今回は「古木=ヴィエイユ・ヴィーニュ」についてご説明致します。 ワインを時々買っている方なら、この表記を見たことがあるかと思います。 「Vieille Vigne」とか、「V.V.」という形でラベルに表記されているのですが、フランス語で「古い樹」という意味の言葉です。 樹齢何年からを「古木」と呼ぶのか?という明確な基準・規定は実は決められていません。 ワイン […]
本日のマリアージュレシピは、 ゴールデンウィークのお休み、ちょっと遊び疲れた時に手抜きしちゃっても作れるパスタのご紹介です。 題して「チーズと生クリームのシンプルソースパスタ レモン風味」! なんとソースが1分もかからずに作れちゃうという、超お手軽料理。 でもこれが驚くほどにおいしくて、結構クセになっちゃいます(^u^) マリアージュするワイン […]
- 2020.04.12
- ワイン職人に聞く、10の質問
- ステンレスタンク, テロワール, フランス, ブルゴーニュ, マリアージュ, ロマネ・コンティ, 写真, 哲学, 樽, 熟成, 生産者, 職人, 赤ワイン, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第34回 ドメーヌ・シャルル・ジョゲ(フランス ロワール地方シノン)アンヌ・シャルロット・ジュネさん *写真中央 今回登場の『シャルル・ジョゲ』は、カベルネ・フラン種の「聖地」とも言える、フランス・ロワール地方シノンのトップ生産者。ワイン評論家ロバート・パーカーも「 […]
- 2020.03.31
- ワイン職人に聞く、10の質問
- グラス, ゲヴュルツトラミネール, ステンレスタンク, テイスティング, フランス, ブルゴーニュ, プレゼント, ボルドー, マリアージュ, 価格, 写真, 哲学, 温度, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人, 調和, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第32回 ドメーヌ・ヘリング(フランス・アルザス地方)醸造家ジャン・ダニエル・ヘリングさん *収穫チームの写真最前列・真ん中がジャン・ダニエルさんです! 『ワイン職人に聞く、10の質問』、今週話を聞いた生産者はフランス・アルザス地方の『ドメーヌ・ヘリング』より、オー […]
今回は「テロワールって何?」の第2回目。 前回の土壌に続いて土に関わる要素「地形/ロケーション」についてです。 ②地形/ロケーション 次の要素は土壌とも、そしてこの後の日照条件などとも密接に関連する「地形」です。 ワインのブドウ畑は広大な平地に広がっている、というイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、 これまた土壌と同じで産地によって千差万別。 […]
今回は原産地呼称とも密接に絡まりつつ、その制度を超越するようなとても大きな『世界観』がテーマです。 「ワイン」というお酒の独自性を際立たせ、品質の基準となり、 ワイン全体を中心になって支えている世界観。 フランス語ではたったひとつの単語だけで語ることができるのに、 日本語訳はおろか英語にもそれに該当する単語が存在しない、とても厄介な概念・・・ そう『テロワー […]
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回から白ブドウの8品種目『セミヨン』種を紹介しています。 主要な栽培エリアはボルドーの南東部、グラーヴ、ペサック・レオニャン、そしてソーテルヌの地域。 非常にドライで長期熟成のポテンシャルを有する辛口白ワインからいわゆる「貴腐ワイン」と呼ばれる極甘口タイプまで、リースリング種等と同様に幅広い味わいのワインに使用されるブ […]
- 2020.03.13
- ワイン職人に聞く、10の質問
- アペラシオン, ヴィエイユ・ヴィーニュ, シャルドネ, テロワール, フランス, ブルゴーニュ, マリアージュ, 写真, 哲学, 樽, 熟成, 生産者, 発酵, 白ワイン, 職人, 調和
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第29回 ドメーヌ・コルディエ(フランス・ブルゴーニュ地方)/オーナー・醸造家クリストフ・コルディエさん 僕は彼のFacebookページをフォローしているのですが、そこには毎日のように畑の写真・動画ばかり。 そしてコメントはいつも、丹精込めて育てているブドウたちを慈 […]
- 2020.03.11
- グラス越しの風景-一枚の写真から
- アナヨン, アメリカ, アメリカンオーク, カベルネ・ソーヴィニヨン, カリニェナ, グラス, シャルドネ, シラー, スペイン, テンプラニーリョ, フレンチオーク, 写真, 樽, 熟成, 生産者, 白ワイン, 赤ワイン
≪1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第10回『最も過酷な環境で育つブドウの樹』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書い […]
≪1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第9回『赤く染まった樽の風景』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、 その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきます […]
1枚の写真からワイン造りの現場に迫る 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第8回『畑の区画図と、実際の畑』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきます。 […]
≪1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第7回『収穫作業、憩いのひと時』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、 その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきま […]
≪1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第6回『最も美しいワイン産地の風景はどこか?』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、 その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラム […]
■≪月曜日は、1枚の写真からワイン造りの現場に迫る≫ 『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』 第5回『保管』 1枚の写真を通してワイン造りの現場に迫る『グラス越しの風景 -1枚の写真から-』。 Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、 その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきます。 […]
今回は、この一つ上のコーナーでご紹介した 『シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド』のシャトー外観写真を選びました。 夕焼けを浴びて立つ白亜の城・・・美しいですよね。 実に“シャトーらしいシャトー”と言いますか、 ボルドーのシャトーの中でも指折りに品のある建物、まさに「ヨーロッパのお城」という感じです。 このワインレターでは時々書いています […]
今回は・・・ワイン本などで読むけど、 実際にどんな様子なのかイマイチよく分からないシャンパーニュの『デゴルジュマン』、 その前段階の写真を選んでみました。 シャンパーニュ(やクレマンその他各地で造られる「瓶内二次発酵製法」の泡もの)は、 ブドウ果汁をアルコール発酵させて出来たワインに 糖と酵母を再添加してもういちど発酵させることで炭酸ガスを造り出しそれを瓶内 […]
今回は「カーヴへの階段」の写真を選んでみました。(実際には下から映しているので「カーヴから上がる階段」の写真、ですが) これまでに幾多のワイナリーを訪問してきましたが、どの蔵を訪問しても一番心躍りワクワクするのはこの「地下カーヴへの階段を下るとき」です。 歴史ある蔵元は地上の建物から非常に深くカーヴへの階段を下ることが多いのですが、その静謐な階段を一段一段降 […]
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]
- 2020.03.11
- グラス越しの風景-一枚の写真から
- アナヨン, カベルネ・ソーヴィニヨン, グラス, シャルドネ, シャンパーニュ, スペイン, テンプラニーリョ, フレンチオーク, メルロ, ワイナリー, 写真, 樽, 熟成, 生産者, 白ワイン, 職人, 赤ワイン
Firadisとワイン生産者が所有する膨大な画像アーカイブの中から毎週1枚をピックアップし、その風景や人物にまつわるワインの話をショートコラムで書いていきます。 さて、最初の1枚は「選果」の風景を選んでみました。 収穫したばかりのブドウをコンベアーで仕込み室に運ぶ前に破裂した粒や未熟な粒を取り除き、最良のブドウだけをワインとするための仕分け作業です。 写真の […]
- 2020.01.31
- ワイン職人に聞く、10の質問
- ヴィルボワ・フルニエ, ステンレスタンク, ソーヴィニヨン・ブラン, フランス, マリアージュ, 写真, 哲学, 熟成, 生産者, 白ワイン, 職人, 香り
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第22回 ヴィルボワ・フルニエ(フランス・ロワール地方)/醸造責任者 パトリス・メルセロンさん(写真左) 新鮮なグレープフルーツを想わせるフレッシュ&ピュアな香りを存分に楽しめるフルニエの白ワイン。日本の食材・日本の食文化ともシンクロしやすいスタイルのワインを造る上 […]
- 2020.01.25
- ワイン職人に聞く、10の質問
- アメリカ, アメリカンオーク, カベルネ・ソーヴィニヨン, カリフォルニア, シャルドネ, テロワール, トータス・クリーク, フランス, フレンチオーク, ペアリング, マリアージュ, ラングドック, ワイナリー, 写真, 哲学, 樽, 熟成, 生産者, 白ワイン, 職人, 試飲, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第21回 トータス・クリーク(USA・カリフォルニア州)/オーナー メルヴィン・マスターさん(写真一番右) 元は南フランスでカジュアルワインを造っていた彼が、その表現のステージを米国カリフォルニアに移して再出発したプロジェクトが『トータス・クリーク』。僕が彼に持って […]
毎月第1月曜日のワインコラムは、読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナーです。 今月は僕の大好きな原書房さん「食の図書館」シリーズから、9月に遂に発売されたこちらの1冊をご紹介。 『シャンパンの歴史』(ベッキー・スー・エプスタイン著 芝 瑞紀訳 原書房/ 税抜2,200円)』です。 11月にもシャンパーニ […]
- 2020.01.13
- ワイン職人に聞く、10の質問
- カベルネ・ソーヴィニヨン, シャトー・スオウ, ステンレスタンク, フランス, ボルドー, マリアージュ, メルロ, 写真, 哲学, 樽, 熟成, 職人, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第19回 シャトー・スオウ(フランス・ボルドー地方) /モニーク・ボネさん(写真右から3番目) 彼女に何度かお会いして話した時の僕のイメージは、「職人的・求道的な造り手」という印象は殆ど無くて、「新しい、面白いアイディアを次々と出し、それをチームで形にしてくことを楽 […]
前回から続く「ワインの飲み頃」に関連したお話をさせて戴きます。ひとつ前のコラムでは、ワインには造られた時点でそれぞれ異なる飲み頃が設定されていること、でも保存環境によってその設定された飲み頃に到達するタイミングは変化する、という話を致しました。 では「保存環境」の違いというのはどういう考え方でしょうか。 皆さんは、CLUB30や他のワインショップで購入された […]
- 2019.12.28
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- イタリア, カリフォルニア, ゲヴュルツトラミネール, ソムリエ, テイスティング, トラミン, ピノ・グリージョ, フランス, 価格, 写真, 香り
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、白ブドウ6品種目は『ゲヴュルツトラミネール』。白ブドウ品種の中でも「個性的」という点でずば抜けた品種をご紹介していきます。何がずば抜けて個性的かというと・・・そのあたりは、次回以降で明らかになっていきますよ! まずは品種名の由来や主要産地からご紹介していきましょう。“ゲヴュルツ”はドイツ語を語源とし「芳しい」「香辛料のス […]
- 2019.12.08
- ワイン職人に聞く、10の質問
- アナヨン, スペイン, テンプラニーリョ, フレンチオーク, マリアージュ, ラベル, 写真, 哲学, 熟成, 生産者, 職人, 赤ワイン
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第13回 ドメコ・デ・ハラウタ(スペイン・リオハ地方)醸造家 セザール・マルティネセスさん(写真左から2人目) 『ワイン職人に聞く、10の質問』、13人目のワイン職人はスペイン伝統の名産地リオハの『ドメコ・デ・ハラウタ』より、5世代目の醸造家として活躍中の若き新世代 […]
毎月第1月曜日のワインコラムは、読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナーです。 今月は僕の大好きな原書房さん「食の図書館」シリーズから、9月に遂に発売されたこちらの1冊をご紹介。 『シャンパンの歴史』 (ベッキー・スー・エプスタイン著 芝 瑞紀訳 原書房/ 税抜2,200円)』です。 先月もシャンパーニュ […]
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第1回 イル・ヴァレンティアーノ(イタリア・トスカーナ州)当主のファビアーノ・チャッチ(写真左)さん 『ワイン職人に聞く、10の質問』は、イタリア・トスカーナ州の最高峰ワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の名手 『イル・ヴァレンティアーノ』から、当主のファビア […]
スマホでワインのラベルを撮影する時、ラベルが下の方に付いているボトルだとどうしても1枚目の写真のように婉曲してしまいますよね・・・。SNS等に載せるとき、これがイマイチ格好良くないのです。 そこで超簡単な撮影テクニック(と偉そうに言うほどのものでもないのですが・・)をご紹介!スマホを上下ひっくり返して撮影するだけで・・・2枚目のようにまっすぐに、しかもちょっ […]
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。 このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです! 取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英 […]