赤ワイン

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「ソーヴィニヨン・ブラン種について その2」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、6品種目は『ソーヴィニヨン・ブラン』。前回はその主要産地がフランスのロワール地方やニュージーランドであること、 そのフレッシュで切れのある香り・味わいスタイルなどについてご紹介をしました。今回はもうちょっと、この品種についてのウンチク的な情報をご提供したいと思います。 この品種について良く聞かれるのが、 「カベ […]

世界のワイン産地を知ろう!!:Firadis WINE GLOBE 第3回

世界のワイン産地を巡るシリーズ「Firadis WINE GLOBE」第3回となりました。 前回は昨年2016年に最もたくさんワインを生産した国はどこで、その量はどれくらいだったのか、 というお話・・・皆さん、どこの国だったかちゃんと憶えてますか? ・・・そう、イタリアでしたよね。 イタリア、フランス、スペインの所謂「旧世界の代表国」3つで世界全体のワイン生 […]

「白ブドウの王様シャルドネ種について」ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」編、前回までの『メルロ』に続いては、 白ブドウの王様とも言える品種『シャルドネ』をご紹介していきます。ワインに興味を持って最初に飲んだ白ワインが『シャルドネ』だった、という方も多いはず。 代表的な産地はフランス・ブルゴーニュ地方ではありますが、 今やカベルネ・ソーヴィニヨン種と並んで世界中で栽培されている「国際品種」の代 […]

ワイン表現に「正しい/間違い」はあるのか?

さて、今回のワインコラムは前回の続き。 ただ、ちょっとだけ脱線してみようかなと思います。 ここまでテイスティング表現の用語をたくさん紹介してきましたが、 それを消化して戴けなければ意味がありませんので・・。 ということで、今回は皆さんの「テイスティングって難しそう」という気持ちを、 少しでも和らげたいな、と思って書かせて戴きます。 今回のテーマは、 「テイス […]

「メルロ種について その2」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」編、前回からは『メルロ』種のご紹介をしています。前回内容まとめますと、メルロは仏ボルドーと米カリフォルニアを代表産地とし、 「果実味甘やかジューシィ、土っぽい印象、滑らかな口当たり」が特徴の品種、ですね。 ワインを始めて飲む人がカベルネ・ソーヴィニョンを飲むと「渋い!」と感じるかもしれませんが、 メルロのワインなら飲みや […]

バーテンダーがカクテルを作るように、ワインを表現する

『香辛料的ななニュアンスを持つワイン』について、更に深く突っ込んで行きたいと思います。 まずは、前回まとめてみたワイン表現に使用されるスパイス系用語をおさらい致しましょう。 【ワイン表現頻出!香辛料&ハーブ系単語】 ・胡椒(ブラックペッパー、ホワイトペッパー、グリーンペッパー、ピンクペッパー) ・シナモン     ・クローヴ ・ジンジャー    ・カルダモン […]

「マリアージュのケーススタディ B」 ワインはじめて講座

本日は「ケーススタディB」をやってみましょう。「ヒラメのお刺身」とお料理が決まっていたケーススタディAよりも少しワインの選択の幅が広がる、 食材だけ「豚しゃぶしゃぶ肉」と決まっている場合です。 【ケーススタディB】・今日はワインを飲みたいな・・・と思った日曜日。ですがなんと外は大雪で、近所のスーパーに買いものには行くのも大変。あいにく冷蔵庫はほとんど空っぽ、 […]

『ワインの値段』は、どう決まる?④ 高いワインがどんどん高くなるのは結局・・?

「ワインの値段はどう決まる?」シリーズの第4回です。 このシリーズの主題は『高いワインと安いワイン、その価格差はどこから来るのか?』。 第3回までを簡単にまとめると・・・ ・ワインの価格は同じ銘柄でも大きく変動する。昔は5大シャトーも今の3分の1くらいで買えた・・・ ・ワインの価格を決める最大の要素は、ブドウを収穫するときの量と質の反比例である。 なんていう […]

今月のおすすめワイン本【2019年6月】「6つの飲み物の歴史を読み解く一冊」

読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナー。 6月の1冊は・・・ 『歴史を変えた6つの飲物 (著:トム・スタンデージ 訳・新井崇嗣/木楽舎 税抜2,700円)』です。 先月は「発酵」に着目したちょっと変わった本をご紹介しましたが、6月は王道の歴史本を選びました。 この本はワインだけでなく、ビール、蒸留酒、コ […]

「ワインと料理が合わない!?」 ワインはじめて講座

「ワインと料理を合わせる」5回目となりました!前回は、「ワインと料理の色合い・色の濃さを揃えていく」という方法、例えば「赤身肉には赤ワイン、白身肉には白ワイン」を合わせる、色の濃いソース(つまり、味わい的にも濃厚・濃密なソース)には、 ワインも色の濃いタイプのワインを合わせる・・・・というマリアージュ手法をご紹介しました。さて、シリーズ5回目にもなって今更聞 […]

「色合いを揃える」 ワインはじめて講座

「ワインと料理を合わせる」4回目となりました!前回は、料理とワインの香り・味わいの方向性を合わせていくことで2つをうまくペアリングさせる、 『同調のマリアージュ』について、 柑橘類やハーブを想わせる爽やかな味のワインに合わせて、鶏の香草焼きにレモンをひと絞り 香辛料を多用したスパイシーなお料理に、スパイシーなキャラクターを持つワインを合わせる 土っ […]

「同調のマリアージュ」 ワインはじめて講座

「ワインと料理を合わせる」第3回です。前回は、濃厚な脂身のある肉を赤ワインの酸とタンニンで中和し、さっぱりとさせる。『中和のマリアージュ』について書きました。肉とワインの組み合わせは殆どの方が体験済だと思いますので、まずはそこで納得して戴き、 そこからマリアージュの話を進めていこうと思います。 「脂を洗い流してさっぱりする」マリアージュから少し発展させたマリ […]

「最大の魅力「食中酒」について」 ワインはじめて講座

前回からは、「ワインと料理を合わせて楽しむ」という話、 ワインは単体で飲んでも勿論おいしく楽しめますが、 実はその最大の魅力は『食中酒』であること。お料理と合わせてこそ出会える魅力がいっぱい、 組み合わせを試せば試すだけ、新たな楽しさを発見できるお酒なんですよ。 ではまず、どんな料理とどんなワインが合うのか、そこに決まり事や法則はあるのか、 というところから […]

「自分の黄金比率を探そう」 ワインはじめて講座

前回は、赤ワインの味わうべきポイントについて整理を致しました。復習すると・・・ テクスチュア=タンニンの量と質 酸の程度 酸っぱいくらい酸が強いか、優しいか  / 締め付けるような感じがあるか 果実味の程度 甘さがあるか、ドライな辛口か、など ミネラル感 口の中がキュッと引き締まるような感じがあるか 飲み込んだあとに、喉の奥から温かく返ってくる余韻はあるか […]

ワインボキャブラ天国【第1回】「杏(あんず)」英:apricot 仏:abricot

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]

外に出ずに家でしっぽり・・・居酒屋風おつまみとワインを楽しもう!

居酒屋レシピ×ワインの『もう、金輪際家から出たくないマリアージュ』!!! フランスのビストロ料理、スペインのタパス系料理など、CLUB30は川上ミホ先生におしゃれ系の料理レシピを沢山ご提供いただいているのですが、実はその中にちょこちょこ、僕の趣味で「居酒屋メニュー」を入れて戴いています。だって、家で毎日毎日おしゃれな料理ばかり食べてたら、疲れそうじゃないです […]

「赤ワインの着目ポイント」 ワインはじめて講座

前々回、前回と、スパークリングワインと白ワインを飲むときに味わうポイントを紹介しました。 泡の強弱(炭酸の強さです)、泡の口当たりがきめ細かいか、粗いか テクスチュア口当たりがシャープ/硬質/パキパキしている、やわらか/まろやか/こってりしているか 酸の程度 酸っぱいくらい酸が強いか、優しいか  / 締め付けるような感じがあるか 果実味の程度 甘さがあるか、 […]

「白ワインの着目ポイント」 ワインはじめて講座

<前回からは「ワインを飲むときに、どこに着目すればよいのか」。 まずは、シャンパーニュやスパークリングワインなどの「泡もの」を飲むときに感じるべき5ポイントを紹介しました。 泡の強弱(炭酸の強さです)、泡の口当たりがきめ細かいか、粗いか 酸の程度 酸っぱいくらい酸が強いか、優しいか  / 締め付けるような感じがあるか 果実味の程度 甘さがあるか、ドライ […]

濃い!強い!赤ワインの魅力は「力強さ」だと思うなら、この3本を是非!

今回は、久々に赤ワインだけをピックアップ! CLUB30が勝手に名付けたジャンル、『特濃レッド』です!!(以前も紹介しましたが、この呼び名は僕が勝手に名付けただけですので、他のところで言っても全く通用しません。) 寒い時期にこそおいしい、濃い口のどっしりタイプ赤ワイン。じっくり煮込んだ肉なんかに合わせて楽しむ重厚な赤ワイン・・・分かりますよね!(^^)! ワ […]

魚の旨い季節、新鮮な刺身とワインを楽しむ時はこんなワインを選びたい

普段WINE CLUB30のワイン記事制作用に様々なマリアージュを試しているのですが、本当はごくシンプルに、お刺身で泡ものや白ワインを楽しむのが実は一番好きだったりします。それに、料理をする立場になれば、ただ切ればいいだけの刺身ってすごく楽ですし!(勿論、その「切る」技術に物凄い熟練が必要だということは分かっているのですが) 生の魚介類を切り、塩や醤油に少し […]

「ワインのテイスティングについて その15」 ワインはじめて講座

色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」8回目となりました。前回はワインの香りである「アロマ」には2種類があり、 「第一アロマ」とはブドウの品種そのものに由来する香りであり、 そして「第二アロマ」は「発酵や醸造に由来する香り」、 つまりもともとのブドウにあった香りではなく、ワインとして仕込む […]

ボージョレ・ヌーボーはまずいって本当?

ボージョレ・ヌーボー

ワイン商社に聞いてみよう!ボージョレ・ヌーボーはまずいっていう人が居たけど、本当?だったら、美味しいワインってどれ?そもそもボジョレーヌーボーとは?そんな疑問に、お答えします。 ボージョレ・ヌーボーとは? Beaujolais Nouveauと書きます。Beaujolaisは地名、Nouveauは新しいという意味。 つまり、フランスのボージョレ地区の、出来立 […]

「ワインのテイスティングについて その9」 ワインはじめて講座

色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、前回からは「香りを楽しむ」ことについて。グラスをくるくる廻して香りを取るのも、格好付けているだけの仕草じゃないんですよ・・・という話で終わりました。 今回は、ワインの香りにはどんな香りがあるのか、というところから始めていこうと思います。どんな香りがあるのかを知ると、「 […]

「ワインのテイスティングについて その7」ワインはじめて講座

前回は赤ワインを例に取りその色合いを分類、「青みがかった紫色/ピンク色」⇒「鮮やかな赤/ルビー色」⇒「オレンジがかった赤」⇒「煉瓦色/茶色に近い色」青・紫・ピンク色は「まだ若々しい、造りたてのフレッシュなワイン」の色。それが右に行くにつれて熟成を示す色合いになっていく、という話・・・そして今回はその続きです。 ワインの色合いは、使われているブドウ品種や味わい […]

「ワインのテイスティングについて その6」 ワインはじめて講座

ワインを鑑賞して楽しむ手法についてのシリーズ、 「ワインの色合いを見る」ときには、上の画像のようにワインをやや少なめに注ぎ、 グラスを斜めに傾けたり倒したりして液面を広げると見やすくなる、という方法を前回ご紹介しました。今回は「ワインの色合いから、分かること」についての話をしたいと思います。 赤ワインを例に取りその色合いを分類していくと、 「青みが […]

「ワインのテイスティングについて その5」 ワインはじめて講座

ワインを目で楽しみ、香りを満喫して、そしてゆっくり味わう。そんな一連の流れについて、どういう手順でどこをポイントに楽しんだら良いのか、をご紹介するシリーズ。今回からはいよいよ「ワインの色合いを見る」というステップに入りたいと思います。ワインの色なんて、白ワインなら白、赤ワインなら赤、でしょう?と思っていらっしゃる方、 実は同じ赤ワインでも色合いの違 […]

「ワインのテイスティングについて その4  ワインはじめて講座

今回は「ワインのテイスティングについて」の第4回目。皆さんは、ボトルの中に赤いガラス片か石のように見える沈殿物を見たことは無いでしょうか。これも澱と同じようにワインの成分に由来する「酒石(しゅせき)」と呼ばれる物質です。 「酒石」はワインに含まれる「酒石酸(しゅせきさん)」という有機酸に由来する物質。酒石酸はワインの背骨とも言える酸で、その味わいの骨格を作り […]

「ワインのテイスティングについて その3」 ワインはじめて講座

前回はワインを楽しむ手順、所謂「テイスティング」の流れを簡単にご紹介しました。順に書くと、 色合いを見て 香りを取って愉しみ、 口の中でゆっくりと味わい、 余韻に浸る という流れで「状態の良し悪しを知り、隅から隅まで楽しむ」。 今回は「色合いを見る」の第2回。ワインの色、つまり外観を見ることには、大きく分けて2つの意味があります。 濁りや、浮遊しているものが […]

「ワインのテイスティングについて その2」 ワインはじめて講座 

前回はワインを楽しむ手順、所謂「テイスティング」の流れを簡単にご紹介しました。順に書くと、 色合いを見て 香りを取って愉しみ、 口の中でゆっくりと味わい、 余韻に浸る この流れを「正しくかつ分析的に」進めるのがワインを評価する『テイスティング』の手法です。いちいちこんな手順で飲まないといけないの?と面倒に思われるかもしれません。でも実はこの手順を踏んでいくこ […]

「ワイングラスには何を選べばいいの? その4」 ワインはじめて講座

前回は画像の左から4番目、「ボルドー型」グラスのご紹介。このグラスの特徴は「ワインの様々な味わい要素をギュッと凝縮・集約し、濃い味で飲ませてくれる」。重く濃厚なタイプのワイン、つまりカベルネやメルロ種を使ったボルドーワインに最適、ということでした。 それでは今回は左から6番目(右から2番目、のほうが分かりやすいですね)のグラスをご紹介。金魚鉢のように丸く膨ら […]

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