わせてお料理を実際に作り、レポートするコラムです。 コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。 ■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。 ■うちの子に乳製品アレルギーがあるため […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第27回】バレンシソ(スペイン・リオハ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第27回 バレンシソ(スペイン・リオハ地方) /オーナー ルイス・ヴァレンティンさん 1998年創立、まだ21年目と歴史は浅いながら、専門誌「リオハのお買い得10傑」に選出されるなどその類稀なクオリティに注目が集まっています。 バレンシソにしか造れない、独創性あふれ […]

ブドウ品種を知ると、ワイン選びが一歩進む⑥ぶどう畑に唄うツグミ『メルロ』種

今回はブドウ品種の6種類目『メルロ』についてのコラムをお届け致します。   『メルロ』という品種、皆さまはどんなイメージをお持ちでしょうか。 40代以上の方は、今から20年ちょっとくらい前・・丁度お酒を飲み始めた20代の頃に、 カリフォルニア産のメルロ主体ワインがとても人気だったのを憶えていらっしゃるのではないでしょうか。 ボリューム感たっぷり、甘 […]

「ムールヴェードル種について その3」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、『ムールヴェードル』種最終回です。スペイン・バレンシア地方「ムルビエドロ」を起源にスペイン南東部を中心に栽培され、現在は南フランスのプロヴァンスとラングドック・ルーション、コート・デュ・ローヌ南部で栽培されるブドウ。ベリー系果実の砂糖漬けや、煮詰めたジャムのような印象、そして特徴的な「獣の香り/肉の香り」のあるワインです […]

ブドウ品種を知ると、ワイン選びが一歩進む⑤マリアージュの幅が広がる品種、「カベルネ・フラン」を知ると得をする!

ワインのマメ知識コラム、ブドウ品種シリーズの5つ目は 「名前は良く聞くけど、単一品種のワインは飲んだことが無い」という方が意外に多い「カベルネ・フラン種」です。   カベルネ・フランについては、3月に新入荷した赤ワイン「トゥーレーヌ・アンボワーズ」をご紹介する際に、 下記のような文章でごく簡単にご紹介しました。   「この品種の特徴を表現 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第25回】ドメーヌ・カンタン・ジャノ(フィリップ・ジャノ)(フランス・ブルゴーニュ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第25回 ドメーヌ・カンタン・ジャノ(フィリップ・ジャノ)(フランス ブルゴーニュ地方) / カンタン・ジャノさん 僕が思うカンタン・ジャノ(フィリップ・ジャノ)のスタイルは「繊細・優美・エレガント」。肉厚で甘やかなスタイルがトレンドになりつつあるカジュアル価格帯の […]

ブドウ品種の飲み比べテイスティングにチャレンジしてみましょう!<赤ワイン編>

今週のワインのマメ知識コラムは「ワインテイスティング実践編」!ちょっと本格的になってきました♪ 前回までは、最も基本となるブドウ品種赤白2種類の計4品種を説明致しましたよね。 今回から2回は、ブドウ品種ごとの飲み比べテイスティングを実際にやってみよう、という実践編。 ブドウ品種を飲み比べる時の最も基本的なポイントをご説明しますので、 後ほどご紹介するCLUB […]

ブドウ品種を知ると、ワイン選びが一歩進む④和食との相性抜群、ソーヴィニヨン・ブラン

「ソーヴィニヨン・ブラン種」についてのあれこれ さて、ワインのマメ知識コラム、ブドウ品種シリーズも4つ目となりました。 皆様から「知っているようで知らなかった!」とのご感想も多く戴いている、ブドウ品種についての話を続けます。 今回のテーマは・・・春から夏にかけていちばん美味しい白ブドウ品種「ソーヴィニヨン・ブラン」です。 ソーヴィニヨン・ブランというブドウ品 […]

ワインペアリング奮闘記 第29回「シャトー・レ・モワンヌ メドック・クリュ・ブルジョワ 2006年」

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第29回 熟成ボルドーにあの熟成食材で、旨さ倍増?! このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。 コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。 ■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。 ■家庭の料理なので、冷蔵庫にたま […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第20回】ドメーヌ・デュテルトル(フランス・ロワール地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第20回 ドメーヌ・デュテルトル(フランス・ロワール地方) /ジル・デュテルトルさん レオナルド・ダ・ヴィンチがその晩年を過ごしたことで知られるトゥーレーヌ。様々なブドウ品種が栽培され、造り手ごとの独特のアッサンブラージュでひとことでは定義出来ないほど多種多様なワイ […]

メルロ主体のまろやか~なボルドー赤を、ラム肉+クスクスの定番ビストロメニューにマリアージュ!

51皿目となりましたマリアージュレシピは、ボルドーワインには定番!!のラム肉レシピ。 牛・豚・鶏肉のお料理と比べると難易度が1ランク上のように感じるラム肉。 行正さんが今回作ってくれたのは、パリのビストロなどではおなじみの「クスクス」を添えたレシピ。 気取って食べる高級レストランのお料理ではなく、 骨付き肉を手づかみで豪快に楽しみつつ、たっぷりのクスクスでお […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第19回】シャトー・スオウ(フランス・ボルドー地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第19回 シャトー・スオウ(フランス・ボルドー地方) /モニーク・ボネさん(写真右から3番目) 彼女に何度かお会いして話した時の僕のイメージは、「職人的・求道的な造り手」という印象は殆ど無くて、「新しい、面白いアイディアを次々と出し、それをチームで形にしてくことを楽 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第17回】ドメーヌ・デュ・ジョンシエ(フランス コート・デュ・ローヌ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第17回 ドメーヌ・デュ・ジョンシエ(フランス コート・デュ・ローヌ地方)/マリーヌ・ルッセルさん マリーヌさんは元グラフィック・デザイナーから実家のワイナリーを継いだいわゆる「異業種転職組」。親の代までのワイン造りをビオディナミの導入によって一気に転換。ワイナリー […]

ワインの「飲み頃」はどう決まる?

ワインの「飲み頃」とは。 これは、永遠に正解の出せないワイン界最大のクエスチョンです。ワイン業界のプロフェッショナルと呼ばれる全ての人が、この姿の見えない敵と何十年も戦い続けていると言っても過言ではありません。 世の中に存在する全てのワイン1本1本に「最高の飲み頃・ピークの瞬間」があり、それは同じ生産年の同じワインでも、タンク単位・樽単位・果てはボトル単位で […]

「ネッビオーロ種について その3」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回からはイタリアワインの王様と称賛される『バローロ』『バルバレスコ』の原料として名高い『ネッビオーロ』種です。 このイタリア北部「ピエモンテ州」で栽培されている黒ブドウ品種は、非常に豊富な酸とタンニンが特徴的、熟成すると非常に華やかな印象となります。名前の由来は、産地のブドウ収穫期に頻繁に発生する「霧=Nebbia(イ […]

“オークチップ”って何だ??「樽のひみつ③」

今回はワイン業界(特に生産者側や大手メーカー)では誰もが知っていながら、実際にワインを楽しむお客様たちはその事実をあまり知らないこと、についてご説明をするこのコラムお得意の内容。「オークチップ」というものの存在についてお話をしたいと思います。 「オークチップ」とは??? オークチップ、直訳すれば“オークのかけら”です。前々回のコラムで書いた通り、ワインの熟成 […]

「ネッビオーロ種について その2」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回からはイタリアワインの王様と称賛される『バローロ』『バルバレスコ』の原料として名高い『ネッビオーロ』種です。『ネッビオーロ』は、ほぼイタリア北部の「ピエモンテ州」で栽培されている、いわば世界最高の土着ブドウ品種であり、というとことまでご紹介をしました。 さて、以前ご紹介したイタリアのもうひとつの代表的黒ブドウ品種、『 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第14回】フアン・ヒル(スペイン・フミーリャ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第14回 フアン・ヒル(スペイン・フミーリャ地方)/ オーナー ミゲル・ヒルさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第14回目は、今スペインで最も注目を集める産地のひとつ「フミーリャ」から『フアン・ヒル』が登場。当店を長らくご愛顧頂いているお客様でしたら、この生産者の […]

今月のおすすめワイン本【2019年12月】「ワインと戦争」

毎月第1月曜日のワインコラムは、読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナーです。 今月のお薦め本は、10月にご紹介した『シャンパン歴史物語』の筆者による別の本。 『ワインと戦争 ヒトラーからワインを守った人々』 (ドン・クラドストラップ&ペティ・クラドストラップ著 村松 潔訳 飛鳥新社/ 税抜2,800円) […]

「ワインの添加物について、ちゃんと知りたい②「亜硫酸塩(後編)」

前回公開の「ワインのマメ知識」の続き。酸化防止剤「亜硫酸塩」に関する話の後篇です。 前回は、亜硫酸塩の果たす基本的な機能についてきちんと知って戴くためのお話しでした。ここからは、亜硫酸塩がワインの「味に与える影響」、「体に与える影響」について書きたいと思います。 今回の実験では、ワイナリーにお願いして1つのワインに異なる量の亜硫酸塩を添加して、4種類のサンプ […]

ワインペアリング奮闘記 第20回「シャトー・デギュイユ セニョール・デギュイユ」

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』第20回 メルロ主体リッチ・ボルドーと和のご馳走! このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。 コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。 ■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。 ■家庭の料理なので、冷蔵庫にたまた […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第10回】アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第10回 アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方) / リッカルド・ボージ さん 『ワイン職人に聞く、10の質問』記念すべき第10回目は、イタリア・トスカーナ州で世界中の注目を集める名生産者『アルジャーノ』。 サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%で造るロッソ&ブルネ […]

『ワインをもっと美味しく楽しむための、シンプルなやりかた』

今日は「ワインの変化」について書かせて戴きます。 先日、フィラディスがレストラン様向けに輸入している「2007年の熟成ボルドー(小売価格2,000円くらい)」を個人的に購入し、CLUB 30での数量限定販売の検討も含めて自宅で飲んでみました。 開けたてで飲むと、これがまあ香りも味もそっけないワインです。 正直、あまりおいしくはありません。 ・・・でも、熟成ワ […]

“じぶんワイン地図”を、立体化する!(垂直試飲”と“水平試飲”の意味⑥最終回)

今回は“垂直試飲&水平試飲”編の最終回です。 さて、今回このテーマの話を締めくくるのにあたって少し前置きを。 先日、9回目のFiradis WINE CLUB TASTING SESSIONを東京・神楽坂のフランス料理店『ラリアンス』さんで開催致しました。 今回のテーマはシャンパーニュ&ボルドーワイン。 まだまだ底冷えする寒い日でしたが、暖かい部屋の中でじっ […]

ワインペアリング奮闘記 第12回「シャトー・カップ・ドール サン・ジョルジュ・サン・テミリオン」

『お料理パパのワインペアリング奮闘記』 第12回 鉄のニュアンスで合わせる、ボルドー赤×炙りカツオ! このコーナーは毎回課題のワインに合わせたお料理を実際に作ってレポートするコラムです。 コラムの性質上下記の点について、ご容赦いただいております。 ■失敗してもやり直しできませんので、その時は何がダメだったのか考察する回とさせて下さい。 ■家庭の料理なので、冷 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第5回】アーウィン・ウィンクラー(オーストリア・クレムスタル地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第5回 アーウィン・ウィンクラー(オーストリア・クレムスタル地方) /アーウィン・ウィンクラーさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第5回目は、 昨年WINE CLUB30でリリース後、正直僕自身想像もしていなかった程大好評を戴いているのオーストリアワイン 『アーウ […]

水平試飲で見出される“ヴィンテージの全体像” (垂直試飲”と“水平試飲”の意味⑤)

“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義についての話、第5回目となりました!  まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この“垂直試飲”をすることで見える、以下の2つのことについてお話をしてきました。 ●各ヴィンテージの特徴(作柄がどう表現されているか […]

同じヴィンテージを比較してこそ見える“スタイルの差”(垂直試飲”と“水平試飲”の意味③)

“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義について、引き続きお話をしたいと思います。  (*このコラムをこのページから読み始めたというお客様は、まずは第1回目のコラムからお読みください! おさらいしますと・・・まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この […]

同じワイン、ヴィンテージ違いを飲み比べると分かること(垂直試飲”と“水平試飲”の意味①)

先日Firadis WINE CLUNのお客様向けに開催したイベント「フィラディスワインフェス」にて、 あの『シャトー・マルゴー』の2007年、1997年、1987年を比較試飲する、というワークショップを実施しました。 2017年の現在から数えて10年前、20年前、そして30年前のワインを順に試飲していく試み。 今回からのマメ知識コラムでは、この“垂直試飲” […]

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