赤く染まった樽の風景
≪1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第9回『赤く染まった樽の風景』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、 その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきます […]
≪1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第9回『赤く染まった樽の風景』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、 その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきます […]
≪1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第7回『収穫作業、憩いのひと時』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、 その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきま […]
今回は「カーヴへの階段」の写真を選んでみました。(実際には下から映しているので「カーヴから上がる階段」の写真、ですが) これまでに幾多のワイナリーを訪問してきましたが、どの蔵を訪問しても一番心躍りワクワクするのはこの「地下カーヴへの階段を下るとき」です。 歴史ある蔵元は地上の建物から非常に深くカーヴへの階段を下ることが多いのですが、その静謐な階段を一段一段降 […]
Verzenay Bouzy Ambonnay Ay Chouilly Cramant Avize Oger le Mesnil-sur-Oger Verzenay ヴェルズネイ(標高 86-283m) モンターニュ・ド・ランス丘陵の中で最良のピノ・ノワールを産み出す、人口1000人ほどの小さな村。北斜面と白亜質の土壌が産む精緻な酸やミネラル感による男性的な […]
Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきます。 さて、最初の1枚は「選果」の風景を選んでみました。 収穫したばかりのブドウをコンベアーで仕込み室に運ぶ前に破裂した粒や未熟な粒を取り除き、最良のブドウだけをワインとするための仕分け作業です。 写真の […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第28回 ヴェスリ(オーストリア・カンプタル地方) /オーナー デイヴィス・ヴェスリさん IT企業の経営者からワイン職人に転身した、創意工夫に溢れるアイディアマンの彼。 どんなきっかけで、ワイン造りの道に足を踏み出したのか・・・僕自身とても興味がありました! それで […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第27回 バレンシソ(スペイン・リオハ地方) /オーナー ルイス・ヴァレンティンさん 1998年創立、まだ21年目と歴史は浅いながら、専門誌「リオハのお買い得10傑」に選出されるなどその類稀なクオリティに注目が集まっています。 バレンシソにしか造れない、独創性あふれ […]
「ソーヴィニヨン・ブラン種」についてのあれこれ さて、ワインのマメ知識コラム、ブドウ品種シリーズも4つ目となりました。 皆様から「知っているようで知らなかった!」とのご感想も多く戴いている、ブドウ品種についての話を続けます。 今回のテーマは・・・春から夏にかけていちばん美味しい白ブドウ品種「ソーヴィニヨン・ブラン」です。 ソーヴィニヨン・ブランというブドウ品 […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第21回 トータス・クリーク(USA・カリフォルニア州)/オーナー メルヴィン・マスターさん(写真一番右) 元は南フランスでカジュアルワインを造っていた彼が、その表現のステージを米国カリフォルニアに移して再出発したプロジェクトが『トータス・クリーク』。僕が彼に持って […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第20回 ドメーヌ・デュテルトル(フランス・ロワール地方) /ジル・デュテルトルさん レオナルド・ダ・ヴィンチがその晩年を過ごしたことで知られるトゥーレーヌ。様々なブドウ品種が栽培され、造り手ごとの独特のアッサンブラージュでひとことでは定義出来ないほど多種多様なワイ […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第18回 グランデス・ビノス・イ・ヴィニェドス(スペイン・カリニェナ地方)/ ギレルモ・サンズさん Firadis WINE CLUBで4年連続白ワイン累計売上本数NO.1を誇る超人気ワイン『アナヨン・シャルドネ』の生産者、「グランデス・ビノス・イ・ヴィニェドス」。 […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第17回 ドメーヌ・デュ・ジョンシエ(フランス コート・デュ・ローヌ地方)/マリーヌ・ルッセルさん マリーヌさんは元グラフィック・デザイナーから実家のワイナリーを継いだいわゆる「異業種転職組」。親の代までのワイン造りをビオディナミの導入によって一気に転換。ワイナリー […]
前回から続く「ワインの飲み頃」に関連したお話をさせて戴きます。ひとつ前のコラムでは、ワインには造られた時点でそれぞれ異なる飲み頃が設定されていること、でも保存環境によってその設定された飲み頃に到達するタイミングは変化する、という話を致しました。 では「保存環境」の違いというのはどういう考え方でしょうか。 皆さんは、CLUB30や他のワインショップで購入された […]
ワインの「飲み頃」とは。 これは、永遠に正解の出せないワイン界最大のクエスチョンです。ワイン業界のプロフェッショナルと呼ばれる全ての人が、この姿の見えない敵と何十年も戦い続けていると言っても過言ではありません。 世の中に存在する全てのワイン1本1本に「最高の飲み頃・ピークの瞬間」があり、それは同じ生産年の同じワインでも、タンク単位・樽単位・果てはボトル単位で […]
今回はワイン業界(特に生産者側や大手メーカー)では誰もが知っていながら、実際にワインを楽しむお客様たちはその事実をあまり知らないこと、についてご説明をするこのコラムお得意の内容。「オークチップ」というものの存在についてお話をしたいと思います。 「オークチップ」とは??? オークチップ、直訳すれば“オークのかけら”です。前々回のコラムで書いた通り、ワインの熟成 […]
さて、前回のマメ知識コラムに続いてワインの「樽」についてのお話しです。 前回は「樽」というものがそもそも何なのか、どんな材料で作られてきたのか。 そして、いつの時代からどのような目的で使われてきたのか、というお話をさせて戴きました。 続いて今回は…「樽」そのものの作り方や、 木材の産地についてのお話をさせて戴こうと思っていたのです […]
ワインで「樽熟成~ヶ月」というのをよく見るけど、「樽」って何でしょう?? これは先日お客様から、メールでリクエストを戴いたテーマ。 その時は気楽に「お題をありがとうございました、書きます!」と言ったものの、 「待てよ、これはものすごく奥が深くて大変なテーマじゃないか・・・」と焦りまして、 ここ1週間程、色んなワイン本をひっくり返したり、ネットで調べたり、を続 […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第13回 シャトー・アントニャック(フランス・ラングドック地方) 『ワイン職人に聞く、10の質問』第13回目、南フランス ラングドック地方リムーの『シャトー・アントニャック』にいつもの10問を投げかけました。 昨年開催したワインイベント「フィラディスワインフェス」の […]
ワインに使用される様々な食品添加物の中でも「なんの目的で使っているのだろうか?」と感じる 「アラビアガム」という添加物についてご説明をしたいと思います。 近年、カジュアルワインを中心に使われるようになったこの添加物、一体どんなものなのでしょうか。 アラビアガムは元々、 アカシア属の「アラビアゴムノキ」という植物の樹皮に傷を付け、 そこから流れ出 […]
前回公開の「ワインのマメ知識」の続き。酸化防止剤「亜硫酸塩」に関する話の後篇です。 前回は、亜硫酸塩の果たす基本的な機能についてきちんと知って戴くためのお話しでした。ここからは、亜硫酸塩がワインの「味に与える影響」、「体に与える影響」について書きたいと思います。 今回の実験では、ワイナリーにお願いして1つのワインに異なる量の亜硫酸塩を添加して、4種類のサンプ […]
ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー! 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第11回 バロン・デ・レイ(スペイン・リオハ地方) / ゴンサロ・ロドリゲスさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』、11人目の生産者はスペインから。1985年の創業、伝統の古典的産地リオハではまだまだ若いワイナリー『バロン・デ・レイ』をご紹介です。 Firadisで […]
今回のコラムのテーマは、ワインを飲むのにあたって皆様にも是非知っておいて戴きたいこと。酸化防止剤、「亜硫酸塩=SO2」について、前篇・後篇に分けて2回お話をさせて頂きます。 WINE CLUB 30では先日、「亜硫酸塩添加の意味を正しく認識する」「同じワインで亜硫酸塩を添加する量を変えたら、香りや味わいに影響があるのか」という実験を行いました。今回は泡・白・ […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第8回 セパス・イ・ボデガス(スペイン リベラ・デル・デュエロ) / マイテ・ヘイホさん 今回も引き続き、スペインの生産者が登場。 1992年にトップレストランのソムリエールから転身、 自分が理想と考えるワインを具現化するためにワイナリーをひとり立ち上げた 『セパス […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第7回 エレンシア・アルテス(スペイン テッラ・アルタ地方) / ラファエル・デ・ハーンさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第7回、『エレンシア・アルテス』。 オーナーであるラファエルさんのワイン造りに対する想いの一問一答、 それにしても濃厚な内容でした・・・・! […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第3回 『シャトー・レ・ヴァロンティーン』の醸造家、ジル・ポンスさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』は、『シャトー・レ・ヴァロンティーン』の醸造家、ジル・ポンスさん。 今やプロヴァンスを代表するワイン生産者として世界的に知られ、各国のトップレストランにオンリストさ […]
“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義について、引き続きお話をしたいと思います。 (*このコラムをこのページから読み始めたというお客様は、まずは第1回目のコラムからお読みください! おさらいしますと・・・まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この […]
毎月第1月曜日のワインコラムは、読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナーです。 今月は・・・ワイン好きなら誰でも1冊くらいはその著書を読んだことがあるのではないでしょうか。 玉村豊男さんの新作 『ぼくのワインができるまで(東京書籍 / 税抜1,500円)』です。 長野県東御市で「ヴィラデスト・ワイナリー」 […]
『Firadis WINE GLOBE』の第4回をお届け致します。 前回までは、世界のワイン産地を俯瞰してみることと、 各国が導入しているワインの原産地を保証する制度についてのお話をさせて戴きました。 今回からはいよいよ、ひとつひとつの産地をクローズアップしていきます。 その第1回目。 ここはやはりワイン学習の伝統的なセオリー通りに『フランス』からいきましょ […]
世界各地に散らばるワイン産地を、1か所ずつ覗いてみるシリーズ、 題して「Firadis WINE GLOBE」のスタートです。 毎回毎回、それぞれ個性的なワインを産み出す国、地域、村などをコラム形式でご紹介していきますよ。 でも、ワイン教本みたいに地図や名前だけを掲載していくつもりはありません。 まだ行ったことのない、それどころか名前も知らないワイン産地がど […]
第3回目となりました「土着ブドウ品種」についてのコラムです。 このコラムシリーズは、コラムを通じて少しマニアックなブドウ品種を知り、 ご自身のセレクトの幅を拡げて戴こう、という試みなのですが・・・ でも、実はCLUB30のお客さまだったら、 殆どの人が土着品種の魅力を知らず知らず体感しているんですよね。 なぜなら、CLUB30で圧倒的にご注文本数の多い大人気 […]