熟成

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ワイン職人に聞く、10の質問【第17回】ドメーヌ・デュ・ジョンシエ(フランス コート・デュ・ローヌ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第17回 ドメーヌ・デュ・ジョンシエ(フランス コート・デュ・ローヌ地方)/マリーヌ・ルッセルさん マリーヌさんは元グラフィック・デザイナーから実家のワイナリーを継いだいわゆる「異業種転職組」。親の代までのワイン造りをビオディナミの導入によって一気に転換。ワイナリー […]

ワインの保存環境について

前回から続く「ワインの飲み頃」に関連したお話をさせて戴きます。ひとつ前のコラムでは、ワインには造られた時点でそれぞれ異なる飲み頃が設定されていること、でも保存環境によってその設定された飲み頃に到達するタイミングは変化する、という話を致しました。 では「保存環境」の違いというのはどういう考え方でしょうか。 皆さんは、CLUB30や他のワインショップで購入された […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第16回】レッチャイア(イタリア・トスカーナ州)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第16回 レッチャイア(イタリア・トスカーナ州) /マウロ・パチーニさん トスカーナ州で高コストパフォーマンスのワインを造り出す生産者として長く評価される『レッチャイア』。Firadis WINE CLUBでの一番人気は断トツで『カベルネ・ソーヴィニヨン 2010年 […]

ワインの「飲み頃」はどう決まる?

ワインの「飲み頃」とは。 これは、永遠に正解の出せないワイン界最大のクエスチョンです。ワイン業界のプロフェッショナルと呼ばれる全ての人が、この姿の見えない敵と何十年も戦い続けていると言っても過言ではありません。 世の中に存在する全てのワイン1本1本に「最高の飲み頃・ピークの瞬間」があり、それは同じ生産年の同じワインでも、タンク単位・樽単位・果てはボトル単位で […]

「ネッビオーロ種について その3」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回からはイタリアワインの王様と称賛される『バローロ』『バルバレスコ』の原料として名高い『ネッビオーロ』種です。 このイタリア北部「ピエモンテ州」で栽培されている黒ブドウ品種は、非常に豊富な酸とタンニンが特徴的、熟成すると非常に華やかな印象となります。名前の由来は、産地のブドウ収穫期に頻繁に発生する「霧=Nebbia(イ […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第15回】ダヴィッド・エ・デュヴァレ (フランス・ロワール地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第15回 ダヴィッド・エ・デュヴァレ(フランス・ロワール地方) / セバスチャン・デュヴァレさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』、15人目の生産者はフランス・ロワール地方の海の玄関口、ナントにほど近いエリア「ミュスカデ」の造り手『デヴィッド・エ・デュヴァレ』。爽や […]

“オークチップ”って何だ??「樽のひみつ③」

今回はワイン業界(特に生産者側や大手メーカー)では誰もが知っていながら、実際にワインを楽しむお客様たちはその事実をあまり知らないこと、についてご説明をするこのコラムお得意の内容。「オークチップ」というものの存在についてお話をしたいと思います。 「オークチップ」とは??? オークチップ、直訳すれば“オークのかけら”です。前々回のコラムで書いた通り、ワインの熟成 […]

「ネッビオーロ種について その2」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回からはイタリアワインの王様と称賛される『バローロ』『バルバレスコ』の原料として名高い『ネッビオーロ』種です。『ネッビオーロ』は、ほぼイタリア北部の「ピエモンテ州」で栽培されている、いわば世界最高の土着ブドウ品種であり、というとことまでご紹介をしました。 さて、以前ご紹介したイタリアのもうひとつの代表的黒ブドウ品種、『 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第14回】フアン・ヒル(スペイン・フミーリャ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第14回 フアン・ヒル(スペイン・フミーリャ地方)/ オーナー ミゲル・ヒルさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第14回目は、今スペインで最も注目を集める産地のひとつ「フミーリャ」から『フアン・ヒル』が登場。当店を長らくご愛顧頂いているお客様でしたら、この生産者の […]

「樽のひみつ②」

さて、前回のマメ知識コラムに続いてワインの「樽」についてのお話しです。   前回は「樽」というものがそもそも何なのか、どんな材料で作られてきたのか。 そして、いつの時代からどのような目的で使われてきたのか、というお話をさせて戴きました。   続いて今回は…「樽」そのものの作り方や、 木材の産地についてのお話をさせて戴こうと思っていたのです […]

「ネッビオーロ種について」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、今回からは『ネッビオーロ』種です。イタリアワインの王様と称賛される『バローロ』『バルバレスコ』の原料として名高いこのブドウは、 超長期熟成に耐えうる、長命なワインを産み出す品種です。ちょっと特別なお祝いの時などにイタリア料理屋さんに行って、『バローロ』を飲まれたことがある方は結構多いのではないでしょうか。 さて、この品種 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第13回】ドメコ・デ・ハラウタ(スペイン・リオハ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第13回 ドメコ・デ・ハラウタ(スペイン・リオハ地方)醸造家 セザール・マルティネセスさん(写真左から2人目) 『ワイン職人に聞く、10の質問』、13人目のワイン職人はスペイン伝統の名産地リオハの『ドメコ・デ・ハラウタ』より、5世代目の醸造家として活躍中の若き新世代 […]

「ワイン樽のひみつ」

ワインで「樽熟成~ヶ月」というのをよく見るけど、「樽」って何でしょう?? これは先日お客様から、メールでリクエストを戴いたテーマ。 その時は気楽に「お題をありがとうございました、書きます!」と言ったものの、 「待てよ、これはものすごく奥が深くて大変なテーマじゃないか・・・」と焦りまして、 ここ1週間程、色んなワイン本をひっくり返したり、ネットで調べたり、を続 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第13回】シャトー・アントニャック(南フランス・ラングドック地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第13回 シャトー・アントニャック(フランス・ラングドック地方) 『ワイン職人に聞く、10の質問』第13回目、南フランス ラングドック地方リムーの『シャトー・アントニャック』にいつもの10問を投げかけました。 昨年開催したワインイベント「フィラディスワインフェス」の […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第12回】ジャコモ・グリマルディ(イタリア・バローロ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第12回 ジャコモ・グリマルディ(イタリア・バローロ地方) 『ワイン職人に聞く、10の質問』、12人目の生産者はシリーズ初のイタリア ピエモンテ州から『ジャコモ・グリマルディ』さんが登場です。 イタリアワインの王様的存在「バローロ」の地域において、 居並ぶ偉大なる巨 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第11回】バロン・デ・レイ(スペイン・リオハ地方)

ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー! 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第11回 バロン・デ・レイ(スペイン・リオハ地方) / ゴンサロ・ロドリゲスさん   『ワイン職人に聞く、10の質問』、11人目の生産者はスペインから。1985年の創業、伝統の古典的産地リオハではまだまだ若いワイナリー『バロン・デ・レイ』をご紹介です。 Firadisで […]

「ワインの添加物について、ちゃんと知りたい①「亜硫酸塩(前編)」

今回のコラムのテーマは、ワインを飲むのにあたって皆様にも是非知っておいて戴きたいこと。酸化防止剤、「亜硫酸塩=SO2」について、前篇・後篇に分けて2回お話をさせて頂きます。 WINE CLUB 30では先日、「亜硫酸塩添加の意味を正しく認識する」「同じワインで亜硫酸塩を添加する量を変えたら、香りや味わいに影響があるのか」という実験を行いました。今回は泡・白・ […]

「サンジョヴェーゼ種について その2」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回からはイタリアを代表する人気ワインのひとつ「キャンティ」の品種としても知られる『サンジョヴェーゼ』種。イタリア中部の「トスカーナ州」が最大・最高の産地であること、『キャンティ』系のワインに使用される品種として非常に名高いだけでなく、トスカーナ州最高峰のワイン『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』に使用されるブルネッロ種 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第10回】アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第10回 アルジャーノ(イタリア・トスカーナ地方) / リッカルド・ボージ さん 『ワイン職人に聞く、10の質問』記念すべき第10回目は、イタリア・トスカーナ州で世界中の注目を集める名生産者『アルジャーノ』。 サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%で造るロッソ&ブルネ […]

甘さのある食材・ソースと赤ワインを合わせるときは?豚肉のパプリカ炒めとのマリアージュ!

季節に合ったワインと料理の組み合わせをご提案するCLUB30のワインレシピ100選、第8回目となりました。 今回は、久々の中華風メニューをご紹介です。 忙しい日平日の夜でも15分程度で作れてワインにも合う、ヘルシーな1品です。   今回併せているワインは、豚肉・パプリカ・オイスターソースといった甘みのある食材に合うスペインワイン。 甘さがまろやかに […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第9回】ドメーヌ・ド・ラ・バスティード(仏コート・デュ・ローヌ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第9回 ドメーヌ・ド・ラ・バスティード(仏コート・デュ・ローヌ地方) / 栽培醸造家 ベルナール・ボワイエさん 本日のワイン職人は仏コート・デュ・ローヌからグルナッシュ&シラーの安旨ワインを提供してくれる 『ドメーヌ・ド・ラ・バスティード』のベルナール・ボワイエさん […]

ワインレッスン①「ワインの香り表現」、やってみませんか??

☆CLUB30と一緒に、「ワインの香り表現」、練習してみませんか? 久々のワインのマメ知識コラムは、数回にわたって「ワインの香り表現」について書いていきたいと思います。 ソムリエやワインアドバイザーが、果物や花、香辛料、動物の匂いまで使ってワインの香りを表現するのを聞いた事があると思います。(CLUB30の動画でも、そういった喩え表現でワインのイメージを伝え […]

「ミュスカデ種について その3」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、白ブドウの4品種目『ミュスカデ』種も今回で最終回となりました。 これまで触れたのは『ムロン・ド・ブルゴーニュ=ブルゴーニュのメロン』という別の名前、随一の産地がロワール河河口のペイ・ナンテ地域であること、この地ではもはや定番の製法「シュール・リー(酵母粕の上で熟成させる手法)」についてなど。今回はこの品種の最終回、『ミュ […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第8回】セパス・イ・ボデガス(スペイン リベラ・デル・デュエロ)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第8回 セパス・イ・ボデガス(スペイン リベラ・デル・デュエロ) / マイテ・ヘイホさん 今回も引き続き、スペインの生産者が登場。 1992年にトップレストランのソムリエールから転身、 自分が理想と考えるワインを具現化するためにワイナリーをひとり立ち上げた 『セパス […]

『ワインをもっと美味しく楽しむための、シンプルなやりかた』

今日は「ワインの変化」について書かせて戴きます。 先日、フィラディスがレストラン様向けに輸入している「2007年の熟成ボルドー(小売価格2,000円くらい)」を個人的に購入し、CLUB 30での数量限定販売の検討も含めて自宅で飲んでみました。 開けたてで飲むと、これがまあ香りも味もそっけないワインです。 正直、あまりおいしくはありません。 ・・・でも、熟成ワ […]

「ミュスカデ種について その2」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、前回からは白ブドウの4品種目『ミュスカデ』種。『ムロン・ド・ブルゴーニュ=ブルゴーニュのメロン』という別の名前、随一の産地がロワール河河口のペイ・ナンテ地域であること、などからご紹介触れました。そして、ちょっと残念な過小評価のイメージが定着しまっている品種、という話も。 では今回は、ロワールで『ミュスカデ』種でワインを醸 […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第7回】エレンシア・アルテス(スペイン テッラ・アルタ地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第7回 エレンシア・アルテス(スペイン テッラ・アルタ地方) / ラファエル・デ・ハーンさん 『ワイン職人に聞く、10の質問』第7回、『エレンシア・アルテス』。 オーナーであるラファエルさんのワイン造りに対する想いの一問一答、 それにしても濃厚な内容でした・・・・! […]

ワイン職人に聞く、10の質問【第6回】リーフェル(フランス・アルザス地方)

≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫ 『ワイン職人に聞く、10の質問』 第6回 リーフェル(フランス・アルザス地方) / 栽培醸造家 ルカ・リーフェルさん 本日はこのシリーズ初の産地、フランス・アルザス地方より『リーフェル』の登場です。 本当に本当に「きれいなワイン」という印象。 特に彼の造るリースリングは、僕はアルザス・リースリングの […]

水平試飲で見出される“ヴィンテージの全体像” (垂直試飲”と“水平試飲”の意味⑤)

“垂直試飲”“水平試飲”というテイスティングを実施する意義についての話、第5回目となりました!  まず“垂直試飲”とは、 「同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法」。 この“垂直試飲”をすることで見える、以下の2つのことについてお話をしてきました。 ●各ヴィンテージの特徴(作柄がどう表現されているか […]

「グルナッシュ種について その2」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、『Grenache グルナッシュ』第2回です。前回はこの品種の主要な産地がフランス コート・デュ・ローヌ地方の南部『シャトーヌフ・デュ・パプ』『ジゴンダス』などであること、 スペインでは『ガルナッチャ』の変名で広く栽培されていることなどをご紹介しました。 さて、と書いたばかりでなんなのですが・・・実はこの『グルナッシュ』 […]

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